クロダイ・チヌ

チヌのフカセ釣りでの誘い方。釣れないチヌはこうして狙う。攻略法

2019年4月27日

チヌのフカセ釣りをしていて、誘いをかけている人はどれぐらいいるでしょうか、堤防などで見かける初級から中級者の方は、もしかするとフカセ釣りでは誘ったことがない人もいるかもしれません。

ただただエサをぶら下げてそこにマキエを撒くなんてことばかりしていませんか?

チヌも学習する生き物ですので、一筋縄にはいきません。いろいろなテクニックを身につけてチヌのフカセ釣りに挑みましょう。

フカセでの誘い方

フカセ釣りので誘い方にも種類があります。

フリーフォール

フカセ釣りでチヌを狙う際に、どのように誘えば効果的なのかをご紹介します。

最も一般的な誘い方は、竿をゆっくりと立てながら道糸を回収し、サシエを浮かび上がらせた後にフリーフォールさせる方法です。ゆっくりと3秒間ぐらいかけて1m程竿を持ち上げて、ラインをフリーにしてサシエを落としていきます。

 

ヒットする可能性が高いのがこの竿を持ち上げて止めた瞬間とフリーフォールしていく間です。

ウキを見ていては全誘導でも固定でもアタリの判別がつきにくい場合があります。

竿先からでているラインの変化に目を凝らしてください。急にラインが走ったり、スルスルと落ちていたラインが急に止まったりします。すかさずにアワセを入れてみてください。

カーブフォール

ロックフィッシュやバスフィッシングをしている方からすると簡単かもしれませんが、このカーブフォールが効くこともあります。

 

竿を持ち上げてラインをまっすぐになるようにして道糸のフケをとりながら少しだけ道糸にテンションをかけてサシエを落下させていきます。

岩礁地帯やテトラなど障害物がある場所で有効です。

フリーフォールよりも水の抵抗をうけてゆっくりと落とすことができるので、ここにエサがありますよとアピールすることができます。

ジャンピング

主に底にマキエを溜めて狙っている場合に使える方法ですが、状況が悪ければ魚を散らしてしまうかもしれませんので注意が必要です。

エサが完全に底に着いたら、サシエのオキアミやネリエさがエビが飛び跳ねて逃げるようにピョーンとジャンプさせてあげます。

あとは何事もなかったかのように潮に乗せてサシエを流していきます。

 

誘いのデメリット

誘いを入れることは魚にスイッチを入れるので非常に重要なテクニックになりますが、効果が見られない場合もあります。特に誘いが効かないのは、サイトフィッシング(見えているチヌを狙う)です。

桟橋の柱やフェリー乗り場などに居つているチヌを見たことがある人も多いのではないでしょうか。

そういったチヌには誘いはあまり効果的ではありません。向こうからもこちらが見えているためかスーッと姿を消してしまったり、逃げてしまうことが多いです。

動かすことで見切られている感じがします。

 

誘う間隔と回数は?

誘いをする場合は、誘いすぎて魚に警戒心を与えてはいけません。

1投につき2,3回までにしましょう。また誘う間隔は3分以上開けて、サシエが海中でゆったりと漂う時間を確保してください。

 

案外近くにいてエサを食べようとしているかもしれません。

エサの種類で誘いが変わる

サシエに何を使うかによって誘いの仕方や、回数を変えてみるのもよいでしょう。

オキアミで誘いをかけると他の魚の注意を引くことでエサが持たないことも多いです。

誘いをかけるということは、エサをここにあるよと目立たせることでもありますので、時と場合によって使い分けが必要になります。ネリエサを使った誘いをするときには、誘う方法だけでなく、エサ付けを変えてみるのもひとつの手です。

 

平たくエサ付けすれば、平らの面が水の抵抗を受けてヒラヒラを落下していきます。

 

ムギが水中で落下するような動きになります。

 

逆に小さく丸くエサ付けすれば、ストーンと一直線に落ちていきます。

 

使用する撒き餌によっても落下速度は変わってきます。それによって魚の反応も変わります。

 

一日の中でどれぐらいの速度で落とせば反応するか探ってみるとよいでしょう。

誘いの注意点

誘いで魚をひきつける事は可能になりますが、注意すべきこともあります。

 

それは撒きエサとの同調です。投入地点では、マキエとサシエは同調しているかもしれませんが、誘いを入れるとサシエが手前によってきてしまいます。

 

 

コマセの投入地点を変えるか、ウキを流す位置をあらかじめ遠い場所にしておき、誘いながらコマセと同調させるのがよいでしょう。

 

コマセとサシエの同調は非常に重要な部分です。誘いのテクニックだけにとらわれず、エサの同調という基本を忘れないようにしてください。

 

 

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