マルキユー発売の濁りオカラとはどんな製品なのでしょうか。
その使い方や特徴についてみていきましょう。
目次
オカラの濁りで寄せる
強烈な白濁効果
濁りオカラの最も際立った特徴は、水中で発生させる強烈な白い濁りです。
この製品を水中に投入すると、着水と同時に周囲に白い濁りの帯が広がります。
この効果は、魚の興味を引き付け、餌の存在を強調する役割を果たします。
特に視界の悪い水中環境や魚が警戒心の強い状況下で効果を発揮すると考えられています。
独自の素材配合
あのエサメーカーのマルキューは、この製品のために特殊なオカラ素材を独自の比率で配合しています。
この配合により、通常のオカラとは異なる特性を持つ餌が生まれました。
具体的には、フワッとしたソフトタッチの質感を実現し、同時に強力な白濁効果を引き出すことに成功しています。
この独自の配合は、長年の研究開発の成果であり、マルキューの技術力の結晶と言えます。
使いやすさの追求
濁りオカラは、単に効果的なだけでなく、使いやすさも考慮して設計されています。
フワッとしたソフトタッチの質感は、釣り人が餌を握る際の操作性を向上させます。
また、手につきにくい特性を持っているため、手離れが良く、餌を水中に投入する際の操作がスムーズに行えます。
これにより、初心者から経験豊富な釣り人まで、幅広いユーザーが快適に使用できる製品となっています。
多様な釣りスタイルへの適応
濁りオカラは、主にダンゴ釣りでの使用を想定して開発されましたが、その効果的な白濁特性から、様々な釣りスタイルに応用可能です。
例えば、チヌ(クロダイ)のウキフカセ釣りにも有効であることが報告されています。
この汎用性の高さは、釣り人にとって大きな魅力となっており、一つの製品で複数の魚種や釣り方に対応できる点が評価されています。
製品の活用方法
濁りオカラの効果を最大限に引き出すためには、適切な使用方法が重要です。
基本的には通常のオカラと同様に水で練って適度な硬さに調整して使用します。
ただし、この製品の特徴である白濁効果を活かすためには、水中での拡散を考慮した使い方が求められます。
フカセ釣りでの使用
例えば、チヌ釣りの場合、濁りオカラを他の餌と組み合わせて使用することで、より効果的な釣果が期待できます。
チヌパワーV10白チヌやナンバー湾チヌⅡなどの製品と併用することで、異なる特性を持つ餌の相乗効果を狙うことができます。
ナンバー湾チヌⅡツーの使い方とブレンド紹介。単体使用でも使えるのか?
また、濁りオカラの白濁効果は、魚の活性が低い時期や、水の濁りが強い場合にも有効です。
このような条件下では、通常の餌では魚の注意を引くことが難しいですが、濁りオカラの強烈な白濁効果が魚を誘引する可能性が高まります。
濁りオカラは、その独特な白濁効果と使いやすさから、多くの釣り人に支持される製品となっています。
マルキューの技術力と長年の経験が結集された本製品は、釣りの成功率を高める可能性を秘めています。
しかし、どんな優れた餌でも、釣り人の技術と経験、そして魚の習性に対する理解があってこそ、その真価を発揮します。
濁りオカラを使用する際は、その特性を十分に理解し、状況に応じた適切な使用方法を選択することが重要です。
ブレンド例のご紹介
・「濁りオカラ」1袋+「ニュー赤だんごチヌ」1/2箱(約6kg)+海水2,000cc
(※後は手水で調整します)
・「濁りオカラ」1袋+「パワーダンゴチヌ」分包1袋(約6kg)+海水2,000cc
(※後は手水で調整します)
単品使用例
・「濁りオカラ」1袋+海水1,600cc
(※水分量は目安です。お好みや釣況に合わせて加減。※海底まで持たない場合は「チヌパワー」、「メガミックスチヌ」などネバリのある配合エサを少量ずつ加えて調整します。)
単品使用は集魚力の点であまりおすすめしません。集魚成分の強いものを加えて使うことをおすすめします。
濁りオカラというだけあって濁りとバラケ性は非常に高く、アピール度は高いですが、その分まとまり感は少なめです。
比重は比較的重くなっています。
集魚成分が少ないため、激荒やチヌにこれだ!、チヌパワーなどをいれて少し集魚力を上げてあげるといいでしょう。
アミエビやオキアミ、激荒などをいれるのもいいでしょう。
濁りオカラを使って新たな釣技が生まれそうです。
店頭で見かけた際は、使ってみてください。