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初心者必見!釣り餌をコンビニで代用する裏ワザまとめ

「しまった、餌を忘れた!」――そんなときでも大丈夫。身近なコンビニには魚が思わず食いつく食品がたくさん並んでいます。本記事では、実際に釣果が報告されている代用品を厳選して紹介。買ってすぐ使える方法や注意点まで詳しく解説するので、初心者でも安心です。

釣り餌として使えるコンビニの代用品まとめ

魚肉ソーセージ

釣り餌として使える理由:
魚肉ソーセージはその名のとおり魚のすり身が主原料。タンパク質やアミノ酸由来の生臭い匂いが水中に溶け出し、魚の嗅覚を刺激します。さらに、ほどよい柔らかさで咀嚼しやすく、色も淡いピンク系で視認性が高いのが特徴。霞ヶ浦・利根川水系では、この匂いに誘われてナマズやウナギが夜通しヒットした事例が多数報告されています。釣具店で販売される“香り付きサシ”や“練り餌”と同じような効果を、コンビニで手軽に得られるのが最大のメリットです。

使い方:
外袋を開けたら1cm幅の輪切りにし、中心に針を縫い刺しにして抜け落ちを防ぎます。遠投せずに足元を狙う際はそのままでもOKですが、5~10gのオモリを付けて底まで沈めるとナマズ・ウナギに届きやすくなります。投げ釣りで飛距離を出すなら、外周を薄く乾かして身を締めるか、市販のエサ巻き糸で2~3周固定すると空中分解を防げます。残りは密閉袋に入れて保冷しておくと雑菌繁殖を抑えられ、数時間は品質を保てます。

釣れる魚:
ナマズ類(チャネルキャットフィッシュ、ニホンナマズ)、ウナギ、カサゴ、アイナメ、ハゼ、カワムツ、ブルーギル、クチボソなど

初心者への注意点:
投げすぎ厳禁。柔らかいので遠心力で外れやすく、着水衝撃でも裂けることがあります。夏場は特に痛みやすいのでクーラーバッグ必携。匂いが強いぶん手にも残るため、使い捨て手袋があると後片付けが楽です。

実際に使った人のレビュー:
「夜の霞ヶ浦でうっかりミミズを忘れ、急遽コンビニで魚肉ソーセージを購入。1cm輪切りにして底へ投入すると20分で60cm級アメナマが3匹。匂いで寄せる力が想像以上に強く、餌付けも簡単。遠投しなければ外れにくく、初心者の友人もすぐにコツをつかんで連発できた。」 アタリはあるものの餌だけ取られることも結構あったので、針に上手くつけられるかがポイントになりそうです。


ハム・ウィンナー

釣り餌として使える理由:
ハムやウィンナーは豚・鶏・魚などの動物性タンパク質が凝縮され、じわじわと染み出す脂分が魚の嗅覚を強力に刺激します。ウィンナーの皮は水に溶けないので、餌持ちが良いのもポイント。武庫川・多摩川など大型コイが居着く河川では、プレーンウィンナーをエサに50cm超えが上がったケースがあります。ハムの場合は塩分とスモーク香が程よい“味変”となり、ハゼやカサゴが飽きずに食ってくることが確認されています。

使い方:
ウィンナーは5mm~1cmの輪切りにして、皮を軽く破って匂いを拡散。針はスレ針(返しのない針)でも肉が絡みやすく外れにくいです。ハムは生ハムがベスト。薄いので1枚を二つ折りにし、針を縫い刺しで蛇腹状に通して使用。遠投する場合は外周をサッと乾かして身を締めると飛び散りません。余ったハムはラップに包んで冷蔵し、翌日の朝まずめにも活用できます。私は食べてしまいます。

釣れる魚:
コイ、ニゴイ、ハゼ、カサゴ、アイナメ、ブルーギル、クチボソ、シマイサキなど

初心者への注意点:
辛いスパイスやタレ味はNG。唐辛子や濃い醤油ダレが魚を警戒させる場合があります。また、加熱済みハムは崩れやすいので不向きです。生ハムも塩分が高めなので、一晩水に浸けて塩抜きすると小魚にも対応しやすくなります。

実際に使った人のレビュー:
「ウィンナー餌で日中に55cmのコイをヒット。皮を裂いて匂いを出したら着水5分でウキが消し込み、パワフルな引きに大興奮。餌持ちも良く、20投ほど使っても型崩れしなかったのでコスパ抜群と感じた。」ただし、それ以上釣れることはなかったので、よく釣れる餌とは言い難い。おそらくお腹の空いた餌に慣れた鯉は狙える。野生の鯉は難しいかもしれない。

 

フライドチキン・焼き鳥

釣り餌として使える理由:
コンビニのホットスナックコーナーの食べ物は高タンパクで脂分豊富な餌になります。沖縄の小規模河川では骨なしチキンでメーター級オオウナギを仕留めた体験談が釣り仲間の間で語り草。夜行性のウナギ・ナマズは脂の匂いに敏感で、鶏肉に一気に吸い寄せられます。

使い方:
骨なしタイプを選び、衣を軽くこそげて1.5cm角にカット。針に対し2点掛けで固定し、餌巻き糸で2周ほど巻くと遠投でも外れません。焼き鳥は塩味限定。串から外し、モモ肉なら繊維に沿って細長く切って通し刺し。ササミはタコ釣りの定番でもあり、オモリ付きテンヤに縛って根まわりを探るとタコが抱きつきます。残った油分は海面に膜をつくるので、ごみ処理袋を用意しておくとエコです。

釣れる魚:
ウナギ、アメリカナマズ、ニホンナマズ、タコ、カサゴ、アナゴ、クエの幼魚(アラカブ)、テラピアなど

初心者への注意点:
タレ味・骨付きは避ける。タレは洗い流せばいいですがないに越したことはない。油で手が滑りやすいので指先のケガに注意。夏場はすぐに酸化するので、クーラーで保冷し、使用後は新聞紙に包んで密閉ゴミ袋へ。

実際に使った人のレビュー
「とあるテラピアで有名な用水路でフライドチキンを試したところ、30分足らずでテラピアがヒット。衣を剥いだ肉片でも十分匂いが出て、針持ちも想像以上。友人は同じ餌でタコを掛けており、汎用性の高さに驚いた。」


さきいか(スルメ・塩辛)

釣り餌として使える理由:
乾物のさきいか・スルメは濃縮されたイカタンパクと塩分が強烈な匂いを放ちます。水分を吸うとやわらかく戻り、魚が噛み切りやすくなるうえ、繊維質が針に絡みつくため餌持ちが抜群。北浦のアメナマ釣りでは、塩辛が市販高級餌を上回る釣果を叩き出す“裏ワザ”として有名。また海釣りの投げカレイやアナゴ狙いで冷凍イカ短(イカタン)を持参し忘れた際、スルメで代用して釣れたという実例も少なくありません。

使い方:
さきいかは10cm程度にし、針にぐるぐる巻き。塩辛は小指の先大を針に刺して餌巻き糸で固定。乾燥スルメはペットボトルの水で5分戻してから使うと食い込みが向上します。匂いを増幅させたい場合はニンニクチューブを1滴垂らすと夜行性魚がさらに集まります。

釣れる魚:
アメリカナマズ、ニホンナマズ、ウナギ、アナゴ、カサゴ、アイナメ、クチグロ、タコ、カレイ、キス(夜釣り)など

初心者への注意点:
乾物のままでは硬すぎて魚がフッキングしにくいので、必ず戻すか塩辛を使う。匂いが強烈で車内に染みつくので密閉容器必須。塩分でサビやすいので、釣行後は針やハリスを真水で洗浄してください。

実際に使った人のレビュー


「あまりの悪臭に半信半疑で塩辛を使ったが、足元でアメナマが連発。なんでも食ってくるアメナマだが、塩辛は特段効果が高いようだ。手袋必須だが、釣果を優先するなら外せない代用品。」


食パン・ロールパン

釣り餌として使える理由:
小麦粉の甘く香ばしい匂いは、雑食性・草食性のコイ科魚類にとって“安全な炭水化物”。パン屑は水面に浮き、魚にとって見つけやすい視覚的アピールにもなります。多くの公園の池でパンを投げ込むとコイが寄ってくる事実からも、その集魚力は折り紙付き。膨らんだ生地が柔らかく魚の口当たりが良い一方、パンの耳は適度な弾力で餌持ちが良く、この組み合わせが絶妙です。

使い方:
白い生地はこねて団子状にし、ハリを中に埋め込む。耳は1cm角にカットし返しのある針にチョン掛け。ウキ下を浅め(30cm前後)に設定し、パン屑を撒き餌としてパラパラ散らすとコイやフナが浮上してきます。浮き釣りに慣れない初心者にはパンコイ仕掛け(パンプカ)が扱いやすく、アタリが目で見えるためテンションが上がります。

釣れる魚:
コイ、フナ、ヘラブナ、ニゴイ、ブルーギル、ボラ、メジナ(グレ)、オイカワなど

初心者への注意点:
パンは水を吸うとすぐ崩壊する。20〜30分置きに餌をチェック。菓子パンは糖分・油分が高く崩れやすいので避けるのが無難。

実際に使った人のレビュー
「子どもと公園の池でパン団子を試したらコイが水面を割る迫力に大興奮。食った瞬間が見えるので初心者でもテンションが上がり、パン耳は想像以上に針持ちが良く、とても使いやすい餌の代表格。


缶詰コーン

釣り餌として使える理由:
缶詰コーンはトウモロコシ特有の甘い香りと黄色い色彩が魚を引き寄せます。粒の皮が薄く甘味成分が水中にゆっくり溶け出すため、コイやフナが違和感なく吸い込みます。韓国のヘラブナ釣りではコーンを練り餌に混ぜる餌が存在します。自重が軽いので魚が警戒しにくい点も強み。

使い方:
汁気を軽く切り、粒を2~3粒まとめて針に刺します。針先を粒の皮から中心へ貫通させ、最後は皮ごと針先を隠すと外れにくいです。撒き餌として粒を同時に撒けば、匂いと視覚で魚を誘導できます。流れのない池ならウキ下40~60cmで漂わせ、緩い川なら流れのヨレに仕掛けを流し込むと効果大。残ったコーンはチャック袋に入れて冷凍すれば次回も使えます。

釣れる魚:
コイ、フナ、ヘラブナ、ニゴイ、ブルーギル、ボラ(汽水域)、チヌなど

初心者への注意点:
大きな針に無理やり刺すと皮が破れてバラバラになります。針はチヌ針2号前後が適合。また塩分が気になる場合は真水ですすいでから使用。未開封でも缶は荷重に弱いので、釣行バッグの底に入れないよう注意しましょう。

実際に使った人のレビュー
チヌのフカセ釣りでコーンを使用。正直使える餌と思っていなかったが、餌取りが多く釣りにならない状況だったため半信半疑でコーンを投入、数投目にしてチヌが食ってきて驚いた。詳しくは末尾の記事参照。


ちくわ

釣り餌として使える理由:
ちくわは魚のすり身を焼き上げた練り物で、魚介の出汁がぎゅっと凝縮。焼き香と塩味がハゼやキスなど底物の嗅覚を刺激します。中心の穴が水流を受けて匂いを拡散し、小魚でも噛み切りやすい柔らかさ。実際、東京湾奥の護岸でちくわを餌にハゼを20匹超えという秋の爆釣レポートがSNSに投稿されています。

使い方:
5mm幅の輪切りにし、中心の穴を利用して針を通し刺し。遠投したい場合は外周を乾かすか、衣(薄皮)を剥いで塩締めすると身が締まります。小物釣りなら針先にほんの少しちくわのかけらを刺すのがおすすめ。

釣れる魚:
ハゼ、キス、アイナメ、カサゴ、アジ、ブルーギル、など

 

実際に使った人のレビュー
「江戸川でちくわ餌を試すと良型ハゼが入れパク。程よい弾力で餌つけしやすく、付け替えが楽で、初心者の子どもでも手早くセットできた。塩締めすると遠投でも外れず、一日通して安定して釣れた。」


魚種別おすすめ代用品

魚種 使えるコンビニ餌
コイ ごはん、カステラ、魚肉ソーセージ
ナマズ さきいか、焼き鳥、魚肉ソーセージ
フナ ごはん、カステラ, ちくわ
オイカワ ごはん粒、パン、ちくわ
根魚 さきいか、チャーシュー、魚肉スティック

使い方のコツと注意点

代用品を最大限活かすためのポイントをまとめました。

  • 柔らかい餌は塩締めや陰干しで乾かして使うと針持ちが良くなる
  • 魚の口に合わせ小さめカットで吸い込みやすさアップ
  • タレ付き・甘すぎる食品は避けて、プレーンタイプを選ぶ
  • 匂いが強いものほど集魚効果は高いが、後片付けに手袋や密閉袋があると便利
  • 釣り場の環境を守るため、ゴミは必ず持ち帰る

まとめ

コンビニ食品(セブン)は手軽で安価、しかも意外と釣れる頼れる味方。今回紹介した代用品はどれも実際の釣果例がある実証済みの方法です。餌を忘れたときでも工夫ひとつで釣りは楽しめるので、ぜひチャレンジしてみてください。身近な食品で魚が釣れる驚きと喜びを味わえば、釣りの世界がもっと広がりますよ。

 

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