ヘラブナ

サナギパワーとブレンドについて。へらぶな釣りのセットエサ紹介

2019年1月18日

サナギパワーにはその名前の通りさなぎが大量に配合されています。

その特徴とブレンドを見ていきましょう。

近年の大会や釣果情報をみると、多くの人が粒戦や細粒などの動物系のたんぱくを多く含んだペレットを使用していることに気が付きます。

 

 

しかしこれによってヘラブナがペレットエサには慣れてしまい、エサとしての認識はするものの、ペレットを多く打ったからといって集魚性能が上がるということはなくなる傾向にあります。

 

 

そこに次に効く成分がサナギなのです。集魚性能の高いサナギが大量に配合されているということは、ヘラブナを寄せる効果がかなり高めてあることがわかります。

 

加えて、粒のサナギや粉末のサナギなど、大きさの違うサナギを配合することで、エサの開き方や粒子の落下にも変化をつけることができます。それによりアピール度も高まります。

 

 

現代の釣りに使われる粒戦や細粒、とろスイミーといったエサとの相性も良く、粒戦の粒の落下を追いかけるようにサナギパワーのサナギの粒が落下していき、食わせエサに誘導します。

 

 

また、サナギパワーの開き、バラケ性能は最大に設定されており近年の傾向をふまえた開くエサという条件を満たしています。

 

単にひらくエサであれば、マルキユーのバラケマッハでもよさそうですが、開くエサの欠点であるエサ付けの難しさがでてしまいます。その点を克服したのがこのサナギパワーでしょう。

 

 

 

サナギパワーはバラケ性能が最強でありながら、実際に作ってみると想像以上にまとめやすく、開くエサなのに持たせ加減のコントロールがしやすくなっています。現代セットのバラケエサの軸となる縦方向のバラケ性能は強力な武器となるでしょう。

 

また、過度な横方向へのばらけ方を抑えてあるため、タナが上ずりにくく食わせエサに当たらせることが可能となりました。

 


ヘラブナの活性に合わせて、へらが積極的にエサを追うときには早く落下する粒に反応しますし、活性が落ちた場合は、落下する小さな粒子がヘラブナを呼び込んでくれます。

 

 

このバラケエサの特徴の重さにも重要な点があります。

 

それは、確実にタナまでエサが届いてくれるということです。

 

 

冬場であれば抜きのセットをする人も多いでしょう。そういった場面で、エサがタナまで届かず、上層で風と波の流れのって食わせエサのある地点からずれていることはよくあるものです。このエサであればそういった心配もありません。

 

 

 

もう一つペレット系のエサと比べて大きな違いは、エサに粘りがでにくいことです。

 

これはどのえさにも言えますが、手直しなどエサをいじればどうしても粘りが出てしまいます。この粘りが本来のバラケの開きの邪魔をしてしますことも多いですが、サナギを多く含み油分の多いサナギパワーは粘りが出にくいえさとなっています。

 

 

 

 

管理釣り場向けのバラケエサ

(低活性時)

粒戦 50CC+とろスイミー50CC +水150CC +サナギパワー150CC+セットアップ150CC

管理釣り場向けのバラケエサ

(高活性時)

粒戦100CC +とろスイミー100CC +水200CC +サナギパワー200CC +セットアップ 200CC

 

このブレンドであれば、

チョーチンウドンセット釣りや浅ダナのセットでも使えます。

 

 

 

 

浅ダナのセットで抜きのセット

特に厳寒期に使用する場合

粒戦100CC  +とろスイミー50CC +セットガン100CC +水200CC +サナギパワー100CC +セット専用100CC +軽麩100CC

が使いやすいです。

ヘラブナは落下してくるエサに反応しやすく、動いているエサをしっかりと見ています。

そのため、活性の落ちた時ほど食わせが止まっている、すなわちエサがぶら下がっている状態は違和感になるのです。

 

自然にエサを落下させることも考えてバラケエサをあえて抜いてしまうということが、抜きセットの考え方です。

 

 

 

 

 

 

 

チョーチンウドンセットの持たせ系の釣り

粒戦100CC +とろスイミー50CC +水200CC +サナギパワー200CC +段底 200CC

チョーチンウドンセットの持たせた釣りのコツは、バラケエサをやや大きめにつけてイメージするタナまでしっかりともたせて、ウキのトップが沈没したら誘いをかけて食わせエサを動かしてあげることです。

 

浅いタナの抜きセットと同じようにヘラブナは動くエサによく反応します。そこで縦誘いを入れてあげることでエサを自ら動かすことができるのが、チョーチン釣りのメリットともいえるでしょう。

 

 

 

 

 

段差の底釣りの場合、

粒戦100CC +とろスイミー50CC +水200CC +サナギパワー200CC +段底400CC +カルネバ100CC

 

バラケエサは、しっとり系のボソタッチから入るのが基本で、タナまでしっかりめ、まとまりのあるものが中心です。

 

ポイントはエサ付けで、落下中の開きは抑えるため、表面の凸凹をできる限りなくし、中はソフトにタナで開くようにします。

タナに入ってからエサが膨らみ、ぽろぽろとエサがこぼれ落ちてくるようなイメージです。


サナギパワーはセット釣りの技術を大いに高めてくれるエサとなると思います。

 

自分の普段使っているバラケエサのアレンジに加えてみるのもいいのではないでしょうか?

 

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