読者の中には、暑さが本格化してきても関係なく、釣りをしたいという人は多いことでしょう。
年中釣りをしている私も暑いからと言って釣りを止めることはありません。
しかし、暑さ対策はしっかりとして、少しでも釣りを楽しめるように心掛けています。
ここでは真夏の暑さでも釣りができるように暑さ対策のおすすめグッズをご紹介します。
目次
空調服
暑い中でも釣りをしたい、そんな要望をかなえてくれるのが空調服です。
ひと昔前と比べて、バッテリーが小型化したことにより、様々なタイプの空調服が販売されるようになりました。
もともとは、建築現場や外で作業する方々向けに作られた作業着ですが、釣りにも使うことはできます。
最近では、ワークマンなどでも販売されるようになりました。
私は株式会社空調服の空調ファンを他社汎用の空調服に取り付けて使っています。
実際に釣り場で無風の時には空調服を着ているだけでかなり涼しく感じられます。
体から出た熱気を外に吐き出してくれるので、汗をかく量も少なくなります。
半日の釣りでバッテリー2つ分は必要になります。
弱の送風では、ないよりはマシですが、あまり効果を感じにくいです。
空調服を使うのであれば、中から強風になりますのでバッテリーは複数持っておいた方がいいでしょう。
空調服のデメリットとしては
空調服を付けた状態では、磯などで使う固形式のライフジャケットが着用できなくなります。
また、電気系統を使いますので、雨などの水にも気を付けなければいけません。
アイスネックバンド
首元だけでも冷やせると体感温度がかなり変わります。
最近流行りのアイスネックバンドです。
首周りの温度を28℃にキープしてくれます。
冷蔵庫や低温で40分ほど、冷凍庫で10分ほど冷やせば1時間ぐらいは冷たさが続きます。
氷や保冷剤と異なるのは27℃前後の温度をキープしてくれるので、冷たすぎず程よくひんやりとした状態で首の頸動脈を冷やして血液を冷たくしてくれます。
釣りだけでなく、勉強中に集中力がきれてきた時や、昼食後の会議前など眠くなりそうな時間に使うと頭がすっきりします。
特に冷凍しなくても釣り場に持ち運ぶクーラーボックスに軽く濡らして30分ほど入れておくだけでも十分に使うことができます。
クーラーボックスはハードタイプも使用しますが、飲み物やアイスネックバンドのように頻繁に出し入れするものは別にソフトクーラーに入れて使います。
折りたたみできるソフトクーラーで優秀なサーモスのソフトクーラーです。
これ一つあると買い物に出かける時や公園に遊びに行く際にも重宝します。
サイズもいろいろ出ていますので、使用環境に合わせて使ってみてはいかがでしょうか。
日傘
折りたたみの日傘があれば、少し休憩するときやお昼ご飯を食べる間など、日陰を作って過ごすことができます。
日傘は表面がシルバーかホワイトで太陽光を反射する色がおすすめです。
内側は水面からの照り返しを吸収してくれる黒で光を通さない傘がいいでしょう。
折りたたみであれば、コンパクトに収納でき、ロッドケースの隙間に忍ばせておくと休憩時や急な雨にも対応できます。
自動開閉の傘は非常に便利です。
最初は釣り場に日傘はいらないだろうと思っていましたが、試しに一度使うと日陰の涼しさに驚きます。
特に沖堤防や沖磯など釣り場に日影がないところでは、日傘のありがたみを感じることでしょう。
クールタオル 冷却・冷感タオル
シーブリーズの冷却タオルはスポーツ用品として販売されていますが、釣りにも最適です。
水に濡らして絞って、空気中で振り回すだけでひんやりとしたタオルになります。
UVカット素材ですので、冷やして頭にかぶせるとすっきりします。
くれぐれも海水ではやらないようにしてください。首回りが塩でベトベトになります…。
シャツクール
小林製薬のシャツクールは、釣りのウェアにスプレーするだけでひんやりとした感覚が続きます。
少しツンとするにおいがあるので、少量ずつスプレーするほうがいいかと思います。
シャツクールはメントールの成分でひんやりと冷たい効果があるのですが、衣類に後から吹きかけるのではなく、衣類の生地そのものにメントールを導入している釣り用のウェアもあります。
それがマルキユーの氷瀑シリーズです。
氷瀑シリーズ
接触冷感生地を使用した釣り用冷感ウェアの氷瀑シリーズですが、なかでもおすすめなのがフェイスガードです。
UVカットでありながら顔回りが涼しくなり、釣りにも集中できます。
氷瀑は肌に触れたときに生地の冷たさを感じるのですが、少し水に濡らしてあげると冷蔵庫に入れていたかのような冷たさに変ります。
釣り終わりに氷瀑ウェアを着た状態で汗をかき、車の冷房などに当たると寒いと感じるほどです。
まさに、夏の釣りを制するために作られたウェアと言えるでしょう。
日焼け止め
炎天下の釣りには必須のアイテムです。
日焼け止めを塗っておくだけで釣り終わりの疲労感がまるで違います。
おすすめの最強の日焼け止めはアネッサ一択です。
詳しくはこちらから
釣り人におすすめな日焼け止め紹介。最強効果の日焼け止めはこれだ!
日に焼けたら
ビタミンCの補給
日除け対策をしていても、日光の水面からの照り返しで焼けてしまったり、汗で日焼け止めが流れて日焼けしてしまうことも考えられます。
今日は日に焼けてしまったなと感じたらビタミンCを積極的に補給することをおすすめします。
ビダミンCはメラニンの生成を抑えたり、メラミン色素を薄くする効果もあります。肌の受けたダメージを緩和、解消する働きがあります。
食品から取れない場合は、サプリメントで摂取するのもいいでしょう。
私はDHCやディアナチュラのサプリメントを補給するようにしています。
釣りの後や寝る前に摂取すると次の日が楽に感じます。
肌のケアを忘れずに
内側からのケアはサプリメントで、外側のケアは化粧水や乳液、クリームなどが必要です。
日に焼けて放っておくとホクロやシミ、酷いと皮膚癌になる可能性もあらますので注意が必要です。
高価な化粧水やクリームは必要ありませんが、しっかりと保湿できるように、たっぷりと化粧水を肌につけて乳液やナイトクリームなどで保湿してあげましょう。
私は日焼けした腕や首元もハトムギ化粧水で保湿しています。
これをするだけで次の日の日焼けの痛みが楽になります。
まとめ
この記事では、真夏の暑さの中でも釣りを楽しむための暑さ対策グッズを紹介しました。暑い季節でも釣りを諦めたくないという方々にとって、適切な暑さ対策は非常に重要です。ここでは、各アイテムの詳細とその活用方法について詳しく解説します。
空調服
まず紹介したのは空調服です。空調服は、バッテリーで動作するファンが内蔵されており、服の内部に風を送り込むことで体感温度を下げる効果があります。特にバートルや株式会社空調服の製品が人気です。最近ではワークマンでも手頃な価格で手に入れることができます。
空調服の利点は、釣り場での無風状態でも快適に過ごせる点です。バッテリーは強風モードで使用すると半日で2つは必要になるため、予備のバッテリーを持っておくと安心です。一方で、空調服を着用するとライフジャケットの着用が難しくなる点や、水に弱い点には注意が必要です。
アイスネックバンド
次に紹介したのはアイスネックバンドです。首元を冷やすことで体感温度が大きく変わります。冷蔵庫や冷凍庫で冷やした後、約1時間冷たさが持続します。アイスネックバンドは、氷や保冷剤と異なり、冷たすぎず適度な冷たさをキープするため、長時間使用しても快適です。
勉強中や会議前など、釣り以外のシーンでも使用できるため、非常に便利です。釣り場ではクーラーボックスに入れておくとさらに効果的です。サーモスのソフトクーラーは、飲み物やアイスネックバンドを頻繁に出し入れするのに便利で、さまざまなサイズがあるので用途に合わせて選べます。
日傘
折りたたみの日傘もおすすめのアイテムです。日傘を使用することで、釣り場での日陰を作り、休憩時や食事の際に涼しい環境を提供します。表面がシルバーかホワイト、内側が黒のものが理想的です。自動開閉の折りたたみ傘は、コンパクトに収納でき、急な雨にも対応できます。
クールタオル
クールタオルは、水に濡らして振り回すだけでひんやりとした感覚を得られる便利なアイテムです。UVカット素材で、頭にかぶせることで日差しを防ぎつつ涼しく過ごせます。ただし、海水では使用しないよう注意が必要です。
シャツクール
シャツクールは、衣類にスプレーするだけでひんやりとした感覚が得られるスプレーです。メントールの成分で冷感を得られますが、少量ずつ使用するのがポイントです。より高い効果を求めるなら、メントールを生地に導入している氷瀑シリーズのウェアもおすすめです。
日焼け止めとビタミンCの補給
炎天下での釣りには日焼け止めが必須です。アネッサの日焼け止めは特に効果が高く、釣り人におすすめです。また、日焼け後にはビタミンCの補給が重要です。ビタミンCはメラニンの生成を抑え、肌のダメージを緩和します。サプリメントでの補給も効果的です。
肌のケア
釣り後の肌ケアも忘れてはいけません。日焼けした肌は保湿が大切です。化粧水や乳液、クリームでしっかりと保湿し、次の日の痛みを軽減しましょう。特にハトムギ化粧水は保湿効果が高く、日焼けした肌におすすめです。
結論
以上、真夏の暑さ対策としておすすめのグッズを紹介しました。暑さ対策を万全にして、安全で快適な釣りを楽しんでください。水分補給を怠らず、熱中症には十分注意しつつ、夏ならではの釣りを存分に満喫しましょう。特に暑い夏だからこそ狙える魚もいるため、この記事で紹介したアイテムを活用し、充実した釣りの時間を過ごしてください。
釣り用のトランクトレイ(シマノ)を車に装備。ダイワのタックルトレーは種類が多い