茨城県古河市にある冬の三和新池に行ってきました。
放流情報や釣果を見ていきましょう。
2024.12)追記で、三和新池のベストシーズンなども見ていきましょう。
2025年5月追記 料金等
三和新池情報
- 所在地茨城県古河市尾崎568
- TEL0280-76-4440
- 営業時間4月~9月 全日6:00~15:30
10月~3月 平日6:30~15:30
土日祝6:30~15:00料金一般:平日1,600円 土日祝2,000円
65歳以上:平日1,000円(土日祝と例会は除く)
女性・子供(中学生以下):1,000円 - 規定竿8~19尺
- タナ、第一オモリ上部より浮子止めゴムまで1m以上
2025年5月追記 三和新池 基本情報
メモ
- 所在地:茨城県古河市尾崎568 / TEL:0280-76-4440
- 営業時間:4~9月 6:00–15:00 / 10~3月 6:30–15:00
- 定休日:毎週木曜日
- 料金:
一般 平日1,800円・土日祝2,100円
会員 曜日を問わず1,000円
70歳以上 平日1,100円(例会・土日祝を除く)
女性・学生(高校生以下) 1,100円
半日券 平日1,100円・土日祝1,500円(11:00~) - 規定竿:8~19.5尺
- タナ規定:第一オモリ上部からウキ止めゴムまで1m以上
- 禁止事項:オカメ(吸込み特殊餌)使用禁止
- 収容人数:188席
三和新池のお昼ご飯は弁当です。
各600円で、唐揚げ、親子、ビビンバ、マーボー丼、油淋鶏などがあります。
私は油淋鶏にしました。
入場料金は
新べらが入っていましたので、参考までに。
午前6時半入場で、西桟橋の東向きが空いていましたのでそこに入りました。
場所です。
急激な気温低下で桟橋は凍っており、魚のもじりもなく例会が3組ほど入っていたため、人が多く今日は厳しくなりそうです。
スタートは、様子見で、8尺のチョーチンウドンセットにしました。反応がなければ、9尺、10尺と伸ばし、そのまま段底でもしようかなと考えました。
三和新池の定番は12尺から15尺ほどのメーターのウドンセットですが、
事務所から最も遠い桟橋の沖打ちでなければ、この時期に新べら爆釣はないなと思われ、今日はメーターセットは断念しました。
本日のタックルです。
竿:シマノ 飛天弓 皆空 8
道糸:
サンライン(SUNLINE) ナイロンライン パワード へら道糸 奏 50m 0.8号 イエローオレンジ
ハリス:
サンライン(SUNLINE) ハリス パワード へら 奏 ナイロン 70m 0.3号 クリア
ハリ:
上 6cm
オーナー(OWNER) 金 バラサ 5 10767
下 20cmから50センチまで
OWNER(オーナー) バラ 10707 茶 ヘラプロスト 3
ウキ:【弘月作】聖(ひじり)《チョウチン・セット用》
【サイズ表】 | ||||||
B/羽根2枚合わせ T/グラスムク(0.5-1.0mm) 1.0mmカーボン足 | ||||||
サイズ | トップ(cm) | ボディ(cm) | 足(cm) | 全長(cm) | 羽根径(mm) | |
零 | 17.0 | 4.5 | 10.5 | 34.0 | 6.5 | |
壱 | 18.0 | 5.0 | 10.0 | 33.0 | 6.5 | |
弐 | 19.0 | 5.5 | 9.5 | 34.0 | 6.5 |
スタートは弐番からで、最後はゼロ番でした。
エサ:粒戦100cc+とろスイミー50cc+水200cc+セット専用200cc+スーパーセット100ccで
スタートから80回ほどかき混ぜてやわネバの状態で始めます。
食わせエサ:
力玉、力玉大粒、感嘆、サナギ玉、サナギ感嘆
バラケなしで食わせエサをぶら下げてウキのトップが1目盛りだけ出るように設定し、抜きのチョーチンセットで始めます。
作りたてのエサは、かなり柔らかくできているため、ウキになじみ幅が出た後すぐに抜けてしまうような感じです。
これで手返しよくウキの反応をみながらエサを打ち続けます。
そのうちにエサの吸水が進み、少し粘りが生じてきます。
こうなった時に少し持たせたほうがいいのか、手水を足して柔らかいほうがいいのかを探っていきます。
スタートしてから30分ほど経ったときに、
食わせがぶら下がってウキのトップが1目盛り出ている状態で少し待っていたところ、魚のあおりで2目盛り目が見えるようになり、2秒ほどするとストンッとウキが入りました。
今日はあまり誘いすぎないほうがいいのかなと思いながらネットインです。
池の状況としては、朝から段底で釣る人とメーターで釣る人が多いように感じました。桟橋に近いほどジャミが多く、ウキにもツンツンと当たってくることがありました。
徐々に活性が上がってきて、10時ごろまではのぼり調子になります。
しかし、11時半を過ぎると太陽がしっかり出ていることもあって状況が少し変わります。釣れている人は釣れているため、今までやっていた釣り方と同じ釣り方が通用しなくなってくるようです。
おそらく、お昼の弁当が運ばれて、例会組が事務所に向かい桟橋をあるくため、それがプレッシャーになったりもしているのだと思います。
昼後はコーヒータイムです。
すごく寒い冬の釣り場で飲むコーヒーは最高です。
8尺のチョーチンだと新べらはないかなと思っていましたが、たまに出るヌッと入るあたりで、1㎏級の新べらが釣れました。
最終的に釣果は28枚で、15㎏ちょっとでした。
当日の池の頭が19㎏、2位が18㎏、3位が17㎏だったため、池全体で5位ぐらいだと思われます。
もう少し長竿でやっていればと悔やまれましたが、良い勉強となりました。
近々の釣果を掲示しておきます。
やはり強い釣り方は、東桟橋の沖目のメーターウドンセットですね。
当日は風や流れがほとんどなく、どんな釣りも釣りやすい状態でした。
新べらも釣れたことですし、そこそこ満足のいく釣りができたと思います。
冬は冬なりの釣りがあるなと感じた一日でした。
三和新池攻略のおすすめブレンド
抜きバラケの配合:
粒戦100cc + トロスイミー50cc + セットガン100cc + 水200cc + GTS200cc + セット専用バラケ200cc
盛期のチョーチン両ダンゴ配合:
凄麩200cc + カルネバ200cc + ダンゴの底釣り夏100cc + 水200cc + バラケマッハ100cc
冬が魅力の三和新池 - へらぶな釣りのベストシーズン
三和新池の魅力が最も輝くのは、寒さの厳しい冬の季節です。
特に1月から2月にかけては、多くのへらぶな釣り師たちが足を運ぶ人気のスポットとなります。
この時期に三和新池が注目される理由は、その独特な環境特性にあります。
地下水を水源としているため、外気温が大きく下がる冬場でも水温が安定しているのです。
これにより、他の釣り場では活性が下がりがちな厳寒期でも、へらぶなの活発な動きを期待することができます。
また、池の周囲を取り囲む防風林が冬の冷たい風を遮ってくれるため、釣り人にとっても快適な環境が整っています。
釣りの方法としては、季節の移り変わりに応じて使い分けることをお勧めします。
11月頃までは両ダンゴ釣りが効果的で、年が明けて1月以降は段底釣りがよく釣れます。
特に段底釣りでは気を付けないと魚がうわずるほどへらぶなの活発な反応を楽しむことができます。
ただし、この池には注意すべき点もあります。
三和新池特有の水温環境を理解せずに釣りを始めると、期待通りの結果が得られない可能性があります。
また、比較的小規模な釣り場であるため、周囲の釣り人の影響を受けやすいという特徴もあります。
特に冬季は人気が集中するため、週末や休日は混雑が予想されます。
できれば平日に訪れるか、早朝から訪れて良い釣り座を確保することをお勧めします。
このように三和新池は、冬季でも安定した釣果が期待でき、快適な環境で釣りを楽しめる魅力的なスポットです。
寒さを感じさせない活発なへらぶなの動きは、多くの釣り人を魅了してやまないのです。
【あとがき(2025年5月更新)】
冬季の三和新池は、外気こそ氷点下近くまで下がりますが、水面には地下水由来の安定した6〜7℃前後の水温が保たれています。今回の釣行では8尺チョーチン・ウドンセットを選び、粒戦100㏄+とろスイミー50㏄+水200㏄+セット専用200㏄+スーパーセット100㏄の抜きバラケに、力玉系を組み合わせました。
午前中は手水を加えながら粘りを調整し、ウキ馴染みから抜けまでを約2秒に統一することでアタリが持続し、10時までに15枚を確保できました。釣果は最終的に28枚・約15㎏で、池頭19㎏には届きませんでしたが、短竿でも終始ウキが動き、冬の三和新池らしいゲーム性を十分に堪能できました。
11時半ごろ例会組が桟橋を移動すると、ジャミが散ってウキの触りが途切れました。この池は桟橋がコンパクトな分、人の動きが魚に伝わりやすい傾向があります。そこでハリスを5㎝延長し、バラケを少し締めることでタナを安定させると再びアタリが戻りました。桟橋上の振動対策として、荷物は最小限にまとめ、足音を抑えながら移動するだけでも結果に差が出ると感じています。
2025年2月14日付の公式リリースでは、営業時間が4〜9月6:00〜15:00、10〜3月6:30〜15:00へ短縮され、定休日は毎週木曜日に固定されました。料金は一般が平日1,800円・土日祝2,100円、会員は曜日を問わず1,000円、シニア(70歳以上)は平日1,100円です。半日券(11時以降)は平日1,100円・土日祝1,500円が新設され、テスト釣行や午後のみの立ち回りがしやすくなりました。規定竿は8〜19.5尺ですが、冬型の気圧配置で北風が弱い日は12〜15尺メーターセットが依然として強力で、沖の新べらを効率よく拾えます。逆に風が強い日は8〜10尺のチョーチンで手返しを上げる方が歩留まりが良い場面も多く、状況判断が釣果を分ける典型的なフィールドと言えるでしょう。
季節別に見ると、11月いっぱいは両ダンゴ、12月中旬から2月末は段底またはウドンセットが安定します。ただし水温のブレ幅が小さいため、晩秋や早春には両ダンゴが思わぬ爆発を見せることもあります。今回も9時台に両ダンゴへ切り替えた同行者が短時間で尺上を連発しており、「常識を外す一手」が通用する余地はまだ大きいと実感しました。
反省材料としては、終盤戦で長竿への持ち替えを見送った判断です。8尺でも新べらが見られたものの、沖の回遊群を狙い切れずに重量を伸ばし切れなかったのは課題でした。次回は風が穏やかな日を選び、朝一から15尺メーターウドンセットで組み立て、状況次第で段底へスイッチする二段構えを試す予定です。
設備面では、桟橋周辺を囲む防風林が北西風を約30%弱めるという計測データがあり、ウキを読み取る繊細な釣りを可能にしています。加えて、2024年秋に更新された給湯設備のおかげで、寒中でも温かいコーヒーをすぐに淹れられるのはありがたいポイントです。
総じて、三和新池はコンパクトながらデータ収集と仮説検証に最適な環境が整っています。会員制度によって通いやすさが向上した今こそ、タックルや配合を日替わりで試し、統計的に有意な差を見出すチャンスです。奥深いこの釣り場に行ってみてはいかがでしょうか