チヌの好む成分を大量に配合した新製品です。
チヌパワーVSPの特徴を見ていきましょう。
ウルトラバイトアルファという、フェロモン系の特殊な誘引剤を配合しており、チヌの食いを持続させます。
また、同じ場所に足止めするためのMP酵母を配合を配合しています。
オキアミを加えるだけで完成するため場面を選ばず、使いやすいエサです。
遠投が可能で、
練りこめばポイント釣法にも利用できます。
魚を浮かせたいときは、マキエを切るように海面に撒き底に溜めたい場合は、塊で撒きます。
粒の大きなコーンやムギが配合してあるため視覚的な作用もあります。
チヌパワーVSPの粒はこんな感じですね。
粒の量は少なめですが、黄色のアピールを感じます。 pic.twitter.com/jvdS7CDCX6
— ITR Fishing (@ITR59630363) March 19, 2019
黄色のムギは練りエサとの相性も高めてくれます。
激重よりも使いやすく、ナンバー湾チヌⅡよりも集魚に優れた製品です。
ブレンドとしては、
爆寄せチヌでさらに集魚成分を高めるか
白チヌの濁りで誘うのが良いかと思います。
夏場はオキアミ量を1キロから1.5キロこれに激荒を加えるのがいいかと思います。
冬場は、オキアミ3キロか、アミエビを加えて集魚力をアップしましょう。
チヌにこれだ!をいれるのもいいと思います。
ブレンド例としては
ブレンドするならば
磯釣りならチヌパワームギスペシャルがいいと思います。
色付けされた白や黄色の麦が、海中でヒラヒラと落下していくので、チヌの好奇心のそそります。
そこにチヌパワーVSPの集魚性能と遠投性がプラスされるため、沖合の根や、かけあがりなど海底の変化のあるポイントを的確に狙い打ちできます。
潮の流れが速い場合は、
一つは完全に底にポイントを作ってしまう方法と
濁りを潮の流れにのせてチヌを誘う方法があります。
そこにしっかりポイントを作るには
MPや激重を1/3 袋ほど入れて粘りと重さを付けてあげます。
そのいっぽうで
比較的海水の透明度が高い場合などは濁りが効きます。
潮の流れにマキエの煙幕をのせてその延長線上にエサを流していきます。
この時につかうブレンドは
白チヌです。
通常の白チヌで十分です。
V10白チヌSP
こちらのほうが
見た目的には魚集性能が高そうに見えますが、
実際の集魚は通常の白チヌのほうが実績があります。
発売が先だったこともあるのですが、
チヌパワーのように使い込まれているエサは
強いものです。
まずは新製品のチヌパワーVSPの実力を見るためにも
単品にオキアミプラスしても激荒かアミエビ
で様子を見るのがいいかと思います。
そのほうが、エサ自体の特性を理解しやすく、
将来的にチヌパワーVSPを使いこなしやすくなるかと思います。
チヌパワーVSPは、水を加えても膨らみにくい性質です。そのため、瀬戸内チヌやV9遠投などの増量するエサに比べて、同量のエサを撒いた場合の集魚効果は高くなります。
しかし、多くのエサを必要とするため、短時間で釣りたいトーナメントや、ここぞと決めた時に使用するのが良いかと思います。
コスト面を気にしなければ、何の問題もありませんが、チヌが口を使わない時間帯にいくらエサを撒いても、もったいなく感じますので…
チヌエサでは、ウルトラバイトアルファが使用されているのが、このチヌパワーVSPとチヌパワーV10白チヌスペシャル、そしてメガミックスチヌです。
正直なところ、このウルトラバイトアルファの恩恵を受けたなーという日はないため、どれほどこの効果があるのかは、わかりませんが、食わせエサにアミノ酸α(ウルトラバイトアルファ配合)をまぶすとあたり数が増加すると感じるため、多少なりとも効果はあるのではないかと思います。
このウルトラバイトアルファの相乗効果を活かすブレンドは以下のようになります。
チヌパワーVSP 1袋+メガミックスチヌ+オキアミ3kg +活きさなぎミンチ激荒
集魚成分が抜群のメガミックスを加えることで、さらに集魚することができるようになります。
このブレンドを使うときは、近くにトーナメンターのようなエサを撒きまくる人がいる場合や、周りにたくさんの人がチヌを狙っている場合に有効です。
チヌパワーVSPのまとまりと程よい煙幕感があれば、単品の仕様でも十分にチヌを釣ることは可能です。中層から底にかけてのフカセ釣りであれば、単品使用。水深があれば、激重かナンバー湾をブレンドしてみてください。
チヌのフカセ釣りは、ただただ寄せるエサを撒けば釣れるというのではなく、チヌを寄せてクワセのサシエをいかに自然に食わせるかが重要になります。
周りの状況とその日状況を考慮して配合エサを選んでみてください。
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