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カゴ釣りウキのおすすめと遠投できるウキ紹介。号数や夜釣り用のウキの選び方

カゴ釣りをするにもたくさんウキが販売されておりどれがいいのかわからないという人も多いでしょう。

ここではおすすめのカゴ釣りのウキと遠投するのに適したウキなどを見ていきましょう。

 

 

カゴ釣りに最適なウキ

カゴ釣りをするのに樽カゴを使う人以外はウキが必要になります。

カゴ釣りのウキは遠投しても見やすく、カゴが重たいのである程度浮力の大きいウキが理想的です。

 

カゴ釣りウキの選び方

カゴ釣り用のウキは、12号程度を基準に選ぶとよいでしょう。

使用するカゴの号数を確認しそれと同じか、少し大きい号数が使いやすいです。

メーカーによって、オキアミをカゴに詰めた状態を基準にしていたり、オモリの重量だけを記載していたりと様々です。

 

基本的にはウキとカゴのメーカーをそろえるようにして浮力を合わせるのがおすすめです。

ウキの種類がたくさん増えてくれば、それぞれのカゴに合わせてウキを変えてみるのも面白いでしょう。

 

 

もう一つは夜釣りにも対応しているかどうかです。

夜釣り対応であれば羽の上部にケミホタルなどを差し込める穴があいています。

 

基本的に羽のついている大型のウキであれば、ケミホタル用の穴はついていますが、一部昼専用のウキもありますので購入の際には注意が必要です。

 

 

ポイント

ウキは12号を基準にケミホタル用の穴のついているものを選びましょう。

 

 

おすすめのカゴ釣りウキ

それではカゴ釣りにおすすめのウキを見ていきましょう。

 

渚の遠投師

私が現在使っており最もおすすめしたいのが、この渚の遠投師です。

最近では関東近郊の釣具店でも販売されていることも多くなりましたが、数年前はなかなか手に入れることができませんでした。

 

優れている点としては、

優れている点

・飛行時の安定性

・遠投性能

・見やすさ

 

があります。

 

まず、バランスよく作られていて軽量であるため飛行時の姿勢が安定しています。

それにより糸がらみが少なく、余計なトラブルが非常に少なくなっています。

 

また、飛行姿勢が安定しているのでその分飛距離もでます。

大き目の羽がついているので、遠くからでも見やすく、ウキ自体のバランスを保ちやすいので飛行時のブレも抑えられています。

 

※2022年10月 Amazonでは売り切れてしまっているようです。

 

昼用モデルと昼夜兼用のモデルがあり、夜釣りに対応しているウキはLEDのライトがついてきます。

ケミホタルよりも明るく、遠くからでも見やすいです。

 

せっかくであれば数百円しか値段差はないので、夜釣り対応のウキをおすすめします。

 

 

ピアレ 超遠投ウキ

 

ピアレフィッシングの遠投用のウキです。

ボディー自体に羽が埋め込まれており全長を短く浮力を大きくしたことが特徴的なウキです。

両軸リールでナイロンライン6号を使用し100m近く飛ばしたい人にはおすすめのウキです。

ただし、ほかのウキと比べて少し高価です。

 

私も以前使っていましたが、羽がボディーについているとロケットのようで、どちらかというと羽はウキの軸についていて欲しいと思っていて、友人にあげてしまいました。

使い心地は悪くないですし、よく飛ぶウキなのでデザインが気に入るかどうかの問題ではないでしょうか。

 

サニー商事 アポロウキ

アポロウキなのでやはりロケットのイメージなのでしょう。

ピアレの遠投ウキと同様に、ボディーに羽が埋め込まれているタイプです。

飛行姿勢は綺麗で、着水もスムーズです。

優れている点としては、形状はピアレ遠投ウキとあまりかわりませんが、値段が半分ぐらいとなっているところでしょう。

いきなりピアレを使うのは少しハードルが高いなと感じる方は、まずアポロウキから試してみてはいかがでしょうか。

 

 

遠投レッドウイング

 

釣研から販売されている遠投レッドウイングです。

同様のモデルでブラックウイングもあります。

プニプニとした独特な弾力のあるボディーで、耐久性に優れており、全身真っ赤なのでよく目立ちます。

カゴ釣りだけでなく、泳がせ釣りやサビキ釣りなどでも使うことができます。

 

価格はそこまで高くはありません。

ケミホタルの75サイズがウキのトップに装着できるので、夜釣りにも使うことができます。

 

 

 

 

 

 

遠投カゴサビキ

釣研より発売されているカゴ釣り用のウキです。

 

サビキ釣りなどでウキを使いたい人や、カゴ釣りでもそこまで遠投するわけではない人などライトなカゴ釣り向けのウキになります。

 

そこまで大きくないので、邪魔にならず、手前のほうをカゴ釣りで狙う際に使用しています。

ケミホタルの50

が対応しているので、湾内などで夜釣りのカゴ釣りでアジを狙うときには使いやすいモデルのウキです。

 

遠投カゴとは記載されていますが、そこまで飛ぶようなウキではないなというのが正直なところです。

 

キザクラ(kizakura) レッドエース

私はサビキ釣り用に10号を使用しています。

釣研の遠投カゴサビキよりもさらに手前を狙ったりライトなタックルで釣りをするときにはキザクラのレッドエースを使用します。

ここまでくるともはや少し品質のいいサビキウキとも言えます。

値段も1000円もしないので、タックルボックスにあれば使いやすいウキの立ち位置です。

 

遠投電気ウキスワン

夜釣りには遠投電気ウキ スワンも見やすいウキです。

明るくていいですが、遠投には正直向いていないなといった感想です。

夜釣りメインでイサキ狙いなどの方は候補のひとつとして使ってみるのもいいかもしれません。

 

 

まとめ

ここではおすすめの遠投カゴ釣りのウキについてみてきました。

メーカーによってもウキのどの部分にこだわっているのかが異なります。

遠投性能かデザインか、それとも見やすさか。 ご自身の求めている性能にあったウキが見つかれば釣りもより面白くなるでしょう。

 

カゴ釣りではウキだけでなく、リールや道糸、カゴなどにもこだわりを持つとさらに楽しくなります。

ここで紹介したウキで、人よりも遠くに飛ばし、スバっとウキが消し込む楽しさを味わってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

カゴ釣り用のおすすめPE ライン【決定版】リーダーや号数の選び方

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あとがき

この記事を書き上げて、改めて感じるのは「ウキ一つで、こんなにも釣りの世界が広がるのか」という驚きとワクワク感です。今回ご紹介したカゴ釣りに最適なウキの数々は、私自身が試行錯誤を繰り返しながら辿り着いた“遠投カゴ釣りの相棒”ばかり。初めて遠投カゴ釣りを始めた頃は、「カゴの号数に合わせてウキを選べばそれでいいのでは?」くらいに単純に考えていました。しかし実際には、カゴとウキの相性や夜釣り対応の有無、さらには飛行姿勢や視認性といったさまざまな要素が重なり合い、それが釣果を左右すると知ったときの衝撃は今でも忘れられません。そこからは、まるで未知の世界に踏み込むようにあれこれウキを買い集め、試してはボウズを食らい、時には思わぬ大物に出会い…といった日々を重ねてきました。その苦労と発見の過程こそが、本記事を書く原動力にもなっています。

思えば、この記事を執筆するきっかけになったのは、私が年末から年明けにかけて南伊豆にある横根や神子元島へ足繁く通っていたときのこと。シマアジやイサキ、グレなどをカゴ釣りで狙うのが恒例行事のようになっていて、冬の澄んだ海にコマセを撒いて寄せる釣りが、私にとっては年末の風物詩になっています。実はこの南伊豆方面、潮通しが良い場所が多いので、回遊魚の群れに出会えれば一気に釣果が伸びるチャンスがあります。その反面、浅場や根が多いポイントでは仕掛けをロストしやすく、特に遠投したカゴやウキが思うように動いてくれなかったり、潮に乗りすぎて予想外のところに流れてしまったりと苦労も絶えません。そんな中で現地のカゴ釣り師さんと話をするうちに、「遠投性能に優れたウキと専用のカゴをセットで使わないと、オキアミの放出量が少なくて地合いが続かない」ということを教わり、それからは“ウキ選び”をとことん追求するようになりました。

地元のカゴ釣り師さんだけでなく、超遠投カゴ釣りのメッカとして名高い「フィッシングショップ・マイムス」の店長にも教えを乞うたことがあります。店内にずらりと並んだウキを見ながら、「羽の位置がボディに対してどんな角度に付いているか」「ウキトップが太めか細めか」「夜釣りのときにどのサイズのケミホタルやLEDを装着できるか」など、細かい違いを次々と指摘されて目から鱗が落ちる思いでした。その店長の言葉で印象深かったのは「ウキが飛ばしやすいかどうかではなく、飛んでいるときのブレがどれくらい少ないかが大事なんだよ。ブレが大きいと糸がらみしやすくなるし、せっかくの遠投性能が台無しになるからね」という一言です。まさに、同じ号数のウキでもその形状や材質によって飛行姿勢がまるで変わるという点は、実際にキャストしてみなければ分からない部分。まるでロケット工学のように奥深い世界が広がっているわけです。

また、執筆中に思い出した別のエピソードとしては、神子元島でのカゴ釣りで夜釣りをしていたときのことが挙げられます。日中はイサキの反応が渋く、「どうも手前のコマセにしか寄ってきていないようだ」という状況が続きました。そこで夕マヅメから夜釣りに切り替えて、夜釣り対応のウキにケミホタルを挿して遠投し、しっかり沖目でタナを取ってみたのです。すると、今までまったくアタリのなかったポイントでもサシエサをくわえる魚が増えはじめ、短時間ながら複数のイサキをキャッチできました。あのときは「やはりウキが良く見えるだけでなく、きちんとカゴとバランスが取れているからこそ、コマセが効いて魚が寄ってきたんだろうな」としみじみ実感しました。夜釣り用のウキはどうしても昼用ウキに比べて種類が少なく選択肢が限られますが、ここで妥協せずに専門的なウキを探し求める意義があると痛感した瞬間でもあります。

こうした試行錯誤を通じて強調したいのは、カゴ釣りとウキの“総合力”です。カゴの形状や素材、そしてどんなコマセを入れるかはもちろん重要ですが、それと同じくらいウキとの相性が釣果を左右すると言っても過言ではありません。特に遠投カゴ釣りでは、キャストしている最中の空気抵抗、着水後の浮力、そして海面上での視認性がすべて絡んでくるので、一つでも欠けると「思ったより飛ばない」「どこに浮いているか見失う」「コマセと同調しない」といった事態に陥りがちです。だからこそ、ウキ一つにこだわることは決してマニアックな行為ではなく、釣果を伸ばす最短ルートでもあると私は考えています。

また、ウキ選びを真剣に考えるようになってから、私は一層カゴ釣りへの愛着が深まりました。カゴ釣りの面白いところは、自分が撒いたコマセの中に仕掛けを落とし込み、魚を自分のポイントへ誘導する「攻め」の要素が強い点にあります。そこに、ウキの浮力や遠投性能が加わることで、さらなる戦略の幅が生まれるわけです。「ちょっと風が強いから羽の大きいウキにしよう」「今日は夜釣りメインだからLEDライト付きのウキを試してみよう」「もう少しコマセを先に落としたいから、大きめの羽で空気抵抗を減らしつつ飛距離を延ばしてみよう」など、自分なりの仮説を立てて挑戦し、その結果がダイレクトに釣果となって返ってくる瞬間にはなんとも言えない達成感があります。

これまで経験してきたことを踏まえて、この記事で私が一番伝えたかったのは「たかがウキ、されどウキ」ということです。「どのウキを使っても同じでしょう」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に使ってみるとそれぞれのウキに個性や特長があり、狙う魚や釣り方によって一長一短が浮き彫りになります。高価なウキが必ずしも万能ではありませんし、逆にリーズナブルなウキが予想以上に使いやすいこともあります。大切なのは、何を狙いたいのか、どんなカゴを使うのか、そしていつ(昼夜、季節、海況)釣りをするのか、といった前提条件をしっかり考えたうえで、自分に合った最適解を導き出すことなのです。

このあとがきを読んでいる皆さんの中には、遠投カゴ釣り初心者の方や、まだウキ選びに迷っている方も多いと思います。そんな方へ心を込めてお伝えしたいのは、ぜひ「この記事をきっかけに、自分なりのウキ選びにチャレンジしてみませんか?」というメッセージです。ウキの形やメーカー、機能面など、最初はわかりにくい部分がたくさんあるかもしれません。しかし、一度試してみると「こっちのほうが飛距離が伸びる」「このウキなら夜でもアタリがよく見える」「やっぱり遠投専用の設計は段違いだ」などといった、自分にとっての“気づき”が増えていくはずです。それこそが釣りの醍醐味ではないでしょうか。あれこれ悩みながら道具を揃える時間もまた、大きな楽しみの一つだと思います。

さらに言えば、今回の記事で取り上げたウキ以外にも、世の中にはまだまだ魅力的なウキが存在します。実際、私も「これは試したい!」と思った新作ウキを見かけるたびに、ついつい買い集めてしまう癖がありますが、それもまた釣りの沼にハマる良いきっかけと言えるでしょう。皆さんも、もし新しいウキを手に取ったり、地元の釣り具店や通販サイトで見かけた際には、ぜひ好奇心の赴くままに挑戦してみてください。それが新たな釣りの可能性を広げる第一歩になるかもしれません。

最後に、私が年末や年明けに南伊豆へ足を運ぶたび感じる「新しい一年が始まるな」という心のリセット感。あの気持ちと遠投カゴ釣りの相性は抜群です。新鮮な空気の中でウキを遠くにキャストし、魚たちとの駆け引きに夢中になっていると、日常の悩みや疲れさえも一時的に忘れられます。この記事を読んでいただいた皆さんにも、ぜひそんな時間を味わっていただきたい。遠投カゴ釣りで一匹の魚を釣り上げたときの喜びは、ほかの釣りではなかなか得られない達成感があります。そうして釣り上げた獲物がシマアジやイサキだったりすると、もう言葉にならない至福の瞬間が待っているはずです。

というわけで、この記事のあとがきとしての締めくくりに、改めて皆さんにエールを送ります。「この記事が、あなたの遠投カゴ釣りへの入り口になってくれれば幸いです。次のお休みには、ぜひ気になるウキを試しに海へ出かけてみてください」。釣りは自然相手の遊びなので、思った通りにいかないことも多いですが、その分、大きな達成感や予想外のドラマが待っています。そして今回ご紹介したウキの特性をうまく活かせば、きっと今までより一段上の釣り体験ができることでしょう。皆さんの釣りライフがさらに充実したものとなり、また新たな発見や喜びに満ちあふれたものになることを心より願っています。

 

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