筑波湖は、茨城県筑西市にあるヘラブナの管理釣り場です。四国などから放流された大型のヘラブナで知られ、筑波山を眺めながら、いわゆる「ばこべら」の引きを楽しめます。
攻略を考えるなら、まずは桟橋ごとの水深と、その日にエサを追うタナを分けて考えるのがおすすめです。活性が高ければチョーチン両ダンゴ、食いが渋ければウドンセット。底釣りを楽しみたいときは、竿を出す前の席選びが大きく効いてきます。
ここでは、筑波湖の料金や規定、水深の違いから、両ダンゴと段差の底釣りの仕掛け、エサの調整まで見ていきましょう。

筑波湖とは?料金・営業時間・釣り場の規定
筑波湖の面白さは、深い場所で大きなヘラブナを掛けてから、じっくりとやり取りできるところです。短めの竿で宙を釣る楽しみもありますし、長竿で底を探る釣りもできます。
ただ、大型がいることと、簡単に数が釣れることは別です。最初は無理に長い竿を使うより、振り込みや取り込みを落ち着いてできる釣り方から始めるとよいでしょう。
所在地とアクセス
所在地は〒300-4513 茨城県筑西市中根832。電話番号は0296-52-5444です。駐車場があるので、車の場合は下の地図で位置を確認しておくと分かりやすいと思います。
営業時間
4~9月:6:00~15:30
10~3月:6:30~15:30
夏時間と冬時間で開場が30分違うので、朝から入るときは気を付けましょう。例会やフラシを使う場合の終了時刻は、通常の営業時間と分けて受付で確認してください。
料金と中学生以下のジュニアサポート
へら鮒天国の筑波湖案内に掲載されている料金は、次のとおりです。
| 区分 | 平日 | 土日祝日 |
|---|---|---|
| 大人・一日 | 1,700円 | 2,500円 |
| 大人・半日 | 1,000円 | 2,000円 |
| 女性・一日/半日 | 1,000円 | 1,000円 |
| 高校生・一日/半日 | 1,000円 | 1,000円 |
| 中学生以下・ジュニアサポート | 無料 | 無料 |
半日の開始は、平日10:30、土日祝日11:00です。釣行前に料金と営業予定を電話で確認しておくと、例会の日程なども含めて予定を立てやすくなります。
下は以前の料金表です。土日祝日の金額と平日の半日開始時刻は、上の案内と異なります。
トイレなどの設備
筑波湖には水洗トイレがあります。一日竿を出す釣りですから、こうした設備があるのはありがたいですね。
釣りに集中していると休憩を後回しにしがちですが、子どもと一緒なら、道具を広げる前にトイレの場所を見ておくと安心です。
竿・タナ・エサの規定
- 竿は8~21尺。
- タナは第一オモリの上部からウキ止めゴムまで1m以上。
- 生きエサ・オカメは禁止。
メーター規定は、単に「水面からハリまで1mあればよい」という意味ではありません。仕掛けの第一オモリからウキ止めゴムまでを測るようにしましょう。浅ダナを釣るときに間違えやすいところです。
筑波湖の水深は?桟橋と釣り座の選び方
筑波湖は、中央の深い場所でおよそ5~6mあり、岸寄りや桟橋の端には浅くなる場所があります。池全体が同じ深さというわけではなく、同じ桟橋でも座る位置で底釣りに使う竿が変わります。
出典:へら鮒天国
1~7号桟橋の水深の目安
水深の数字は席を選ぶための目安にして、底釣りでは自分がエサを入れる位置を測りましょう。水位だけでなく、竿の長さや振り込む位置によっても、狙う底が変わります。
| 桟橋 | 水深の目安 | 席選びで見るところ |
|---|---|---|
| 1号 | 手前約2.7~3m、奥約4.7m | 他の中央部より浅い場所を探しやすい |
| 2号 | 手前約4mから、中央~奥は約6m | 手前側のカケアガリと深い部分の境目 |
| 3号 | 手前約4.4m、中央約6m、奥約4m | 中央が深く、奥でも再び浅くなる |
| 4・5号 | 手前約3m、中央約6m、奥約4.5m | 宙釣りか、深い場所の底釣りかを先に決める |
| 6号 | 手前約3.7m、中央約5.8m、奥約5m | 端に向かって浅くなる部分の傾斜 |
| 7号 | 手前約3.6m、奥は約5m | 深さに加え、底の引っ掛かりも確かめる |
宙釣りで迷ったら、4・5号の中央付近は候補になります。ただし、中央なら必ず大型が釣れるというわけではありません。正面から風を受けて振り込みがばらつく席なら、まずエサを同じ所へ入れやすい向きを優先したいところです。
底釣りでは一か所だけ測って終わらせない
底釣りをするなら、底を測った位置と、実際に釣る位置をそろえることが先です。カケアガリでは、少し手前や横へずれただけでも、下バリの着き方が変わります。
冬に6号桟橋の奥寄りで底を取ったとき、最初は一度測れば十分だと思っていました。ところが、エサが抜けた後に出るウキの目盛りが、投げるたびにそろいません。魚が触っているのかと待っても、同じような動きばかりでした。
そこで正面だけでなく、少し手前と左右も測り直しました。すると、振り込みが横へずれたときに、底の深さも変わっていました。ウキを何度も動かす前に、底を取った正面へ入れることを優先すると、戻る目盛りはずいぶん見やすくなりました。
それで急に釣れ続いたわけではありませんが、少なくとも「底が違うのか、魚が触ったのか」で迷う回数は減りました。筑波湖の端の席では、こういうひと手間を省かない方が釣りを組み立てやすいと思います。
筑波湖の釣果と新ベラ放流
釣果を見るときは、枚数と一緒に季節・混雑・釣り方を見るのがおすすめです。一日30~50枚という数字だけで、自分の釣行も同じように釣れるとは考えない方がよいでしょう。
例えば、へら鮒天国に掲載された田中雅司さんの釣行には、次のような違いがあります。
- 2026年9月2日の釣果:6:30~14:00、混雑度20%。17尺チョーチン両ダンゴで29枚、9尺チョーチンセットで12枚、合計41枚。
- 2026年1月18日の釣果:7:00~15:00、混雑度40%。16.5尺チョーチンセットで10枚。
同じ筑波湖でも、このように条件によって幅があります。直近の釣果は「何枚」より「どのタナで釣れているか」を先に見ると、持っていく竿を選ぶ参考になります。
新ベラの放流後は底だけに決めつけない
新ベラを狙える時期は楽しみですが、放流直後だからどの席でも釣れる、底なら必ず新ベラが来る、というわけではありません。前述の1月18日の釣行記でも、当日放流があった一方で、新ベラが思うように釣れなかった様子が書かれています。
放流日を狙うなら、釣行前に予定を聞いておくとよいでしょう。釣り始めてからは、新ベラへの期待だけで長竿に固定せず、近くで釣れているタナと、自分のウキにサワリが出るかを見ていきます。
放流の話題に関連して、2022年12月の投稿も載せておきます。
🔥新ベラ放流決定🔥
12月22日 夜 筑波湖
12月23日 朝 富里乃堰今回は特大級です🐷
宜しくお願い致します🙇♂️#筑波湖 #富里乃堰 #ヘラブナ #ヘラ釣り#へらぶな #釣り #釣り堀 #管理釣り場 #釣り #富里市 #富里 #成田市#成田 #つくば市 #筑西市 #アウトドア#へら釣り pic.twitter.com/lkMKyTed8j
— 筑波湖 (@kkoyano1) December 20, 2022
活性が高いときの攻略法|チョーチン両ダンゴ
暖かい時期など、ダンゴを追う魚が多ければ、10~12尺のチョーチン両ダンゴから組み立てるのも面白いです。チョーチンは、ウキを竿先近くに置いて竿の長さに応じたタナを狙う釣り方です。
深い中央部なら底まで余裕がありますが、浅い端の席では下バリが底に近くなりすぎないかを見ておきましょう。長いハリスを使う場合は、ウキ下だけでなく下バリまでの深さも考えます。
仕掛けは大型とのやり取りを考えておく
タックル
- 竿:10~12尺
- 道糸:1.2号
- 上ハリス:0.6号・55cm
- 下ハリス:0.6号・70cm
- 上下のハリ:バラサ6号
- ウキ:ボディ14cm前後・パイプトップを出発点にする
大型が掛かったときの余裕を考え、まずは道糸1.2号、ハリス0.6号から入ると扱いやすいと思います。軟らかい胴調子の竿なら、道糸1号・ハリス0.5号も選択肢ですが、竿の指定に合う号数と、糸の傷みの確認を優先しましょう。
ウキはボディの長さだけでは浮力が決まりません。使うダンゴを付けて、トップがなじむ余裕があるかを見ます。ハリス55cm・70cmも固定値ではなく、なじみ際の動きを見ながら調整するための出発点です。
⚠ 注意:大型を寄せるときは、魚を抜き上げず、玉網へ誘導してください。細いハリスで強引に引いたり、竿を立てすぎたりすると、糸切れや竿の破損につながります。
エサの配合とバラケマッハを加えるタイミング
エサ
「カクシン」400cc+「バラケマッハ」300cc+「浅ダナ一本」100cc+水200cc
この配合を出発点に、ウキのなじみ方で調整します。「バラケマッハ」は300ccを最初から混ぜてもよいですし、200ccを先に入れ、残り100ccを後から加える方法もあります。
後から加える場合は、カクシン400cc・バラケマッハ200cc・浅ダナ一本100ccを混ぜ、水200ccを加えてから、残りのバラケマッハ100ccを合わせます。表面にボソ感を残したいときの調整ですが、それでタナまで持たなくなるなら、付け方や手水の量を見直しましょう。
配合を合わせるだけで終わらず、付けたエサの重さがウキに掛かるかを見るのが大事です。魚を寄せるつもりで大きく付けても、途中で落ちてしまえば、狙うタナにエサを届けにくくなります。
なじまないときは、使う分だけ手直しする
初秋に4号桟橋の中央付近で11尺を出したときは、打ち始めにはなじんでいたウキが、魚の気配が増えるにつれて途中で止まるようになりました。大きく動くので合わせたくなりますが、手が出る割には掛かりません。
最初はエサを大きくして持たせようとしました。しかし、大きくした分だけ上の方で動きが増え、なじみ幅はそろいませんでした。そこで、エサの大きさを変え続けるのをやめ、使う分を小分けにして、少量の手水と押し練りでまとまりを出しました。
すると、途中のふわふわした動きの後でも、トップが一定の位置まで入る投が増えました。なじんだ後の短いアタリで掛かる魚も出てきて、この日は、エサを大きくするだけでは足りなかったのだと思いました。
体験から:その後、もっと持たせようと練り込んだ分は、ウキが深く入るのにアタリが減ってしまいました。手を加えていないエサへ戻して付け直すと、なじみ際の動きが戻りました。ボウル全部を一度に練らなかったのは助かりましたね。
なじませることばかりを追うと、今度は食わせにくいエサになることもあります。なじむようになった後は、アタリと空振りの変化まで見るようにしましょう。
ハリの保持力が足りないと感じたら、上下を6号から7号へ上げる方法もあります。ただし、エサとハリを同時に変えると違いが分かりにくくなります。まず付け方をそろえ、それでも持たなければハリを試す、という順番でよいと思います。
活性が低いときの攻略法|ウドンセットと段差の底釣り
食いが渋いときは、メーターや短竿のチョーチンでウドンセットを組むか、底にクワセを置く段差の底釣りを選びます。数を拾いたい日は操作しやすいセット、深い場所で一枚ずつ待つ釣りを楽しみたい日は段底、という考え方です。
私も筑波湖では、深い底から魚を上げてくる釣りは面白いと思います。ただ、寒いからという理由だけで底釣りに決めるより、サワリが出るタナを探す余地は残しておきたいところです。
風がある日のセットは、エサを入れる位置から見直す
冬に2号桟橋の中央付近で9尺のメーターセットをしたときは、横風が出てから、ウキが立つ場所もバラケが抜ける場所もばらついてしまいました。アタリが遠いので、ついバラケを大きくしてしまったのですが、それで釣りやすくなる感じはありませんでした。
いったん大きさを戻し、振り込みをそろえ、余分に出た水面の道糸を沈めることからやり直しました。ウキの動きを同じ場所で見られるようにはなりましたが、すぐに連続して釣れたわけではありません。ポツポツ出るサワリを見ながら、クワセを待たせる釣りでした。
こういう日は、エサを増やす前に同じタナへ、同じようにエサを届けられているかを見ておくとよいでしょう。風で狙いを保てなければ、無理にそのタナへ固執せず、扱いやすいチョーチンセットや釣り座を考えます。
深い場所の段底は21尺も選択肢
段差の底釣りは、上バリにバラケ、下バリにクワセを付け、下バリを底に着けて釣る方法です。筑波湖の深い中央部では、規定最長の21尺も候補になります。
タックル
- 竿:21尺
- 道糸:1.0号
- 上ハリス:0.4号・15cm
- 下ハリス:0.3号・65cm
- 上バリ:6号
- 下バリ:3号
- ウキ:ボディ15cm前後・グラスムクトップ
ウキはPCムクトップも使えます。水深5.9m前後の場所を考えた組み合わせですが、21尺を出せばどの席でも同じように底が取れるわけではありません。竿と道糸の長さ、水深に合わせてウキの位置を確かめます。
竿先からウキまでの余裕がなく、振り込みやエサの置き直しが窮屈なら、その席で無理に続ける必要はありません。少し浅い場所へ移るなど、操作できる余裕が残る水深を選ぶ方がよいと思います。
下ハリス0.3号は細いので、大型を掛けたときは丁寧なやり取りが必要です。取り込みに不安があれば0.4号も考え、交換した後はエサ落ち目盛りやクワセの動きも見直しましょう。
段底のバラケとクワセ
エサ
「粒戦」100cc+「段底」160cc+「セット専用バラケ」160cc+水200cc+「GTS」160cc+「セットアップ」160cc
段底とセット専用バラケを使い、狙う深さまでバラケを届けることを考えた配合です。粒戦などに水を吸わせてから残りを合わせ、最後はハリ付けの圧と大きさで、なじみ方を調整します。
クワセは力玉、サナギ玉、感嘆などを用意しておくとよいでしょう。サナギ玉は、力玉をさなぎ粉に漬けたものです。クワセを替えると重さや沈み方も変わるため、交換後はウキの基準を確かめます。
バラケを大きくして待ち続けるより、バラケが抜けた後、底のクワセを待てているかを見たいところです。上の方でサワリが多いのに底でアタらないときは、エサを増やす前に、途中で開きすぎていないかを見直します。
アタリが出ないときは、底とウキの戻りを確認する
段底で最初に確かめたいのは、バラケが抜けたとき、下バリのクワセが底に着いているかです。水深表の数字に合わせただけで釣り始めず、底取り用のオモリで、実際の投入点を測ります。
底を取り直すときの順番
- 宙の状態のエサ落ち目盛りを確認する。
- 実際の投入点を測り、下バリが底に着くタナを決め、エサなしでも目盛りの出方を確かめる。
- 下バリにクワセだけを付け、釣り始めの基準となる目盛りを確かめる。
- バラケが抜けた後の戻りがそろわなければ、投入点、水位、底の傾斜、道糸の流され方を見直す。
下バリが底に着くと、その重さの掛かり方が変わり、宙で見たエサ落ちとは目盛りの出方が変わります。底取りの考え方は、マルキユーのへらエサパワーブックにも図解があります。
6号桟橋で感じたような、投げるたびに戻りが違う状態では、ウキを深くするだけで解決しようとしない方がよいです。まず同じ底へ置く。それでも反応が乏しければ、エサの抜け方や待つ間を変えて、魚のサワリが出るかを見ていきましょう。
底釣りは、新ベラや大型への期待がある一方、場所や食い気が合わないと一日数枚ということもあります。焦って何もかも替えず、一つ変えたらウキの動きがどう違ったかを確かめる釣りをおすすめします。
まとめ|最初に決めたいのは席とタナ
筑波湖へ行くなら、まず宙釣りをしたいのか、底釣りをしたいのかを決めて、竿と釣り座を合わせましょう。
両ダンゴなら、魚が寄った後もエサがタナまで入るか。段底なら、底を取った場所へクワセを置けているか。釣れないときほど、目の前のウキで確かめられることから直すと、次に何を変えるかが見えやすくなります。
サワリはあるのに釣れない、周りと釣果が違う、といったときの考え方はこちらにもまとめています。
ヘラブナが釣れない時の対策と対処法。釣れる人との違いやその理由を解説
あとがき
筑波湖へ行くと、やはり大きなヘラブナを釣りたいと思います。玉網に入った魚の厚みを見るのは楽しいですし、深い所で掛けて、まだ姿が見えないまま竿に重さが乗っている時間も好きです。ただ、期待して出かけた分だけ、釣れないときに落ち着かなくなるところはあります。
初秋に5号桟橋の中央付近で両ダンゴをした日もそうでした。朝のうちは自分のウキだけを見ていたのに、アタリが遠くなると、いつの間にか隣の竿が曲がる回数を数えていました。自分のエサがどうなじんだかより、また一枚釣られた、という方を覚えてしまうのです。
その日は途中でセットに替えようか迷い、バッグから仕掛け巻きまで出しました。数を釣ることを考えれば、違う釣り方を試すのもよかったと思います。ただ、替えたい理由が、魚の反応なのか自分の焦りなのかが、そのときははっきりしませんでした。
結局、仕掛け巻きは脇へ置き、残っていたダンゴを使うことにしました。少しエサを小さく付けたときと、元の大きさで付けたときで、なじみ際の止まり方だけを比べてみました。小さければよいというものでもなく、途中で持たない投もありましたし、大きく付ければ空振りもありました。
普段なら、ここで何か別のエサを足したくなります。けれども、その日は使い切るまで付け方だけを見ることにしました。そうしていると、隣の釣果は相変わらず気になるものの、自分が何を試しているのかは少し分かるようになりました。釣れない時間が楽しくなった、とまでは言いません。正直、早く一枚欲しかったですね。
終盤になって、なじんだ後の小さなアタリで一枚掛かりました。すぐに水面へ上がらず、竿を曲げたまま少し待ってから玉網へ入れた魚でした。大きさを測ったわけではありませんが、厚みがあって、筑波湖へ来た楽しさを感じる一枚でした。
その魚が釣れたから、両ダンゴで通した判断が正しかった、と言い切る気にはなりません。セットに替えていればもっと釣れたかもしれませんし、終盤に魚の食い気が変わっただけかもしれないからです。一枚釣れた後ほど、自分に都合のよい説明を付けたくなるのは、気を付けたいところだと思いました。
片付けながら、その日に変えたことを思い返すと、覚えているのは最後の一枚ばかりでした。途中でどんなエサが持たず、どの付け方ならなじんだのかは、もう少し曖昧になっていました。これでは次に同じように迷ったとき、また最初から探すことになります。
それからは、釣果だけでなく、うまくいかなかったことも短く残すようにしています。細かい記録を全部付けるのは続きませんので、「小さくすると途中で持たない」「練った分は動きが減った」ぐらいです。後から読むと、釣れた配合より、その一言の方が次に試すことを決めやすい場合もあります。
次の釣行に持って帰りたいのは、枚数だけでなく、自分が見て判断できたことなのだと思います。とはいえ、次に筑波湖へ行けば、また大きい魚をたくさん釣りたくなるでしょう。その欲はそのままでよいので、今度は隣の竿を見る前に、自分のウキがどこまでなじんだかを、もう少し丁寧に見ていたいですね。


