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夜釣り最強のエサはこれ!夜だからこそ釣れる秘訣と釣り餌紹介

夜釣りは昼間とは違った魅力がありますが、エサ選びに悩む人も多いのではないでしょうか。

この記事では、夜釣りで実績のある最強のエサを、魚が食いつく理由とともに詳しく解説。これを読めば、夜釣りのエサ選びに迷うことはありません。

あなたも今夜から、夜釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか

夜釣りで魚が釣れやすい理由

夜釣りは、昼間とは違った魅力がたくさんあります。まず、夜になると魚の警戒心が下がります。

暗闇で視界が悪くなり、人の活動も減って静かになるためです。

また、タチウオやアナゴなど夜行性の魚が活発に動き出します。日中は深場にいた魚が、夜には浅場に寄ってくることもあるのです。

さらに、夜は灯りに集まるプランクトンを小魚が狙い、その小魚を追って大型魚が集まるという習性があります。

これらの理由から、夜釣りでは昼間とは違った魚影や魚種が狙えるのです。

 

夜釣りに最強のエサ

それでは、さっそく夜釣りで最強のエサを見ていきましょう。

夜釣りに最強のエサ一つ目はイカ

 

夜釣りにおいて、イカは最強ともいえるエサです。

その理由としては、

強烈な匂い:

イカは強い匂いを放つため、夜間の暗闇でも魚を引き寄せる効果が高いです。

鮮度のいいイカの内臓ごと使うのがおすすめです。

冷凍の真っ白なイカの短冊でも釣れるのですが、生のイカの内臓をつぶして漬けておいたものはめちゃくちゃ食いがいいです。

 

すぐに手に入らない場合は、塩辛などの発酵させたイカでもいいでしょう。

 

柔らかい身質と白い色彩:

イカの柔らかい身は魚が食べやすくて、食い込みがよく、針がかりしやすいです。

また、白い色は夜の海中でも目立ちやすいため、視覚的にも魚の注意を引きます。

あまり水中で放置しすぎてふやけて白くなってしまったイカは、うまみが抜けてしまっているので、定期的に交換しましょう。

 

優れた針持ち:

イカは身が締まっているため、針に付けた際の持ちが非常に良く、遠投しても餌が外れにくいです。

後述しますが、最強のエサのひとつとして知られる青イソメと比較して夜釣りではエサ持ちの点でもイカの方が有利です。

むしろ、青イソメは夜釣りには向いていないエサになります。

 

多様な魚種が釣れる

イカ自体が多くの魚の捕食対象となっているため、より大型の魚を狙うこともできます。

アジ、サバ、ブリ、マダイ、タチウオ、メバルなど、多くの魚種にとってイカは好物です。

 

入手のしやすさと保存性:

冷凍のイカやイカの塩辛などは簡単に入手でき、保存も可能なため、急な釣行にも対応できます。

 

 

釣れる使い方

基本的には底にブッコミでOKです。

イカは放置していてもニオイで魚を寄せてくれるので特に何かする必要はないのですが、魚が薄くてエサを見つけられない場合に効果的な使用方法としては、サイズをやや大きくつけて魚に見つかりやすいようにしてみます。

 

それでもダメな場合は動かして誘います。(ゆっくりズル引きやリフト&フォールなど)

 

魚がいれば何かしらの反応があるはずです。

イカにかじられたような跡があれば、エサが大きすぎる可能性があるので、魚が食いやすいように小さくしてみましょう。

 

こういった理由から、イカは夜釣りにおいて最強のエサと言えます。

 

青イソメは夜釣りでも釣れるが最強ではない

青イソメ(アオイソメ)は釣りエサとして広く使われていますが、特に夜釣りにおいてはちょっと微妙で、最強のエサとは言えません。

その理由を詳しく見ていきましょう。

 暗闇での視認性の低さ

青イソメは、魚のエサとして万能なのですが、体色が茶色っぽく、海底と同化して魚に食べられないようにしている生き物なので、光量が少なくなる夜釣りにおいては、魚が青イソメを見つけるのが難しく、特に目を使ってエサを探す魚からするとなかなか見つけられないため、エサとして使った場合にはアタリに繋がらない可能性があります。

 

 動きの低下による誘引力の減少

夜間になると水温が低下し、これに伴い青イソメの動きが鈍くなることがあります。

通常、青イソメの動きが魚に対する誘引効果を生み出しますが、夜の冷えた環境ではその動きが抑制され、エサとしての魅力が弱まります。

特に、活発な動きで魚を引き寄せることが難しい状況では、青イソメのエサとしてのポテンシャルを十分に発揮できないのです。

 

匂いの拡散力が弱い

夜間は水の動きが静かになりやすく、青イソメが放つ匂いが水中で十分に拡散しにくくなります。

通常、青イソメはその特有の匂いで魚を引き寄せますが、夜釣りではこの匂いが効果的に広がらず、結果として魚を誘いにくくなります。

これは、特に嗅覚が発達している魚を釣るときには致命傷になります。

 

 エサ持ちの悪さ

青イソメは身が柔らかいため、長時間の仕掛けには耐えにくいという欠点があります。

特に夜釣りでは、暗闇の中でエサの確認や交換が頻繁にできないため、エサがすぐに取れてしまうリスクが高まります。

エサがすぐに無くなってしまうと、釣果にも直接的に影響するため、青イソメは夜釣りにはあまり適していないと言えます。

 

夜行性の魚には向かない

夜釣りで狙う魚の中には、視覚に頼らず嗅覚や側線(魚が水流や振動を感知するための器官)でエサを探す種類が多くいます。

青イソメは視覚的なアピールに優れたエサですが、夜行性の魚にはその強みが発揮されにくいです。

代わりに、強い匂いを放つイカやエビ、または魚の切り身の方が効果的な場合が多いでしょう。

青イソメは最強ではない

青イソメは釣りエサとして非常に優れていますが、夜釣りではその限界が顕著に現れます。

視認性の低さ、動きの鈍さ、匂いの拡散不足、エサ持ちの悪さ、そして夜行性の魚への適性が低いことから、最強のエサとは言い難いのです。

しかし、釣り場の状況や対象魚に応じては青イソメが有効な場合もあるため、柔軟なエサ選択が重要です。

 

使うなら魚の切り身

夜釣りでイカがないというときには、イワシや魚の切り身を使うのもおすすめです。

魚の警戒心の低下:

当たり前ですが、夜間は暗くなることで魚の視界が制限され、警戒心が薄れます。そのため、日中よりも餌に近づきやすくなります。

強い匂いの効果:

イワシや魚の切り身は強い匂いを放ちます。夜は視覚よりも嗅覚を頼りに餌を探す魚が多いため、強い匂いのエサが効果的です。

特に塩漬けにした魚の切り身は、匂いがより強くなり魚を引き寄せやすくなります。

特にマルキューの塩にんにくのようなかなりニオイの強い集魚エサで魚の切り身を漬け込むとエサ持ちアップに加えて集魚効果アップが期待できます。

 

夜行性魚種の活性化:

アナゴやタチウオなどの夜行性の魚は、夜間に活発に活動します。これらの魚種は魚の切り身を好んで食べるため、夜釣りで効果を発揮します。

常夜灯の効果:

夜釣りでは常夜灯の周辺で釣ることが多いですが、光に集まる小魚を追ってイワシやその他の魚が寄ってきます。イワシ自体も光に集まる性質があるからです。

そこにエサとしてイワシや魚の切り身をエサとして使うことで、イワシを捕食している大型の魚も狙うことができます。

イワシや魚の切り身は多くの魚種にとって好物であり、メバル、カサゴ、チヌ、スズキなど様々な魚を釣ることができます。

エサの視認性:

イワシや魚の切り身の白い身は、夜の暗い水中でも比較的目立ちやすいです。これにより、視覚的にも魚の注意を引きやすくなります。

長時間の釣りに適したエサ:

特に塩漬けにした魚の切り身は、針持ちが良くなるため、長時間の夜釣りに適しています。エサが頻繁に外れることなく、効率的に釣りを続けられます。

これらの理由により、夜釣りでイワシや魚の切り身を使用すると、効果的に魚を釣ることができるのです。

ただし、釣り場の状況や対象魚によって最適なエサや釣り方は変わってくるので、状況に応じて柔軟に対応することが重要です。

 

まとめ:夜釣り最強のエサ

夜釣りは、昼間とは異なる独特の魅力があり、静けさの中でいつアタリがあるのか、わくわくさせてくれる釣りです。

本記事では、夜釣りに最適なエサについて詳しく解説してきました。

夜釣りにおいては、イカは最強のエサと言えるでしょう。

強い匂いで魚を引き寄せ、柔らかい身質と白い色彩で視認性が高く、さらに針持ちが良いという特性を持っています。また、多様な魚種に効果的であることも大きな利点です。

一方で、昼釣りでは定番の青イソメは、夜釣りではその効果に限界があることも分かりました。

夜間の視認性の低さ、水温低下による動きの鈍化、匂いの拡散力の弱さ、そしてエサ持ちの悪さなどが、その理由として挙げられます。

イカが手に入らない場合の代替として、魚の切り身も有効なエサとなります。

強い匂いで夜行性の魚を引き寄せ、視認性が高く、長時間の釣りにも適しているからです。多くの魚種に好まれるという点も、魚の切り身の魅力です。

夜釣りを楽しむためには、これらのエサの特性を理解し、釣り場の特性や対象魚の習性を考慮しながら、柔軟にエサを選択することが重要です。

イカを第一選択としつつ、状況に応じて魚の切り身を活用することで、より多くの魚を釣り上げる可能性が高まるでしょう。

 

この記事で得た知識を活かし、夜の海での新たな釣りの醍醐味を体験してみてはいかがでしょうか。

 

 

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あとがき

この記事を書き終えた今、改めて夜釣りの魅力を振り返ると、静寂の中で竿先がわずかに動く瞬間にこそ、自然と対峙する釣りの醍醐味が凝縮されていると感じました。とりわけ夜釣りには独特の緊張感があり、昼間の延長線上では味わえないドラマがあると痛感しています。今回はイカや魚の切り身など、夜釣りで実績の高いエサを中心に掘り下げましたが、執筆を通じて、単なる道具としてのエサにとどまらず、狙う魚やその生息環境を深く理解することこそが釣果につながるカギになると改めて思い知らされました。

私が夜釣りの魅力に強く惹かれた背景には、実際の釣行で印象的な出来事を多く経験してきたことがあります。今回は沼津の堤防で夜釣りをしたときのことを強く思い出しました。仕事終わりに急いで海へ向かい、日が落ちてからロッドを構えて待っていると、辺りはしんと静まり返り、昼間とは打って変わって海面が暗く沈んでいました。常夜灯だけがぼんやりと周囲を照らす中、波打ち際の小魚たちが一斉に散るように動き出し、それを追うように中層を回遊している魚影が見え隠れしていたのです。海面をじっと観察していると、時々パシャッという小さなライズ音が聞こえ、目を凝らせば何やらベイトを追うような動きが見えました。普段の昼釣りではあまり意識しない“闇の中での生命感”が濃密に伝わってきて、思わず自分も警戒心を解かずに身構えてしまうほどでした。

実はこのときの私は、昼間によく使っていた青イソメをそのまま夜釣りにも流用していました。ところが、堤防先端付近の明暗差を狙って投げ込んでも、なかなか明確なアタリが得られない。視認性が低いせいなのか、青イソメでは魚が思ったほど寄って来ないのか、と少しもどかしい気持ちになりました。そんなとき、たまたま近くで釣りをしていた方に「夜釣りならイカを試してみるといいよ」と声をかけられ、イカの短冊を譲っていただいたんです。その短冊を試しに付けて底にそっと投げ込んでみたところ、驚くほど早いタイミングでググッと竿先が引き込まれました。すかさずアワセを入れると、歯形がくっきりと残っているイカの身が揺れ、何やら良型の魚の手応えが伝わってきました。夜釣りでは反応が薄かった青イソメに対し、イカエサの威力がこんなにも違うのかと、その瞬間に痛感させられました。結局、その日はカサゴやアカハタなど数匹を立て続けに釣り上げることができ、エサの特性を活かす大切さを身をもって学んだ記憶があります。

そこからさらに夜釣りの奥深さを追求したくなり、釣具店の店員さんや釣り場で出会う夜釣り歴の長い釣り人たちから話を聞く機会を増やしました。ある方は「アナゴ狙いには絶対にイカの肝が最強」と熱弁していましたし、また別の方は「青イソメでもコマセを併用すれば夜でも十分釣れる」という持論を展開していました。情報を集めれば集めるほど正解はひとつではないと感じましたが、いずれにしても夜行性の魚が好む強い匂いを放つエサが優位であることだけは共通していました。自分でも試しに魚の切り身を塩漬けにして持って行ったり、マルキューの塩にんにくのような刺激的な匂いがする商品で事前に漬け込んだりして、いかにして魚を引き寄せるかを試行錯誤するようになりました。夜釣りでは足元が暗いこともあり、エサ交換や棚の調整が面倒に感じることもあります。だからこそ、投げっぱなしでも匂いと耐久性の面で安心なエサ選びが重要になるというのを肌で感じています。

こういった体験を通じて思うのは、夜釣りで狙う魚のほとんどは夜間に活性が上がる種類であるがゆえに、ちょっとした工夫が大きく釣果に影響を与えるということです。イカをはじめとしたエサの選択一つで、夜の海は劇的に表情を変えてくれますし、同じ場所でもエサが違えばまったく別の展開が待っているのです。それらの経験を踏まえ、今回の記事では「夜釣りで最強のエサはイカ」と結論づけつつも、青イソメや魚の切り身がどのように使われるかを詳しく書き込むことを意識しました。どのエサが絶対的に優れているのかではなく、それぞれの特徴を正しく理解し使い分けることで、夜釣りの楽しみをさらに広げていってほしいからです。

夜の漆黒の水面に仕掛けを落とし、竿先がピクリと動くあの瞬間は何度体験しても格別です。それは、ただ魚を釣るという行為以上に、自分なりの戦略が正しかったことを証明してくれる喜びでもあります。エサを工夫し、タナやスピードを調整し、魚からの明確な応えを得たときの達成感は、言葉では言い尽くせないほど格別です。この記事を書く中で、あらためてイカというエサの凄さと、それに勝るとも劣らない魚の切り身や塩辛などの魅力を再認識できたのは、自分にとっても大きな収穫でした。と同時に、今後も新たな角度から夜釣りを検証し、さらなる発見を積み重ねていきたいと思っています。

最後になりますが、今回の記事が、夜釣りのエサ選びに悩む方々の背中をそっと押せるような内容になっていれば幸いです。夜の海には、昼間とはまた違う釣りの世界が広がっています。ぜひイカや魚の切り身、そして時には青イソメにも工夫を加えながら、ご自身が理想とする釣果を追い求めてみてください。夜の静寂に没頭しながら、数少ないアタリに心ときめかせる時間は、きっと忘れられない思い出になるはずです。次の夜釣りでは、この記事で得たヒントを活かして最高の一匹との出会いを楽しんでもらえれば嬉しく思います。

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