野田幸手園は千葉県野田市中里に位置する管理釣り場です。
この釣り場は、へら鮒釣りやタナゴ釣りを楽しむことができ、釣り好きにとっては理想的な遊び場です。
美しい自然に囲まれた環境で、一日をゆったりと過ごすことができるため、初心者からベテランまで幅広い層が楽しめる魅力があります。
目次
野田幸手園の特徴
事務所写真
釣り場環境:
野田幸手園は広大な自然の中に位置し、豊かな緑と静寂が広がる釣り場です。
駐車場も広く、約600名を収容できるため、混雑時でも安心して訪れることができます。
美しい風景と静かな環境で釣りに集中でき、都会の喧騒を忘れる場所です。
釣り種類:
ここでは、へら鮒釣りとタナゴ釣りが楽しめます。特にタナゴ釣り場は比較的新しく、2021年11月20日にオープンしたため、設備が整っており、清潔感も保たれています。
タナゴ釣りは家族連れや初心者にも人気で、気軽に楽しむことができる釣りです。
釣り規定:
竿の長さやエサに関していくつかのルールが設けられています。
竿の長さは8尺以上21尺以下で、タナ(魚がいる水深の位置)は第1オモリより1m以上でなければなりません。
エサに関しては生きエサ以外であれば自由に使用でき、様々なエサを試すことが可能です。
また、フラシ(魚を保管するネット)の使用は、通常の釣りでは禁止されていますが、例会(競技会)では許可されています。
これらの規定は、釣り人が環境に配慮しつつ楽しめるように工夫されています。
営業時間
季節によって営業時間が異なります。4月から9月末までは、朝6時から午後3時半まで営業しており、10月から3月末までは朝6時半から午後3時半までとなっています。
いずれも、休日や祝日も含めて営業しており、定休日は1月1日のみです。
釣り場としては長時間利用できるため、早朝から訪れて1日じっくり釣りを楽しむことも可能です。
料金
釣りの料金は、へら鮒釣りとタナゴ釣りで異なります。
また、平日と日曜、全日と半日で料金が細かく設定されているため、利用者のニーズに応じた選択が可能です。
へら鮒釣り:
料金
平日(月~土)・祝日 1日: 2,000円
半日(AM11時~): 1,600円
日曜 1日: 2,500円
日曜 半日: 2,100円
女性全日: 1,600円
子供(高校生まで・保護者同伴)全日: 1,000円
タナゴ釣り:
料金
平日(月~土)・祝日 1日: 1,000円
半日(AM11時~): 800円
日曜 1日: 1,200円
日曜 半日: 1,000円
女性全日: 800円
子供(高校生まで・保護者同伴)全日: 500円
また、釣り道具を持っていない方でもレンタルパックが利用できます。
レンタルには、釣り竿や仕掛け、エサ、椅子まで含まれているため、手ぶらでも気軽に訪れることができます。
料金は1時間から1日まで選択可能で、レンタルの時間に応じたプランが用意されています。
食堂メニュー
釣り場には食堂も併設されており、釣りの合間に食事を楽しむことができます。
特に人気のメニューは、スタッフが釣り座まで届けてくれる「爆釣カツカレー弁当」(900円)です。
これはボリューム満点のカレーで、釣りの合間にエネルギーを補給するのにぴったりです。
カレーはレトルトっぽさもありますが、とんかつが軟らかく美味しいので、とんかつだけ買って帰る人もいるのだとか。
また、カレー以外にも牛丼や中華丼といった手軽で満足感のあるメニューが揃っています。
いずれも600円とリーズナブルな価格で提供されており、家族連れや友人同士でも気軽に楽しむことができます。
場所とアクセス
野田幸手園は千葉県野田市中里に位置しており、アクセスも非常に便利です。
広々とした駐車場を完備しており、約600名分の収容スペースがあるため、車での訪問も安心です。
入口が少しややこしく感じるかもしれません。細い道を奥の方まで突き進んだところになります。
こんなところに池なんてあるのかなという場所です。ゴルフ場に沿って道を進めばたどり着くことができるでしょう。
その他の設備
釣り場には、清潔な個室トイレが完備されており、全てのトイレにはウォシュレット(温水洗浄便座)が設置されています。
特に、女性専用トイレもあるため、女性や家族連れでも安心して利用できます。
また、公式サイトでは日々の釣果報告やイベント情報が更新されており、事前にチェックすることで最新の釣果やイベント参加の計画を立てることができます。
経営者について
以前まではあまり評価の良くなかったこの釣り場も、経営者が変わり、様々な釣り人ファーストなサービスがされるようになりました。
掃除も行き届いており、定期的な桟橋の交換や美味しいお弁当など休日を楽しく過ごせるために現経営者が頑張ってくれています。
スタッフブログ
釣果についてはスタッフがブログにまとめています。
野田幸手園の釣り方
夏の釣り方(5月~10月)
夏の釣りは、暖かい気候とともに魚の動きも活発になり、特にメーター釣りが効果的です。
この時期の釣り方をマスターすることで、へらぶな釣りの楽しみが倍増します。
竿の長さ
夏の釣りでは、8尺から9尺の比較的短い竿が推奨されます。
長すぎる竿を使うと、ダンゴの振り込みが難しく安定しません。
適切な長さの竿を選ぶことが重要です。
野田幸手園では、この範囲の竿を使用することで、エサの持ちが良く、効率的な釣りが可能となります。
エサ
夏のエサとしては、両ダンゴが主流です。
魚影が濃い場合は、より粘りのあるペレット系のエサを使用すると良いでしょう。
特に、魚が活発に動くこの季節では、エサが水中で長持ちすることが求められます。
ペレットエサを使ったペレ宙(ペレットエサでの中層釣り)を試すと、魚の反応が良くなり、エサが長時間持つため、釣りやすさが向上します。
釣り方
夏は水温が高く、魚の活性も上がるため、メーターの手返しの早い釣りが非常に有効です。
メーター釣りとは、ウキを使用して、水中の1メートルほどのタナを狙う釣り方です。
深場エリアでは、8尺から12尺の竿を使い、深場のチョーチン両ダンゴもカタがそろっていい釣りができます。
冬の釣り方(11月~4月)
冬の釣りは、寒さの中でも魚が動くため、釣り方や道具の選び方が重要になります。
この時期はセット釣りが主流となり、寒さに負けずへらぶなを狙うための工夫が必要です。
竿の長さ
冬の釣りでは、魚が深場に移動するため、12尺以上の長竿が推奨されます。
長竿を使うことで、冬でも深い位置にいる魚を狙うことができます。
深場の方が水温が安定するので魚が溜まりやすいためです。
寒い季節でもへらぶな釣りを楽しむためには、この長竿が重要な武器となります。
エサ
冬のエサとしては、依然として両ダンゴやペレット系のエサが有効です。
また、冬は新ベラの釣りも楽しまれており、特にメーターウドンセット(ウドンとエサを組み合わせたセット釣り)が効果的です。
このセット釣りでは、バラケで寄せてうどんを食わせる釣り方で、マッシュやグルテンよりも幸手園の新ベラはペレット系に反応がいいです。
入れている新ベラの産地や時期にもよりますが、グルテンだけでなく、ペレット系も準備しておくといいでしょう。
釣り方
冬はセット釣りが有効で、特に両グルやバラグルセットといった複数のエサを組み合わせた釣り方が使われます。
11月下旬になると、1枚あたり1キロを超える大物の新べらが放流されるため、長竿で大物を狙う釣りが楽しめます。
この時期には、背中の盛り上がった美しい新べらに出会えるチャンスが高く、釣り人たちの期待が高まります。
まとめ
野田幸手園は、自然豊かな環境でゆったりと釣りを楽しめるスポットです。
初心者から経験者まで、誰でも楽しめる設備が整っており、家族連れや友人同士で訪れるのにも最適です。
さらに、手ぶらで訪れても釣り道具をレンタルできるため、気軽に釣りを始めることができます。
ぜひ一度、リフレッシュと釣りを楽しみに訪れてみてください。
ヘラブナが釣れない時の対策と対処法。釣れる人との違いやその理由を解説