ジグ・ルアー

エコギア熟成アクア スイムシュリンプで釣る。熟成シリーズの効果

テンヤマダイで、冷凍エビの代わりにワームを使うならどうなのか。エコギア熟成アクア スイムシュリンプは、エビ餌と使い分けながら、誘いとフォールを試したいときに持っておきたいソフトルアーです。

私が便利に感じたのは、回収して形が残っていれば、付け直す手間を抑えて次の投入へ移れること。ただし、交換しただけでアタリが増えるわけではありません。付け方と底の取りやすさを整えてから、落とし方を変える。この順番で使う方が、何を試しているのか分かりやすかったです。

ここでは4インチを中心に、サイズの選び方、オーバルテンヤへのセット、誘い方、液漏れを避ける保管までまとめます。

熟成アクア スイムシュリンプの特徴とサイズ

4インチは96mm・6本入り。3インチも選べる

サイズは3インチ/80mm・8本入りと、4インチ/96mm・6本入りの2種類。ひとつテンヤでエビ餌の代わりに使うことを想定した、エビ型のソフトルアーです。サイズとカラーはスイムシュリンプの製品ページで見比べられます。

この記事で扱う4インチから始める場合も、テンヤのハリに対して身が余りすぎないかを見てください。小さく見せたいときには3インチが候補になりますが、ワームだけ小さくして大きなハリへ無理に押し込むのは避けたいところです。

サイズ選びの目安

  • 4インチ:まず基準にして、テンヤへの収まりと魚の反応を見る。
  • 3インチ:シルエットを抑えたいときに、ハリの大きさも合わせて試す。

シャクった後のスライドと、巻いたときの控えめな動き

特徴は、テンヤが沈もうとする力を受けながら動く形状と、スイミング時になびく平たい触角です。大きく水をかき回す動きだけに頼らず、落下と巻きの両方で誘えるところが使いどころになります。

ただ、袋から出したままの形がよくても、ハリに刺して胴が曲がれば別の話です。動かし方を工夫する前に、まっすぐセットできているかを見ておきます。

投入前に見るところ

  • 胴が左右に曲がっていないか。
  • ハリ先が身に埋もれていないか。
  • 触角などがハリや糸に絡んでいないか。

冷凍エビと比べて便利だったところ、気になるところ

付け替えの手間は減らせるが、傷みの確認は必要

冷凍エビが崩れて付け直しに時間を取られる場面では、ワームという選択肢があると助かります。私も、誘って回収したときに胴が残っていれば、刺し位置を確認して再投入できるのが楽でした。手が止まる時間が短くなると、同じ誘いを続けて試しやすくなります。

一方で、見た目が残っていることと、きちんとセットできることは別です。何度か使ったものは刺し穴が広がり、持ち上げると頭側がずれることがありました。ハリの軸に沿って固定できなくなったら交換。針持ちのよさを期待して、傷んだまま使い続けないようにしています。

釣果の優劣より、同じ仕掛けで反応を比べる

スイムシュリンプと冷凍エビのどちらが釣れるかは、気になるところです。ただ、別の船の釣果や、その日の総数だけでは、流した場所、釣り座、テンヤの重さ、誘い方まで揃いません。自分の仕掛けで、何を替えたときに反応が変わったかを見た方が次の釣りに生かせます。

私なら、底を取れる重さを決めてからエビとワームを替えます。最初から色も号数も誘い幅も変えてしまうと、アタリが出ても何がよかったのか分からないからです。

下の写真は、吉田裕樹プロの釣果として紹介しているものです。大型魚の写真には期待が膨らみますが、自分の釣りでは釣れた数だけでなく、アタリが出た位置やタイミングも見ておきたいです。

価格だけでなく、液の管理まで含めて選ぶ

購入費用は販売価格と入り数を見て比べたいところです。私は、付け替えの手間を減らせる点には魅力を感じますが、根掛かりでテンヤごと失えば、その分まで得になるわけではないと考えています。

また、袋を開ければ終わりではなく、保存液を漏らさず運ぶ準備が必要です。普通のワームと一緒にケースへ放り込める手軽さを求める人には、この管理が手間になります。冷凍エビをすべて置き換えるより、まずは使い分ける分だけ用意すると取り入れやすいです。

オーバルテンヤへの付け方と重さの決め方

先にハリを当てて、抜く位置を決める

オーバルテンヤは、ソフトルアーとエビ餌の両方を使えるテンヤ型ジグヘッドです。フリーフォールとテンションフォールで沈み方が変わるため、落とし方の比較にも使いやすい組み合わせです。ハリにはMとLがあり、オーバルテンヤの製品ページでも形とサイズを確認できます。

セットするときは、まずワームの横にハリを当て、ハリ先を抜く位置を見ておきます。頭側から軸に沿って通し、身を縮めたり引っ張りすぎたりせず、胴が自然に伸びる位置で抜きます。

私も最初は、外れないようにと頭側を強く押し込み、胴を少し詰めてしまいました。船べりで短く引くと、素直に付いてくるはずのワームが横へ傾く。いったん抜いて刺す位置を合わせると、同じように引いても姿勢が落ち着きました。釣れない理由を色に求める前に、見るところがありました。

セット後の確認

横と上から胴の曲がりを見て、ハリ先の出方を確認します。孫バリを使う場合は、その仕掛けの推奨位置に合わせ、身を引きつらせないようにします。

重さは潮速の数字より、着底が分かるかで調整する

水深だけ、あるいは潮の速さだけでテンヤの号数を固定しない方が使いやすいです。同じ水深でも、船の流れ方や糸の太さ、風で出る糸ふけによって底の取りやすさが変わります。最初の重さは船長の案内を目安にし、着底を捉えられなくなったら、回収して重さを見直すのが基本です。

船から斜めに糸が出ていく場面で、私は一度、軽いテンヤのまま糸を足し続けてしまいました。最初の着底は分かっても、誘った後にいつ底へ戻ったのかが曖昧になり、気づけば糸ばかり出ていました。

そこで回収して一段重くすると、落下が止まる感触を拾いやすくなりました。すぐに魚が釣れたわけではありませんが、少なくとも底を切って誘い直せる状態には戻せた。その違いは大きかったです。

重さを見直す目安

  • 糸を送り続けても着底が分からない。
  • 誘った後の底への戻りが捉えられない。
  • 糸の角度が大きくなり、周囲の仕掛けへ近づく。

反対に、十分底が取れていて落下をもう少しゆっくり見せたいときには、船の指定範囲内で軽くする余地があります。軽さを優先するのは、底を見失わない範囲です。

スイムシュリンプの誘い方と、アタリがないときの修正

小さく持ち上げ、落として反応を見る

初めは、大きく激しくシャクるより、着底から小さく持ち上げて落とす動きを基準にすると変化をつかみやすいです。元の位置へ落としたつもりでも、船が流れていれば仕掛けとの距離は変わります。底に戻ったかを確かめながら続けます。

二段階で誘い上げる方法も使えますが、常に二段が正解というわけではありません。一段の持ち上げで触るならその幅を続け、反応がなければ二段にして、見せる高さを変えてみます。

誘いの基本手順

  1. 着底を捉え、余分な糸ふけを取る。
  2. 穂先を持ち上げてテンヤを底から離す。
  3. 穂先を送り、落下中の糸と穂先の変化を見る。
  4. 再び底を捉えたら、長く置かずに誘い直す。

フリーフォールとテンションフォールを使い分ける

糸を張らずに落とすフリーフォールと、軽く張りを残して落とすテンションフォールでは、ワームの進み方もアタリの拾い方も変わります。落下中の変化を見失うなら、まず張りを残す落とし方を試してみてください。

実釣で気になった糸ふけ

私が困ったのは、誘い上げた後に糸を緩めすぎ、触ったような感じがあっても合わせが遅れることでした。そこで、穂先を一気に下げず、重さを感じるか感じないか程度に送りながら落としました。途中で穂先が押さえられ、糸ふけを取って合わせるとマダイが掛かりました。

このときは、強く誘うことより変化を拾える状態を保つことが自分には合っていました。ただ、糸を張りすぎれば仕掛けが手前へ寄るので、毎回同じ場所へ真下に落ちているつもりにはならないようにしています。

また、小さなアタリがすべてマダイの食い込みとは限りません。掛からなければ一度回収して、ワームのずれやかじられ方を確認します。見えない水中の様子を決めつけず、戻ってきた仕掛けも判断材料にします。

反応がないときは、一つずつ変える

底が取れているのに触らないときは、誘い幅、落とし方、巻きの有無を順番に変えます。底から少し離してゆっくり巻く方法も候補ですが、根の起伏がある場所で底を引きずり続けるのは避けます。

色やサイズを試すのは、その後でも遅くありません。色を替えた直後の一匹だけで、その色がいつも有利とは決めない。同じ誘いを続けたときにも触るかを見た方が、自分の使い分けを作りやすいです。

ロッドも、柔らかければ食い込みがよいと決めるより、使うテンヤの重さに対応し、着底と誘いを扱えるものを選びます。魚を掛けた後の追従性は役立ちますが、柔らかい竿だけで根掛かりを避けられるわけではありません。

⚠ 注意:船上で投げる前に周囲を確認

キャストは船長の指示と釣り座の条件に従い、人や他の仕掛けが近いときは投げないでください。まず足元へ落として釣りを組み立てても、誘い方の比較はできます。

保存液の管理と、釣行後の片付け

熟成アクアは、乾燥させず、使ったものを未使用品へ戻さないことが保管の基本です。保存液に浸した状態で、高温や直射日光を避けて保管します。詳しい扱い方はメーカーの使用・保管上の注意も参照できます。

パッケージは完全密封ではないため、釣り場へは密閉容器へ移して持っていくと扱いやすくなります。私は、未使用品の容器と使用済みを分ける入れ物を先に用意する方が、帰ってから迷わず片付けられました。

保管で気をつけること

  • 保存液に浸し、乾燥を防ぐ。
  • 使用済みを未使用品と混ぜず、雨水や水滴も入れない。
  • 他のワームや別の液体を混ぜない。
  • 車内など高温になる場所へ置きっぱなしにしない。

液が衣服に付くと落ちにくい場合があります。容器の外側とふたの周囲を拭いてから収納すると、バッグの中へ持ち込む汚れを減らせます。

傷んだワームや残った液は釣り場へ捨てず、持ち帰ります。使い終わったものまで片付けられるようにしておく方が、次の釣行でも気持ちよく使えます。

まとめ:最初は冷凍エビと使い分ける一本に

熟成アクア スイムシュリンプを試すなら、まずは冷凍エビと一緒に用意して、同じテンヤで反応を比べるところから。まっすぐ付ける、底を取る、落とし方を変えるという順番にすると、次に何を調整すればよいか見つけやすくなります。

まとめ

  • サイズとハリの収まりを合わせる。
  • 着底が曖昧なら、糸を足し続けず重さを見直す。
  • アタリが拾いにくければ、張りを残して落とす。
  • 保存液と使用済みの管理まで準備する。

エコギアのワームを試す面白さは、エサを替えるだけでなく、自分の誘いで反応を探れることにもあります。最初からすべて揃えず、一つのサイズから扱い方を覚えていくと無駄が少ないと思います。

同じ熟成アクアシリーズの使い方は、こちらにもまとめています。

エコギア熟成アクア バグアンツで爆釣する。インプレや最強の使い方、釣果について。

エコギア熟成アクア バグアンツで爆釣する。インプレや最強の使い方、釣果について。

あとがき:釣れた一匹の前に、何をしていたか

スイムシュリンプを使い始めた頃は、正直、冷凍エビより釣れるかどうかがいちばん気になっていました。エビを付ける手間が減って、しかもよく釣れるなら、それだけで持っていく理由になる。道具を増やすときの期待としては、かなり分かりやすいものだったと思います。

ところが、いざ使うと、アタリがない時間に落ち着いていられませんでした。今の色が悪いのか、誘いが小さいのか、やはりエビへ戻した方がよいのか。周りで竿が曲がると、手元に残っているワームが急に頼りなく見えてくる。さっきまで期待していたのに、ずいぶん勝手なものです。

そのときの自分を振り返ると、一つの使い方を見切るまでが早すぎました。少し触っただけで誘いを変え、反応がなければ色も替える。何かをしている感じはあるのですが、前の投入と次の投入で条件が違うので、釣れなかった理由も自分で整理できなくなっていました。

胴を詰めて刺してしまった場面も、気持ちは似ています。早く次を落としたくて、ハリに付けば十分だと思っていたんですね。船べりで動かして、横へ傾く様子を見て、ようやく手を止めました。形を整える時間が惜しかったはずなのに、そのまま何度も落としていた時間の方が、よほどもったいなかったと思います。

ただ、きれいに付け直したからといって、そこから連発したわけではありません。その点は今でも覚えておきたいです。道具の状態を整えることと、魚が口を使うことは別にある。自分で直せるところを直しても、反応がない時間は残ります。その時間まで商品のせいにすると、結局、落ち着いて試せる道具がなくなってしまいます。

落とし方を変えて掛かったマダイも、嬉しさの一方で、少し引っかかるところがありました。糸の張り方がよかったのか、そのとき魚が回ってきたのか。水中を見たわけではないので、一匹だけで答えは出ません。でも、アタリの前に自分が何をしていたかは覚えられます。穂先をどう送ったか、糸がどのくらい緩んでいたか。次にもう一度試せるのは、そういう部分でした。

それからは、釣れた色の名前だけを残すより、アタリが出るまでの操作を一つ覚えて帰る方が、自分には役立つと考えるようになりました。全部を細かく記録するのは続かなくても、今日は落とす途中で触った、底へ置いたときは反応がなかった、という程度なら思い出せます。

冷凍エビへ戻すことにも、以前ほど抵抗がなくなりました。せっかく買ったワームだから最後まで使わないと損だ、と少し意地になっていたところもあります。でも、エビの方で触るなら、それもその日の大事な情報です。両方を持っていけば、使うものを選び直せます。選び直せる余裕がある方が、ワームも丁寧に試せました。

次は、反応が出た後に、同じ誘いをどこまで続けられるかを意識したいです。嬉しくなると、つい動かす幅まで大きくなってしまうので。釣れた一匹を特別な成功談にするより、その前の操作をもう一度できるようにしたい。スイムシュリンプは、そんな自分の手の動きまで気にするきっかけになった道具です。

当記事が参考になりましたら 釣りブログ応援クリックをお願い申し上げます。   にほんブログ村 釣りブログへ にほんブログ村

※当サイトはサイトを維持していくためにアフィリエイト広告を利用しています。

-ジグ・ルアー

Copyright © fishing-fishing.com , All Rights Reserved.