フィッシュワゲットとは、マルキューから発売されているエサで、輪にハリを通すだけで簡単にハリ付けでき、エサ持ちが優れている初心者でも非常に使い易い万能エサです。
ワゲットの特徴と評価を見ていきましょう。
使っても釣れないと嘆いている人のためにその理由と対策方法をご紹介します。
目次
ワゲットとはどんなエサ?
ワゲットの種類
ワゲットには色が赤、黄、白の3色あります。それぞれに異なる素材が使われています。
そしてサイズが3種類で合計9つの種類から対象魚にあったワゲットを選ぶ必要があります。
マルキュー(MARUKYU) フィッシュワゲット M コーボイエロー
このエサの一番の特徴は、とても使いやすいということです。
円筒形のエサを容器から取り出し、釣り針に通すだけですぐに使えます。
エサを手でこねる必要がないので、手も汚れにくく、エサ付けが苦手な方でも安心して使えます。
釣り針には1つだけでなく、数個付けることもできるので、魚の大きさに合わせて調整できます。
また、このエサは川や池、湖での釣りはもちろん、海での堤防釣りや本格的な磯釣りまで、どんな場所でも使える万能エサです。
特に海釣りでは、生のオキアミと一緒に使うとより効果的です。
サイズは極小のSS、小さめのS、中サイズのMの3種類があり、使う釣り針の大きさに合わせて選べます。
色は3種類あり、エビの成分が入った「エビレッド」、魚を集める効果のある酵母入りの「コーボイエロー」、アミノ酸配合の「アミノ酸ホワイト」から選べます。
エサ持ちが良いのも特徴で、長時間釣りを楽しめます。
また常温で保存できるので、他の釣り道具と一緒に保管しておけば、急に釣りに行きたくなった時もすぐに使えます。
初めて釣りをする方から、ベテランの方まで、幅広い方におすすめのエサです。
サイズ別の選び方
以下をご参照ください。
【対象魚】
SS・・・小ブナ、モツゴ(クチボソ)、モロコ、金魚、豆アジ
小さな針につけるのに最適なサイズです。
S・・・フナ、オイカワ、ウグイ、小アジ、小サバ、イワシ
一番使いやすいサイズです。
M・・・クロダイ、アジ、サバ、アイゴ、鯉、フナ
中型魚やエサ持ち重視したいときに使います。
色の選び方
色の選び方としては、エビを主食とする海の魚はレッドを主体にします。
淡水魚には、目立ち易いイエローが有効です。
どちらも共通して使い易いのは、ホワイトになります。
アジのサビキ釣りのサビキにワゲットを通してあげるだけで、ただのサビキよりも釣果がよくなります。
ただしエサ付けが手間であるのと、エサが固くて吐き出してしまうこともあります。サビキ釣りとはいえ少し竿であわせを入れてあげることをオススメします。
おすすめのサビキはこちらです。少々お高いですが、リアルなアミエビ感が有効です。
カワハギ狙いであれば
ワゲットのイエローのSサイズが使い易いです。
ワゲットが釣れない場合は、硬くて食い込んでいない可能性があるのでパワーイソメミニの桜色がおすすめです。
ワゲットでハゼは釣れない事もないですが、カワハギと同じくパワーイソメミニのほうが釣れます。
言ってしまえば、青イソメのほうがさらに釣れます!動くものに反応しやすい魚は、ワゲットのようなエサは不向きかもしれません。
淡水の小鮒やクチボソを狙う場合はワゲットのSSイエローをさらに半分にしてタナゴ針を使うと非常に良く釣れます。
さらに釣果を伸ばすならば
タナゴグルテンかいもグルを使うといいでしょう。
淡水の万能エサですね。
常温保存可能で便利でつけやすい形状ですが、総合評価としてはあくまでサブのエサとして利用するのがいいと思います。
エサがなくなってしまった場合や他のエサとの併用で使うのが理想的です。
魚が釣れないわけではありませんが、釣れるエサは他にもあるなといった感じです。
ワゲット詰め替え
ワゲットはケース付きですのでそのままでもいいのですが、いろんなカラーを試したいこともあって全ての色を混ぜ合わせたワゲットミックスを作って使用しています。
入れ物は、スターバックスのケースにしてちょっとおしゃれなエサの缶詰にしてみました。
ワゲットは、湿気やすく、べちょっとなってくっついてしまうため、使わないときは密閉に優れた容器で保存します。
エコギアのアクアミニボトルに入れておくと湿気ることなく長持ちします。
使い方の追記
ワゲットの特徴である、輪っかに針を通すのが一般的な使い方なのですが、エビ釣りでは、水を加えて練りこみ、練り餌として使う方が多いようです。
そのままの形では、少々硬すぎるようです。
少し柔らかくしてあげることで、魚の食いが良くなります。チヌ釣りに使う練りエサは、水を加えて練りこむことで弾力を加えて魚に違和感を与えずに食い込ませるようにしていたりします。
モツゴやオイカワなど、口の小さい魚にも水を加えた練り直しは効果的でしょう。
ワゲットでは釣れない理由
水温が釣果に大きく影響することをご存知でしょうか。
特にワゲットは水温が15℃を下回ると効果が落ちやすい傾向にあります。
春先や秋口など、水温の低い時期は魚の活性も下がってしまうため、エサへの反応も鈍くなってしまいます。
仕掛けの選び方が重要なワケ
ワゲットを使う際は、仕掛けの選択が非常に重要です。
浮力の強すぎるウキを使うと繊細なアタリを見逃してしまいますし、水流に合わないオモリの調整は、ラインのたるみを生んでアタリが分かりにくくなります。
また、大きすぎる針を使うと、魚がエサを食べづらくなってしまいます。
見逃しやすいアタリのサインを見極めよう
ワゲットは柔らかいエサなので、魚が一口で食べてしまうことが多いのが特徴です。
そのため、アタリが一瞬で終わってしまい、見逃してしまうことがよくあります。
釣果アップのための具体的な対策
まずは水温15℃以上の時期を狙って釣行することをおすすめします。
針は小さめから始めて、様子を見ながら調整していきましょう。
エサの工夫と場所選びのコツ
ワゲットは単体で使うだけでなく、水を加えて練りこんだり、他のエサと組み合わせたりすることで効果が高まります。
また、長時間釣果がない場合は、思い切って場所を変えてみることも大切です。
魚のいない場所では、どんなに良いエサを使っても釣果は期待できません。
これらのポイントを意識して釣行することで、ワゲットを使った釣りの成果は必ず上がってきます。
釣りは経験を重ねることで上達していくものですので、焦らず継続的に挑戦することが大切です。
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