チヌパワーとチヌパワー徳用は、チヌ釣りをする人にとっては一度は手に取る製品ではないでしょうか。
クロダイ(チヌ)を釣るにはなくてはならない存在です。
チヌパワーの最大の特徴は、なんといってもその集魚性能でしょう。
チヌパワーの内容
酵母、さなぎ、ウニ、ムギが配合されており、チヌにとってはまさにフルコースとなっています。
また、エサ自体に粘りがあるため柄杓を使った遠投での釣りが可能になります。
全国でその釣果が認められています。
さて、これほどまでに釣れるエサであれば、単品でも十分に使えます。
ただしチヌパワー単品だと集魚性能は抜群で魚は寄りますが、そこから魚をサシエに向けることが難しくなってしまいます。
そこで名手は様々なブレンドを試し、自分にあったブレンドを見つけているのです。
チヌを釣るコツは、いいエサを使うことではなく、道具から釣り場、潮などトータルバランスが重要なのです。
基本的にはチヌは海底付近をうろうろしながらエサを探しています。
そのため、かかり釣りや紀州釣りフカセ釣りのポイント釣法など底を意識した釣りとなるため、比重のある他の配合エサ例えばチヌパワー日本海やチヌパワー激重を加えたりします。
2015年4月7日
フィールドスタッフ石黒 昌浩氏による釣果を見てみましょう。
三重県
四日市市霞一文字沖堤防
ロッド:MH-5m、リール:2500番(LBD)、ライン:2号、ウキ:超遠投小4B、オモリ:5B+B、ハリス:1.5(フロロカーボン)号、ハリ:2(カラー:オキアミ、黒)
・当日の釣況、エサ取りの種類、水深、ヒットするまでのプロセス、今後の見通し・・・など
訳あって2カ月ぶりの釣果報告となります。
仲間からは情報を貰っていて明らかに2カ月前とは状況が悪くなっていました。大量の鯖やカサゴやフグの餌取りが激減して付け餌のオキアミが冷たくなって無傷で戻ってくることが多くスタートからの下げ潮は底潮だけが左に流れ付け餌が安定しない状態でした。
ハリスにG5を付けた第一投目で1枚ゲット出来ましたが後が続かず爆風となり12時過ぎで撤収しました。
・(1)配合エサ(ブレンドパターン)
「チヌパワー日本海」(0.5袋)+「チヌパワースペシャルMP」(0.5袋)+「チヌパワー徳用」(1袋)+オキアミブロック1.5kg
・(2)付けエサ
「くわせオキアミスーパーハード」、「くわせオキアミ食い込みイエロー」、「エサ持ちイエロー」、「食い渋りイエロー」
(3)ヒットエサ
「くわせオキアミスーパーハード」と「エサ持ちイエロー」の複合餌
・(4)セレクトした配合エサ、付けエサの選択理由と期待する効果、実際の感想
纏まりを重視した配合ですが、ベタ底より少し魚が上ずっている感じでしたので練り加減を少し緩くして気持ちバラケを意識して、投入時も杓で硬め過ぎないように加減しました。ほぼ底近辺で当たりが出ているようですが時に底から1メートル上で食ってきている事もある様なので、練り加減でのコマセの効かせ具合のコントロールは有効かと思います。
水温低下で食い渋った状況ですので「食い込みイエロー」の頭と尾羽を取ったコンパクトな付け餌など小さめの付け餌が良さそうです。
続いて青森県からです。
青森県
今別町袰月漁港
マルキユーテスター森内 清治氏による報告です。
当日はウネリが高く磯は無理なので漁港の先端で8時スタート、ウキ下約7メートルオキアミを付け投入、仕掛けを回収するとハリが無い。くわせダンゴで包み投入、アタリがあり20センチ位のフグ、しばらくフグ、タナゴのアタリが続いたのでウキ下を1メートル位深く取って底に仕掛けを這わせるとダンゴごと持って行くアタリで本命がヒットその後またエサ捕りが多く12時近くに少し固めに握ったくわせダンゴを持って行くアタリがあり良型がヒット、14時30分まで粘るがアタリ無いので終了。
配合エサ
「チヌパワー激重」1袋、「チヌパワーMP」1袋、「チヌパワー」1袋、「ニュー活さなきミンチ激荒」1袋、「ムギコーン」1袋、オキアミ1.5キロ
付けエサ
「チヌパワーくわせダンゴ」
となっています。
どんな配合エサとも相性良く
様々な場面で活躍してくれるチヌパワーをぜひブレンドに入れてみてください
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