釣りをする堤防が海面から高い場合や、磯周りなどで海面近くまで下りていけない場合などに、8mのたも網はとても使いやすくあると便利なアイテムです。
しかし、長ければいいというわけでもなく、長いなりにデメリットもありますので釣り場の環境に合わせてタモの柄の長さを選択することが望ましいです。
ここではおすすめの8mの玉網についてみていきましょう。
目次
8mの玉網が必要な状況
どのような場合において8mの玉網が必要かというと例えば、堤防の高さが6m以上ある場合です。
私が普段使いしているタモの柄の長さが6mですが、6mの堤防に上がった時には隣の人に堤防でうつぶせになって腕を伸ばしてネットインしてもらわなければランディングできない状況でした。
これでは周りにも迷惑だと思い8mの玉網を購入した次第です。
8m玉網のデメリット
6mから8mの玉網になったことで高い堤防や磯であっても自分でネットインできるようになりましたが、長い玉網にもデメリットがあります。
それは自重があるので重たいということです。
当たり前ではあるのですが、長くなった分重くなって取り回しは悪くなります。
また、重たいので堤防と海面との距離が近い釣り場には持っていくことはありません。
初めての釣り場や、足場の悪そうな釣り場、見るからに高い堤防の時のみ使用することになります。
私の場合、高い堤防に行くことは月に1度程度ですので、そこまで出番があるわけでもありませんが、8mの玉網があれば、いつでもどこでもランディングできるという安心感はあります。
おすすめの8m玉網
RISEWAY(ライズウェイ) 玉の柄 ディープキャッチ 磯玉セット
45㎝の玉網付きの810㎝玉の柄です。
玉網は別売のものに付け替えようかと思っていましたが、十分に使えるレベルでした。
網目の結び目が若干弱いところもありましたが、使用には問題ないかと思います。
自重で953gありますので、重さはあります。
普段使いではなく、高い場所から使うことが分かっている場合のみ持っていくようにしたいものです。
仕舞寸法は112㎝とロッドケースに入れるならちょうどよいサイズですが、落とし込み釣りや探り釣り、ルアー釣りなどで背中に背負って持っていくのは、おすすめできない長さです。
サンライク(SANLIKE) ランディングネット タモ網 たもあみ 8m 800
もうひとつのおすすめとしてはサンライクがあります。
自重が1180gとライズウェイよりもやや重くなっていますが、ネット部分がラバーになっているためです。
大型の魚を釣るのであれば横幅46㎝高さ58㎝ある大きなランディングネットも使いやすいですが、例えばフカセ釣りや磯釣りなどで高いところからグレやチヌをとるには玉枠が大きすぎて扱いにくいです。
一般的な玉枠にも付け替えることができますので、魚のサイズに合わせてご使用いただければいいかと思います。
高台からシーバスを狙ったり、橋の上から雷魚をとる時に使うにはラバーのほうがいいでしょう。
いずれも大型の魚を8m以上の長い玉網ですくうと玉の柄が折れる可能がありますので、必ず玉の柄はすくいあげる方向に動かすのではなく、玉網のあるところに魚を誘導してくるようにして使いましょう。
仕舞寸法は112㎝となっているので、ラバーの大型ネットが必要かどうかで選ぶといいかと思います。
JINKING 磯玉セット 玉網 釣りタモ 小継玉の柄 タモ網
最後に、8mの長さはないですが、7.2mの長さで仕舞寸法の小さな玉網があります。
JINKING 磯玉セットは仕舞寸法78㎝とかなり小さくなった長い玉網です。
玉網にジョイントを付けて背負って行くにはちょうど良い長さになります。
仕舞寸法が短い分だけ、継数が11本と多くなり、自重は1200gとやや重くなりますが、短いほうがいいという方にはおすすめの玉網です。
まとめ
ここでは8m前後の玉の柄と玉網についてみてきました。
若干の違いですが、使用用途に応じて使いやすそうなものを選んでいただければいいかと思います。
玉網は適切な使い方をすれば長持ちしますが、無理な方向に持ち上げたり、魚を追いかけるような使い方をすると長い玉網ほど壊れやすくなります。
使い方には十分注意して、魚の取りこぼしのないようにしたいものです。
おすすめのタモ網(6m)の激安品を買ってみた。玉網の使い方動画あり