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【フカセ釣り】初心者向け撒き餌おすすめ3選!集魚剤は安くても効果あり?

フカセ釣りを始めたばかりの方にとって、撒き餌選びは悩みのタネとなりがちです。

特に「高価な集魚剤を使わないと魚が釣れないのでは?」という不安を抱える方も多いのではないでしょうか。

本記事では、初心者の方でも扱いやすい撒き餌と、その効果的な使い方をご紹介します。

フカセ釣りにおける撒き餌の基本

フカセ釣りでは、オキアミが必須の餌となります。

これは、オキアミが持つ強力な集魚効果と、多くの魚種にとっての好物である餌という特性によるものです。

 

オキアミは水中でゆっくりと拡散し、その匂いや成分で広範囲から魚を集める効果があります。

 

しかし、オキアミだけでは十分な効果を発揮できません。

ここで重要となるのが集魚剤です。集魚剤をオキアミを混ぜ合わしたものが撒き餌になります。

集魚剤はオキアミの効果を最大限に引き出し、より効果的に魚を集める役割を果たします。

基本的な配合比率は、オキアミ3kgに対して集魚剤1袋と海水を適量加えるのが標準的です。

 

初心者におすすめの撒き餌3選

フカセ釣りでは何を釣ってみたいかによって集魚剤を選びます。

もちろん狙っている魚以外にもいろいろな魚が釣れるのがフカセ釣りのメリットでもあるのですが、まずはグレ狙いの撒き餌から見ていきましょう。

 

【グレベスト】

グレ釣り用の集魚剤として定評のあるグレベストは、パン粉、エビ粉、青のりなどが効果的に配合されています。

特筆すべきは、その拡散性の高さです。

中層から深場まで幅広く対応できる設計となっており、様々な状況で活用できます。

ベースエサとしての使いやすさも特徴で、単体での使用はもちろん、他の材料と組み合わせることで、より効果を高めることができます。

パン粉や米ヌカを追加することで、量を調整することも可能です。

2022年のグレえさランキングで第3位に入賞しているのも、その実力の証です。

特に長時間の釣行では、大容量パックの特性を活かして存分に撒き餌を活用できます。

グレが好むとされる素材をバランスよく配合しているため、中層を泳ぐグレの群れから深場の根際にいる大物まで、幅広く対応できる点も見逃せません。

軽い素材を多く使用しているため、上から自然に落ちてくるエサに反応するグレの習性にもマッチしています。

 

【チヌベスト】

チヌ・クロダイを狙うために開発されたチヌベストは、酒粕、養殖用ペレット、コーン、貝殻などが配合されています。

比較的深いタナにいる魚を狙うため、重い素材を中心とした配合となっているのが特徴です。

コーンや貝殻がヒラヒラと落下する際のルアー効果も期待でき、魚の視覚も刺激します。

適度なまとまりを持っているため、狙いのタナまでしっかりとコマセを効かせることができます。

特筆すべきは、すぐに使える状態で販売されているウェットタイプという点です。

また、単体での使用はもちろん、オキアミやアミエビを加えることで、さらに集魚性能を高めることができます。

地域によっては「チヌベスト白」という商品も展開されており、こちらは白い濁りによってチヌの警戒心を解く効果が期待できます。

オキアミとブレンドした際の海中での視認性が高く、仕掛けを同調させやすい特徴も持ち合わせています。

 

 

チヌもグレもアジも何でも釣りたい人にはこの撒き餌がおすすめです。

【グレパワーV9】

遠投性、拡散性、集魚力という3つの要素のバランスが特徴的なグレパワーV9は、万能型の集魚剤として知られています。

グレ釣り師だけでなく、チヌ釣り師からも支持を得ている点が、その汎用性の高さを物語っています。

特筆すべきは赤色の配合で、これによりオキアミとの同調性が高まります。

 

様々な状況下で安定した性能を発揮するため、初心者の方でも扱いやすい商品です。

撒き餌に求められるすべての性能を備えているとされ、その優れたバランス性能は多くのアングラーから支持されています。

ベースエサとしての使いやすさも特徴的で、他の材料と混ぜて調整することが容易です。

これにより、釣り場の状況に応じて柔軟に対応が可能です。

長期的な使用を考えている方には、マルキューの徳用サイズ(3kg)がおすすめです。

安定した性能は釣果の安定にも直結し、初心者から上級者まで幅広い層のアングラーに支持されている理由となっています。

 

 

初心者が知っておきたい撒き餌の配合とポイント

 

フカセ釣りの要となるオキアミと集魚剤の配合について、もう少し詳しく解説していきましょう。

基本となる配合比率は、オキアミ3kgに対して集魚剤1袋、そして海水を適量という点は先ほど説明した通りです。

 

ここで重要なのは、オキアミと集魚剤はそれぞれ異なる役割を持っているという点です。

オキアミは強力な集魚効果と広範囲への拡散性を持ち、多くの魚種にとって好物な食べ物です。

その栄養価の高さから魚の活性を上げる効果も期待できます。

一方、集魚剤は単なる増量剤ではありません。

オキアミの効果を最大限に引き出し、より効率的に魚を集める重要な役割を担っています。

 

それぞれの集魚剤の特性を活かした使い方

 

 

今回ご紹介した3つの集魚剤は、それぞれに特徴的な性質を持っています。

グレベストは拡散性の高さが特徴で、中層から深場まで幅広く対応できます。

パン粉や米ヌカを追加することで、コストを抑えながら量を調整できる柔軟性も魅力です。

特に上から自然に落ちてくるエサに反応するグレの習性に合わせた設計となっているため、グレ釣りの基本的な撒き方と相性が良いでしょう。

 

チヌベストは重い素材を中心とした配合で、深いタナで威力を発揮します。

すぐに使えるウェットタイプという特徴を活かし、手軽に撒き餌を準備したい場合に重宝します。

コーンや貝殻による視覚的な効果も特徴的で、チヌの警戒心を解きながら効果的に集魚できます。

 

グレパワーV9は、その名の通りグレ釣りをメインに開発されていますが、チヌ釣りにも効果を発揮する万能型の集魚剤です。

特に赤色の配合によるオキアミとの同調性の高さは、他の集魚剤にない特徴と言えます。

安定した性能を発揮するため、日々の釣行で迷わず使える点も大きな魅力です。

 

集魚剤選びで大切なこと

釣りを楽しむ上で、必ずしも高価な集魚剤を使う必要はありません。

その理由は主に以下の3点です:

フカセ釣りの基本となるのはオキアミであり、集魚剤はそのオキアミの効果を引き出すサポート役だからです。

適切な配合比率でオキアミと組み合わせることで、手頃な価格の集魚剤でも十分な効果を発揮します。

 

②数釣りを目的としない場合、過度に凝った撒き餌を使う必要性は低くなります。

本記事でご紹介した商品は、いずれもコストパフォーマンスが高く、レジャーとしての釣りを十分に楽しむことができます。

 

③釣果を左右するのは必ずしも集魚剤の価格ではありません。

その日の潮や天候条件によって変わります。

また、どんなにいい撒き餌ができてもタックルがダメだと釣れることはありません。

 

 

撒き餌で失敗しないために

せっかく選んだ集魚剤も、使い方を誤ると十分な効果を発揮できません。

ここでは、初心者の方がよく陥りやすいポイントとその対策をご紹介します。

 

まず重要なのが、水加減です

オキアミと集魚剤を混ぜる際は、必要以上に水を加えすぎないようにしましょう。

水が多すぎると、せっかくの撒き餌が早く流れすぎてしまい、魚を集める効果が薄れてしまいます。

最初は少なめの海水から始めて、様子を見ながら調整していくのがコツです。

次に気をつけたいのが、一度に投入する量です。

たくさん撒けば魚が集まるというわけではありません。

むしろ、少量ずつ定期的に撒くことで、魚の活性を持続させることができます

特に潮の流れが速い場合は、小分けにして撒くことで、効率的に魚を集めることができます。

また、撒き餌を作る際にはしっかりと攪拌し、均一に混ざっていることが重要です。

混ざり方に偏りがあると、狙ったタナまで届かなかったり、不自然な落ち方をして魚を警戒させてしまう可能性があります。

 

まとめ~初心者でも楽しめるフカセ釣り~

フカセ釣りを始めたばかりの方は、撒き餌選びに悩むことも多いかもしれません。

しかし、本記事でご紹介した通り、必ずしも高価な集魚剤を使う必要はありません。

大切なのは、オキアミとの適切な配合と、基本的な使い方をしっかりと押さえることです。

 

グレベスト、チヌベスト、グレパワーV9は、いずれも信頼できる実績を持つ商品です。

これらの集魚剤は、適切に使用することで十分な効果を発揮します。

まずは基本的な使い方をマスターし、そこから徐々に自分なりの配合や使い方を見つけていくことをおすすめします。

 

 

 

いい撒き餌ができてもそれを狙ったポイントに撒くことができなければ、エサの無駄打ちになってしまいます。

エサをピンポイントで撒くには、自分に合ったヒシャクが必要です

ヒシャクについては以下の記事をご参照ください。

 

おすすめのフカセ釣りヒシャクの紹介。遠投できるチヌ・グレ柄杓の選び方

おすすめのフカセ釣りヒシャクの紹介。遠投できるチヌ・グレ柄杓の選び方

 

 

いただいた感想

私は幼少期から投げ釣りや鯉釣り、バス釣りなどを幅広く楽しんできましたが、フカセ釣りを本格的に始めたのは社会人になってからでした。今回の記事を読んで、改めて「フカセ釣りの基本はやはりオキアミと、その効果を引き出すための集魚剤なんだな」と実感させられました。

特に印象に残ったのは「必ずしも高価な集魚剤でなくてもOK」というメッセージです。実際、私が釣具店に勤務していたときにも、「安い集魚剤じゃ釣れないのでは?」と不安そうに質問してくる方が多かったのですが、この記事のように初心者向けの商品を丁寧に紹介していると、無駄に高いものを買わなくても十分楽しめるんだとわかります。まずは使いやすい集魚剤で、フカセ釣りの基本的なコツをつかむことが大事ですよね。

紹介されている「グレベスト」「チヌベスト」「グレパワーV9」は、いずれも聞いたことがある定番商品のため、信用度が高いと感じました。私自身、グレ釣り用の集魚剤は「どれが一番いいのかな?」と試行錯誤してきましたが、パン粉や米ヌカを加えてコストを抑えつつ量を増やすという発想は、意外と実践していない方が多いのではないでしょうか。グレベストの拡散性を活かして広く撒きながら、「軽い素材が入っているから上手く中層も狙える」っていうアプローチが特に面白いと思いました。

一方で、チヌ狙いには「チヌベスト」が深場狙いにぴったりという部分も納得です。コーンや貝殻がヒラヒラ落ちる感じは、確かにチヌを誘う“視覚効果”として大きいですよね。個人的には、真冬に海底付近で食い渋るチヌを狙うときにも試してみたくなりました。また、ウェットタイプは道具の準備や配合が簡単なので、ファミリーフィッシングや初心者にはとても助かると思います。

そして「グレパワーV9」は定評ある集魚剤ですが、記事にもあるようにグレだけでなくチヌもターゲットにできる“万能感”が魅力だと再認識しました。赤色の配合がオキアミとの同調性を高めるという点は、フカセ釣りでは本当に大切なポイントですよね。オキアミの色や形を意識しながら仕掛けを同調させると、魚の反応も変わってくるので、ビギナーさんにとっては理屈を理解しやすい餌だと思います。

記事全体を通して、「高価な集魚剤=絶対釣れる」ではなく、「オキアミと集魚剤を正しく配合し、水加減や撒き方を工夫すればリーズナブルでも十分楽しめる」という明確なメッセージが伝わってきました。私自身、フカセ釣りを始めた頃に「撒き餌はただ混ぜるだけでいい」と思い込んでいて、海水を入れすぎたり、練りが甘かったりで失敗したことが何度もあります。記事で紹介されているように「少量を定期的に撒く」「水の加えすぎに注意」というような基本をしっかり押さえるだけでも、釣果はかなり違ってきますよね。

また、ヒシャク選びの重要性をサラリとリンク付きで紹介しているのもありがたいですね。狙ったポイントにコマセを正確に撒くかどうかで釣果が変わるのは、私の経験上も強く共感できます。ちょっと遠目の潮目を狙うときに飛距離が足りなかったり、コントロールが乱れて餌がばらつくと、やっぱり厳しい結果になりがちです。

総じて、初心者の方が「集魚剤ってこんな感じで使えばいいのか」とイメージしやすい内容になっているので、フカセ釣りに興味がある人はまずこの記事のアドバイスを参考にしてみるといいと思いました。「何を釣ってみたいか」で選ぶ集魚剤が変わってくるというのも面白いですし、グレ狙いでもチヌ狙いでも、まずは基本の配合と撒き方を覚えてから、徐々に自分なりの工夫を加えていく手順がわかりやすく書かれています。

今後、私もフカセ釣りの際には改めて“水加減の見極め”や“撒くタイミング”を意識しながら、もう一度この3種類の集魚剤を使い比べてみたいです。コストパフォーマンスを重視するなら、やっぱり記事で紹介されているような定番品に自分なりのパン粉やヌカをブレンドしてみるのが楽しそうだなと感じました。釣りは「どれだけ手間をかけて工夫するか」が大きな醍醐味のひとつなので、こういう配合のアレンジ情報は本当にありがたいです。

初心者からベテランまで納得できるような視点がまとめられていて、「まずは最初の一歩をどう踏み出したらいいのか」がハッキリわかる記事でした。私自身も、これからフカセ釣りを始める方に「まずこの記事を読んでみたら?」と紹介したいと思える内容でしたね。気軽にチャレンジできる“身近な集魚剤”から試していって、自分の釣りのスタイルに合った撒き餌を見つけていく過程こそが、フカセ釣りの醍醐味だなあと改めて感じました。

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