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グルテンダンゴ GD 紹介。両ダンゴの主役になる麩。ヘラブナ釣り

2019年1月19日

グルテンをダンゴベースエサに配合し、エサ持ちを良くしたグルテンダンゴです。

これからの時期の両ダンゴに入れて新たな領域に挑戦しましょう。

 

 

マルキューより発売です。

濃い目の紫色のパッケージに金色の文字が高級感を出しています。

中央にはGDとグルテンダンゴの頭文字が並んでいます。

 

麩エサの中では珍しく、ヘラブナのイラストが右上に来ているのも特徴的ですね。

 

グルテンダンゴGDの特徴は

膨らみを持たせながらも、ハリから落ちることなく、しっかりとエサが持ちます。あと少し、持たせたかった。もう少し膨らみのあるダンゴエサが欲しいといった状況で、グルテンダンゴが活躍してくれるでしょう。

開発のコンセプトとなっているのは

「へら鮒を寄せようとしてボソッ気を強めると表層のへら鮒が騒ぎ、それを抑えようとしてヤワネバの方向へと調整していくと途端にエサ持ちが悪くなる。そこで今度はエサ持ちを強化しようとネバリを強めると、良いアタリがことごとくカラツンになる。この悪循環を打破するのに必要な要素は、表層に寄ったへら鮒の層を突破できるだけのまとまり感があり、タナに入ったところで食い頃に〝膨らむ〟エサが必要だ!」

というところからだそうです。マルキューインストラクターの西田さんは以下のように述べています。

 

「両ダンゴの釣りで釣れない要因の多くは、やはりエサ持ちの悪さではないでしょうか。苦労して食うエサができたにも関わらず、次第に寄りを増すへら鮒によってそのエサが持たなくなり、やがてアタリを喪失してしまうというケースが最も多く、皆さん大変苦労されているようです。もっともエサを持たせるだけなら硬さやネバリ、さらには重さを加えることによってタナまで持たせることは可能ですが、そのようなエサではへら鮒にソッポを向かれることは明らかで、アタリを出せないで終わるか、カラツン地獄から永久に抜け出せないか、その結果は火を見るよりも明らかです。そこでこうした現状から抜け出すために開発されたのが『GD』なのです。」

 

 

今まではグルバラで持たせるといった使い方も一般的でしたが、これからは、ベースにグルテンダンゴを使用することで、難しい調整も必要がなくなりました。

 

絶妙なバランスで配合された麩エサとグルテンが、バラケ性を抑えながらタナまでエサを届けてくれます。素早く芯まで柔らかくなるため、カラツンでのらなかったヘラにしっかりと食わせることができるようになりました。

 

おすすめな性質

性質を理解して思い通りのエサを作ることができれば、テクニックだけに頼ることもなくなるでしょう。

落下中のバラケを抑えることができ、タナでエサが膨らむ。

両ダンゴの釣りでヘラブナの寄り過ぎとウワズリは釣りを難しくする要因でもあります。

いずれの原因も落下途中にエサの表面からバラケたエサに魚が寄ってしまうことです。盛期には少しのふりこみ具合や、落下速度でバラケてしまったエサに魚が寄ってくることはよくあります。グルテンダンゴGDは、この表面でのバラケを抑えて、タナに入ってひらくエサを作ってくれます。魚が湧いてしまう釣り場でもエサをなじませることができるようになります。

 

 

現在の主流である軽めのエサを作ることができる。

魚の活性が高いときには重たいエサでもあたってきますが、現在の釣り池はそれほど魚影濃いわけではありません。ゆえに、軽く粘りのあるエサに対してヘラブナの反応がよくなっています。しかし、軽くするとエサ持ちが悪くなり、粘りを出そうとすると重たくなります。軽くしてなおかつ持たせるようにしたのが、グルテンダンゴでしょう。

 

 

膨らむことで、エサの芯を作らず、食いがあがる。

へらぶな釣りのカラツン対策として、エサを吸って、違和感を感じたときに吐き出すのは、エサの中に芯が残っていることが多いです。人間でも食パンの中に硬い部分があると焼けていないと感じ、まずいと思うこともあるでしょう。そういったヘラブナにとってまずいエサではなく、ふんわりと美味しいエサを作ることができるようになります。

グルテンダンゴGDは、メインとなるエサではなく調整をするためのエサをして使うのが望ましいかと思います。

 

どんなブレンドがいい?

基本的な使い方は、

凄麩3杯 +グルテンダンゴGD1杯 +水1杯

凄麩の荒い粒子でエアをかませながら、空気を含んだ軽いエサができます。しかも、魚のあおりでもグルテン繊維が麩を抱え、抜け落ちることはありません。柔らかいエサでもうひと押し持たせたいときにも、基エサにパラパラとふりかけてあげるとエサ持ちをあげることができます。

 

チョーチン両だんごのブレンドは

カルネバ200CC +水200CC+グルテンダンゴ200CC+ バラケマッハ400CC

ボソ感のあるエサに仕上がります。魚を寄せてアタックさせたいときにも有効です。

このブレンドでは、

カルネバは芯を作るエサで、グルテンダンゴは芯を作らず膨らませるエサです。
両方の特性がうまくバランスがとれています。

 

浅ダナ両ダンゴのブレンドは

管理釣り場な1m既定のある釣り場で、浅ダナ両ダンゴのブレンドは、
グルテンダンゴ200CC +カルネバ200CC +凄麩200CC +バラケマッハ200CC +水200CC

 

 

魚に叩かれてもしっかりと残り、タナで膨らんで食いやすいエサになります。もう一押しというところで活躍してくれるエサとなるでしょう。

このエサの活かしどころは、三名湖などの魚影の濃い釣り場で夏場の長竿の両ダンゴで使用するのが面白いかと思います。

 

ボソでは、ウケはでるけど落とさない、柔らかすぎては、抜けてしまう。そんな状況でいきてくるでしょう。

 

 

2022年

追記)1シーズン使ってみましたが、正直使いどころを選ぶエサだなと感じました。

グルバラやガッテンなど粘りのあるエサを普段から利用している人にとっては、必ずしも必要なエサではないのかなと感じました。

 

ダンゴを極めたい、そんな高度なレベルの人にとっては、このエサでしか出せないタッチが必要になるかもしれません。

新たなエサが出るたびに新たな釣り方が可能になり、ヘラブナ釣りの奥深さは増していくようにも感じます。

 

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