ワカサギ

寄せっコの使い方と効果。ワカサギの撒き餌の代用となるか

冬のワカサギ釣りシーズンが到来し、多くのアングラーが氷上や船上での釣りを楽しみにしています。

しかし、天候や水温の変化でワカサギの活性が低下すると、なかなか思うような釣果が得られないことも。そんな時に頼りになるのが、マルキユー社の「寄せっコ」という画期的な集魚アイテムです。

この記事では、初心者の方でも簡単に使える寄せっコの特徴や使い方を、実践的なコツを交えながら詳しく解説していきます。

寄せっコとは?基本的な特徴と仕組み

寄せっコは、ワカサギ釣り専用に開発された集魚カプセルです。

最大の特徴は、愛らしい魚の形をしたフォルムと、内部に充填された特殊な集魚エキスにあります。

クロレラやエビの味など、新しいフレーバーも登場し、様々な釣り場の状況に対応できるようになっています。

製品の基本構造

寄せっコの本体は、ワカサギを模した特徴的な魚型のボディを採用しています。

このフォルムは単なるデザインではなく、水中でのエキスの拡散効率を最適化するように設計されています。

内部には特殊な配合の集魚エキスが充填されており、尻尾部分をカットすることでこのエキスが徐々に溶出する仕組みになっています。

 

【寄せっコの主要特徴】

  • 魚型ボディによる視覚的誘引効果
  • 特殊配合の集魚エキス
  • 約30分持続する効果時間
  • 尻尾カットによる簡単な使用方法

製品の種類と使い分け

オレンジカラー

オレンジは、寄せっコシリーズの中で最も汎用性の高いカラーとして知られています。

水深や水質を問わず安定した効果を発揮するため、初めての釣り場でも安心して使用できます。

特に朝まずめや夕まずめなど、光量の変化が激しい時間帯でも、その効果を十分に発揮できる特徴があります。

 

エビレッド

エビレッドは、より攻撃的な集魚効果を求める場合に最適なカラーです。

特に深場での釣りや、動物性プランクトンが豊富な釣り場で際立った効果を発揮します。

また、ドーム船など、他の釣り人と近い距離での釣りが必要な場合でも、強力な集魚力で確実にワカサギを寄せることができます。

 

クロレラグリーン

商品画像6

クロレラグリーンは、より自然な集魚効果を重視したカラーです。

藻場や植物性プランクトンの多い環境では、周囲の環境に溶け込むような自然な誘引効果を発揮します。

警戒心の強いワカサギに対して特に効果的で、一度寄ってきた魚群を長時間キープできる特徴があります。

 

【カラー選択のポイント】

状況に応じて最適なカラーを選ぶことで、より効果的な釣りが可能になります

  • 初めての釣り場 → オレンジ
  • 深場・濁り水 → エビレッド
  • 藻場・クリアな水域 → クロレラグリーン

実践的な使用方法

基本的な使用

寄せっコの設置は非常にシンプルですが、効果を最大限に引き出すためにはいくつかの重要なポイントがあります。

以下の手順で使っていくことをお勧めします。

 

まず、仕掛けの一番上部にあるブドウ虫用の針に、寄せっコを軽く掛けます。

この時、強く刺しすぎないよう注意が必要です。

カプセルが破損してしまうと、一気にエキスが流出してしまい、効果が大幅に低下してしまいます。

 

次に、カプセルの尻尾部分のくびれをカットします。

このカット幅は効果の持続時間に大きく影響します。季節や水温に応じて調整することで、より効果的な使用が可能になります。

 

【セットアップ時の注意点】

以下の点に特に注意を払いましょう:

  • 針掛けは必要以上に強く刺さない
  • カット幅は水温に応じて調整する
  • 使用前にカプセルの破損がないか確認する
  • 直射日光を避けて保管する

 

 

季節に応じた使い分け

寄せっコの効果は、水温によって大きく変化します。

夏場の高水温期は、エキスの溶出が早くなる傾向があります。

このような場合は、尻尾のカット幅を通常よりも小さめにすることで、溶出速度をコントロールすることができます。

 

一方、冬場の低水温時は、エキスの溶出が遅くなります。

そのため、やや大きめにカットすることで適度な溶出速度を維持できます。

このような細かな調整を行うことで、より安定した効果を得ることができます。

 

効果的な釣りのテクニック

高度な使用方法

経験豊富なアングラーの間で人気なのが、複数のカラーを組み合わせる「カラーローテーション」という手法です。

 

例えば、エビレッドで強力に集魚した後、クロレラグリーンに切り替えてナチュラルな寄せ方に移行するといった使い方です。

この手法は特にスレたワカサギに対して効果的です。

 

また、魚群探知機を使用している場合は、反応の変化を見ながらカラーを選択することで、より効率的な釣りが可能になります。

 

魚群が濃く映る場所では強めの集魚力を持つエビレッド、散発的な反応の場所ではナチュラルなグリーンというように、状況に応じた使い分けを行います。

 

【プロが実践する高度なテクニック】

  • カラーローテーションによる長時間の集魚維持
  • 魚群探知機の反応に応じたカラー選択
  • 水深別の使い分けによる効率的な釣り

効果の持続性と交換のタイミング

寄せっコの効果持続時間は約30分が目安ですが、これは水温や流れの強さなどの条件によって変動します。

効果が切れた状態で使用を続けることは、せっかく寄ってきたワカサギを散らしてしまう原因となるため、適切なタイミングでの交換が重要です。

 

効果の判断方法

効果の有無は、以下のような変化で判断することができます。

アタリの強さや頻度が徐々に弱くなってきた場合、また連続したヒットが途切れるようになってきた時は、交換のタイミングと考えられます。

特に、周囲の釣り人と比べて明らかに釣果が落ちてきた場合は、すぐに新しいものと交換することをおすすめします。

 

【保存方法と管理のポイント】

寄せっコの効果を最大限に引き出すための保管方法:

  • 家庭では冷蔵庫の野菜室で保管
  • 釣行時はクーラーボックスでの持ち運びを推奨
  • 直射日光を避け、高温での保管は厳禁
  • 未使用品は密封状態を保つ

まとめ:効果的な使用のために

寄せっコは、適切に使用することで確実な釣果アップが期待できる優れものです。

しかし、その効果を最大限に引き出すためには、状況に応じた適切な使用方法の選択が重要です。

 

初心者の方は、まずオレンジカラーから始めて、徐々に他のカラーを試していくことをおすすめします。

使用方法に慣れてきたら、カラーローテーションなどの応用テクニックにも挑戦してみましょう。

 

最後に覚えておきたいのが、寄せっコはあくまでも補助的なアイテムだということです。

基本的な釣りのテクニックや、仕掛けの選択、そして何より根気強く釣り続けることが、安定した釣果につながる重要な要素となります。

 

 

 

 

 

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