クロダイ・チヌ

チヌパワー激濁りの使い方とブレンド。集魚剤の特徴と釣り方紹介

2021年3月1日

好奇心旺盛なチヌにとって濁りは視覚的な集魚効果をもたらしてくれます。

ここではチヌ用の集魚剤のチヌパワー激濁りの特徴や配合、ブレンドに関してみていきましょう。

チヌパワー激濁りの特徴は?

 

チヌパワー激濁りは激濁りの名前の通り、チヌ(黒鯛)用にマルキユー(株)によって開発された配合エサです。

 

大きな特徴としては着水と同時に強烈な白い濁りが表面に拡散します。

海表面が白く濁ることで、次の1投の着水点を見失うことなく仕掛けを投入しやすくなります。

 

激濁りの濁りは重さの違う原料により、水深によって異なる濁りを出すことができ、中層の濁りで魚の警戒心を解き、下層の濁りで魚を寄せ付けキープします

 

穀物加工品やとうもろこし、麦なども配合されており、粒による視覚的なアピールをすることができるようになっています。

 

濁りと粒感によって、チヌの摂餌欲求を刺激します。

 

チヌパワー激濁りの配合

配合内容は穀物類やいり糠、貝殻、トウモロコシ、むぎ、ミネラル、乳酸菌製剤などとなっており、オキアミエキスも入っています。

濁りに特化しているだけあって、匂いや味による集魚性能は他の集魚材と比べて少し落ちるように感じます。

 

使用時にはオキアミやアミエビ、激荒などの高タンパク集魚成分を加えると良いでしょう。

 

チヌパワー激濁りの作り方

 

 

チヌパワー激濁り1袋に対して

オキアミ1.5kg〜3kg

+海水700〜900cc

を加えます。

均一になるようにかき混ぜて、完成です。

 

海水量を1000〜1200cc で作ると海表面での濁りを作りやすくなります。

 

水分量によってどの水深で濁りを出したいかを調節すると良いでしょう。

 

チヌパワー激濁りのブレンド

オキアミ3kg+チヌパワー激濁り1袋

+チヌパワームギスペシャル1袋+水2400cc 

磯場からのチヌ釣りに最適な配合ブレンドです。

ムギや、コーンなどを多く含んだチヌパワームギスペシャルを加えることで、粒子の視覚によるアピールが可能になります。

 

また、集魚性能の高い酵母やサナギ凝縮エキスなどにより激濁りだけでは集められなかったチヌにも味と匂いでアピールできます。

 

浮かせて釣るフカセ釣りで有効な配合ブレンドです。

 

堤防・波止場ブレンド

内湾の堤防や波止場、テトラなどの釣り場でのブレンドでは、以下のようになります。

 

オキアミ3kg+激荒1枚+チヌパワー激濁り1袋+チヌパワー激重1袋 水1300cc

圧倒的な重さを誇る激重で海底を直撃します。

 

チヌは海底付近を回遊しエサを探していることが多いです。

濁りを出しながら落下してくる重たい撒きエサで注目を集めます。

 

もくもく煙を出しながら空からいい匂いのものが降ってきたら人間も興味を示しますよね。

これは魚も同様で、煙幕に餌の匂いが含まれているため、遠くを回遊していたチヌも興味を示しよってきます。

 

激重を加えることで比重がつき、チヌを目の前のポイントに集めることができるので、魚を寄せながら釣る釣り方にはぴったりのブレンドになります。

 

まとめ

 

チヌパワー激濁りの特徴を見てきました。濁りをどのように使うかは釣り人次第です。

 

地形や潮の流れなどを見ながら、濁りを上層に作るのか、それとも他のエサとブレンドして底付近で作るのかを考えながらエサを作ると釣果にもつながるかと思います。

新たなエサの候補として、チヌパワー激濁りを使ってみてはいかがでしょうか。

 

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