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鯉釣り堀のコツ紹介。鯉を練り餌で釣るにはコツがある。

週末のレジャーとして人気の高い鯉釣り。特に釣り堀は、天候や季節を問わず手軽に楽しめることから、釣り初心者の方にとって絶好の入門スポットとなっています。

しかし、「せっかく行ったのに、全然釣れなかった…」という残念な経験をされた方も多いのではないでしょうか?

実は、鯉釣りのコツは、適切な「練り餌」の選び方と使い方、そしてタナなのです。

 

今回は、誰でも実践できる基本的なコツから、ベテランも実践しているような専門的なテクニックまで、徹底的にご紹介していきます。

 

知って得する!鯉釣りの基本知識

釣り堀での鯉釣りが多くの人に愛されている理由は、その釣りをする手軽さと設備にあります。

まず、ほとんどの釣り堀では必要な道具一式をレンタルできるため、初めての方でも手ぶらで訪れることができます。

また、確実に魚が生息していることがわかっているため、全く釣れないという心配も少なくなります。

さらに、鯉は体長40〜60センチ、重さ2〜4キロほどの大物が一般的で、引きの強さを楽しむことができます。

 

 

竿を大きく曲げながら魚とやりとりする醍醐味は、釣りならではの体験といえるでしょう。

家族で訪れる方も多く、お子様の自然体験や、大人の癒やしの時間として、幅広い層に支持されています。

 

鯉釣りのコツはエサにある!練り餌の選び方

練り餌選びは、鯉釣りにおいて最も重要な要素のひとつです。

特に人気が高いのが、マルキュー社の練り餌です。

 

釣り堀で持ち込みが可能であればここから紹介する餌を使ってみるのをおすすめします。

 

みどり

昔からのエサです。

このエサは、野鯉から釣り堀や釣り池の養殖鯉まで幅広く対応するために設計されています。

栄養価の高い素材に加え、植物性の藍藻を配合し、健康を考慮したバランスの良い成分設計が特徴です。

軽量で使いやすく、釣り堀のエサに敏感な鯉でも高い食いつきを実現します。

鯉釣りを楽しむすべての方に最適な製品です。

 

コイミー

このエサは、観賞魚用の動物性タンパク質を豊富に含み、鯉を引き寄せるための誘魚成分もバランスよく配合されています。

高品質な素材を大量に使用しているため、すぐにバラける性質が特徴で、鯉の食いつきを促進します。

数々の釣り堀や釣り池で愛用され、多くの実績を上げてきたこの配合エサは、特にウキ釣りでの使用に最適です。

釣果を安定して引き出したい方におすすめの一品です。

 

鯉ごころ

少し鯉釣りに慣れてきたら、鯉ごころを試してみるのもいいでしょう。

同じ餌に飽きてしまった鯉を釣るには最適なエサです。

このエサは、集魚力の高いペレットに加え、マッシュポテトやさつまいもマッシュなど、動物性と植物性の素材をバランスよく配合しており、高い集魚力を誇ります。

手でまとめやすく、しっかりとした質感でエサ付けが簡単。水中に投入するとふくらみながら徐々にバラけていく特性があり、魚を素早く集めることが可能です。

また、芯がしっかり残るため、小魚などのエサ取りを避けることができます。

 

釣り堀や湖や池、沼だけでなく、流れのある河川にも対応する万能なエサです。

 

練り餌を使うコツ

 

まずはサイズを確認

大きいエサであればあるほど大型が釣れてきそうなイメージを持ってしまうかもしれませんが、これは大きな間違いです。

大きなエサを針につけるとエサの存在感がでるので鯉が食いつきやすくなるのはありますが、それは池や河川などのかなり大きな釣り場での話になります。

 

釣り堀などでは常に餌が入っているので、エサを見つけられないという状況になることは少なく、大きなエサよりも食べやすいエサの方がヒットする確率が高くなります。

鯉のサイズにもよりますが、口の大きさが500円玉ぐらいなので、針にエサを付けるのであれば、パチンコ玉ぐらいの大きさでも十分です。

 

使用する針の大きさにもよりますが、針がギリギリ隠れるぐらいの練り餌の大きなにすると素直にヒットする確率があがります。

 

エサの硬さも重要

案外見落としがちなのが、エサの硬さです。

練り餌を使いこなすコツとして、作ったエサの硬さを柔らかくすると食いつきがよくなります。

 

魚も柔らかいエサの方が食いつきやすく、水中で溶ける速度があがるので寄せにもつながります。

 

エサを柔らかくすると魚の食いつきはよくなりますが、エサが針から落ちてしまうことが多くなるため、針に練り餌が残るギリギリの硬さに調整するようにします。

 

例えば、釣り堀で渡された餌があれば、それを1/2か1/3に分けて水を練り込んで柔らかくしていきます。

細かく分けたのは、水を加えすぎて柔らかくなりすぎたときに後戻りできないため、すべて一度に柔らかくするのではなく使う分だけ少しずつ柔らかくするのがコツです。

 

エサの持ち込みが可能であれば、柔らかいエサを先に作っておいて、エサが持たない場合に元の粉エサを一つまみずつ足して硬くしていく方法もあります。

少しテクニックが要りますが、柔らかいエサと、粉の硬いエサが混ざり合うことで水中での解け具合に時間差が生じ、長く魚を寄せて食わせることができるようになります。

 

水質による使い分けのコツ

釣り堀の水の状態によっても、最適な練り餌は変わってきます

濁った水の場合

たいていは濁っている釣り堀が多いと思いますが、視界が悪い状況では、鯉は主に匂いを頼りに餌を探します。

そのため、前述したような高たんぱくな魚粉を多く配合した香りの強い餌を選ぶことが重要です。

また、黄色や緑など明るい色の餌を使うことで、濁った水の中でも鯉の目に留まりやすくなります。

澄んだ水の場合

水が澄んでいる時は、鯉の警戒心が強くなる傾向があります。

そのため、あまり目立たない茶色やペレット色に近い色など、自然な色合いの餌を選びましょう。

また、香りは控えめなものを選択します。強すぎる香りはかえって逆効果となる可能性があります。

グルテン5のような グルテンエサが有効なこともあります。

 

タナも重要

鯉釣りの世界で、「タナを取る」という言葉をよく耳にしますが、これは釣り人にとって最も重要なスキルの一つといえるでしょう。

タナとは、魚が実際に餌を食べる水深のことを指します。

このタナを正確に把握し、適切に対応することができれば、あなたの釣果は劇的に向上するはずです。

タナの基本を知る

鯉は水深によって行動パターンが大きく変わる魚です。

季節や時間帯、天候などの様々な要因によって、彼らの活動する水深は刻々と変化していきます。

例えば、春先の穏やかな日差しの下では、水温の高い表層近くでよく活動しますが、真夏の日中には深場に潜んでいることが多くなります。

ベテラン釣り師たちは、この「タナ」を見極めるのがうまいです。あとは場所取りもありますが、、、、

要するに、3次元的に魚が浮いているのか沈んでいるのか、はたまた近くにいるか遠くにいるのかを見つけるのがコツになります。

 

なぜなら、いくら良い餌を使っても、鯉のいる水深に届かなければ、釣果に結びつかないからです。

逆に言えば、正確なタナさえ把握できれば、釣果が大幅に改善される可能性が高いのです。

 

タナを見極めるテクニック

タナを効果的に見極めるためには、以下のような段階的なアプローチが有効です。

まず、ウキとオモリの関係を理解することから始めましょう。

ウキの浮力とオモリの重さのバランスが、タナを決定する重要な要素となります。

例えば、2号のウキを使用する場合、それに見合ったオモリの重さを選ぶ必要があります。

このバランスが取れていないと、正確なタナ取りは困難になってしまいます。

釣り堀の場合はどうしようもないことが多いですが、ウキとオモリがあっていないことがあるので、その際仕掛け付きの竿ごと変えてもらうのがいいでしょう。

 

次に、実際の調整方法です。

ウキが水面に対してほぼ垂直に立つように、ウキ止めの位置を上下に微調整していきます。

この時、風や波の影響も考慮に入れる必要があります。

穏やかな日であれば、ウキはピンと立っているはずですが、風が強い日は、多少の傾きを許容する必要があるでしょう。

室内釣り堀であれば、水流の強い場所を避けて調整しましょう。

 

季節によるタナの変化

タナは、季節によって大きく変化します。

この変化を理解し、対応できることが、年間を通じて安定した釣果を得るコツとなります。

春に釣るコツ

春は、水温の上昇とともに、鯉が徐々に活発に動き始める季節です。

特に午後、日差しで暖められた表層付近で、よく餌を探す姿が見られます。

このため、比較的浅めのタナ設定が効果的です。

具体的には、水深1〜1.5メートル程度から始めてみるとよいでしょう。

 

夏に釣るコツ

夏場になると状況は一変します。

強い日差しを避けて、鯉は深場に潜むようになります。

 

特に日中は、水深2メートル以上の涼しい場所を好みます。

ただし、朝夕の涼しい時間帯には、より浅い場所に上がってくることもあるので、時間帯による使い分けが重要になってきます。

 

秋に釣るコツ

秋は再び、中層から表層にかけての活性が高まる時期です。

この時期の鯉は、冬に向けての栄養補給に積極的で、比較的広い層で餌を探します。

様々なタナを試してみる価値がある季節といえるでしょう。

 

冬に釣るコツ

冬は最も難しい季節かもしれません。

 

水温の低下とともに、鯉の活性も大幅に下がります。

基本的には深場の、比較的水温の安定した場所を選んで、じっくりとアプローチすることになります。

 

このような状況下では、タナの微調整が特に重要になってきます。

 

タナ取りの実践的なコツ

毎日通っているようなベテランの釣り人たちは、以下のようなテクニックを駆使してタナを攻略しています。

まず、釣り場に到着したら、水温をチェックすることから始めます。

市販の水温計があれば理想的ですが、なければ手を水に入れて、感覚的に確認するだけでも参考になります。

 

水温が低ければ深め、高ければ浅めと、大まかな目安をつけることができます。

 

次に、他の釣り人の様子を観察します。

 

特に、良く釣れている人がいれば、その人のタナ設定を参考にするのも一つの手です。

ただし、釣り場の環境は場所によって微妙に異なるので、完全な真似ではなく、あくまでも参考程度に考えましょう。

そして、実際に釣り始めたら、定期的にタナを変更してみることをおすすめします。

 

例えば、30分程度反応がない場合は、50センチ程度ずつタナを変更していきます。

 

このように、徐々にタナを探ることで、その日の最適なタナを見つけ出すことができます。

 

タナの攻略は、一朝一夕には身につきません。

しかし、基本的な原理を理解し、実践を重ねることで、確実にスキルアップすることができます。

特に大切なのは、その日の状況を冷静に分析する姿勢です。

天候、水温、時間帯など、様々な要素を総合的に判断しながら、最適なタナを見極めていく。そんな探究の過程こそが、釣りの醍醐味の一つといえるでしょう。

初心者の方は、まず基本的なタナ取りの技術を身につけることから始めてください。

そして、少しずつ経験を積みながら、より繊細なタナの調整ができるようになれば、釣果もアップすることでしょう。

 

 

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