タモ網の買い替えを考え、いいものがないかとネットで探していたところAmazonで激安のタモ網を発見!
この値段でどれほど使えるのかを調査すべく、購入してみました。早速レビューをしていきましょう。
目次
サンライクの玉網 6m
見た目にはシーバスなどのランディングネットに近いかと思います。
ネットもラバーで網目も細かいので小さな魚を掬うこともできそうです。
6mのタモ網で1万円以下なのには驚きました。
使ってみた感想
使ってみて感じたのは6mの長さは非常に使いやすいということです。
長くなればなるほど重くもなりますが、6mあればほとんどの堤防や磯場で届かないといったことはありません。
基本的に玉の柄は釣り場の状況に合わせて選択し、やや余裕を持たせた長さにします。
水面から釣り場までが、3〜4mであれば、5mの玉の柄があれば操作しやすいでしょう。
この玉の柄の残念な点としては、玉の柄が少し柔らかく、しなってしまうので少々扱い辛いです。
過去に大会に向けてがまかつの玉網を使用していましたが、玉の柄はシャキッとしており、軽く非常に扱いやすいものでした。
日常使いであれば、そこまでのものを必要とはしないので十分に使える性能ではあるかと思いますが、ネット部分がラバーのため重量があります。
魚には優しいですが、人間には厳しいです。
全体重量としては932gですが、玉の柄を伸ばした状態では4、5kgに感じます。
ランディングネットに関して
ラバーコーティングのため汚れにくく撥水性がいいなと思います。
網の深さは40cmで、玉枠のサイズは45cm×59cmとなっています。
網目は細かいのでフカセ釣りで円錐ウキが流れてしまった場合にも掬うことができます。
ただし、水の中につけると相当の負荷がかかるので水中で動かして魚を捕まえるといったことには向いていません。
フレームは4つ折りになっていますので収納には困らないでしょう。
玉網のネットは付け替えたほうがいい
総評として、問題なくは使えるもののやはりネットの重さが気になります。
少しでも軽くするためにも先端の玉枠とネットは別売の磯用のものに付け替えることをおすすめします。
多少のしなりはありますが、しっかりと魚を掬うことはできますので、余裕のある方は交換してみてください。
玉枠のおすすめ
玉枠は対象となる魚のサイズによって異なります。
小さいもので30cm、大きいものでは60cmぐらいのものまであります。
大きければどんな魚も掬えるというわけではなく、大きくなるほど重くなり操作性が悪くなります。
水面に触れた時に抵抗が大きくなるので大きいほど魚をすくいにくかったりもします。
魚のすくいかた。
タモ網をうまく使えるかどうかは非常に重要です。せっかく釣れた魚を最後の最後で逃してしまわないように正しい使い方を覚えておきましょう。
基本的にタモ網は釣り座のすぐ近くにセットしていつでも取れるようにしておきます。
タモ網は釣り場に着いたら竿や仕掛けを作る前に、まずセットします。
これは風などで袋や仕掛けが飛ばされた時にもすぐにすくうことができるからです。
タモ網の使い方としては、魚を追いかけるのではなく、タモ網を水面に構えたら魚を竿で誘導してタモ網に誘導するようにします。
魚は水面に顔を出して空気を吸わせると少しおとなしくなります。
引きすぎてラインブレイクしないように水面に魚を出してから、竿のしなりを利用してタモ網まで誘導します。
構えたタモ網よりも手前に魚が突っ込んでしまったら、一度沖に魚を出すように竿を前に突き出して沖に魚を誘導してから手前に引き寄せてすくうとよいでしょう。
タモ網の上に魚が入ったら糸のテンションを緩めてあげます。
タモ網は持ち上げない!
注意していただきたいのは、タモ網は魚が入った状態で伸ばしたまま上に持ち上げようとすると折れる可能性があります。
タモ網は玉の柄を縮めるようにして使います。柄を縮めながら魚を引き上げるようにしてください。
さらに詳しくは平和さんが玉網の使い方を教えてくれています。
タモ網でウキをすくう方法
タモ網によっては目の細かいものもありますが、目が細かいと抵抗になるので目の荒いタモ網も多いです。
網目の大きなタモ網では、流されたウキなど小さなものがすくえないこともあります。
ウキトリパラソルのようなものがあれば便利ですが、ない場合にはタモ網をその場で加工します。
方法としてはタモ網の網を束ねて結ぶだけです。
こうすることで網目が小さくなり、ウキをすくい取ることができるようになります。
私は棒ウキを使用することもありますが、棒ウキは玉網に引っかかりはするもののすくい上げる時に網目から抜けてしまい何度も何度もすくい上げることを繰り返していました。
試しに網目を狭くしようと網の底部分を結んでみたところ簡単にとることができました。
タモ網でウキが取れなかったと悩んでいた方は、この方法を使ってみてはいかがでしょうか。
ギャフの取り付けも可能
タモ網も十分な大きさですが、さらに大きな青物やクエ、エイ、サメなどの大型がかかってしまった時にはたも網よりもギャフの方が安全に陸に魚をあげることができます。
市販のギャフが取り付けられるので大物釣りをしている方は、ギャフを使ってもいいでしょう。
まとめ
たも網は釣りをする上では、欠かせない釣り道具です。コストパフォーマンスに優れた網で釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。