クロダイ・チヌ

チヌ釣りのハリスの長さと太さは?チヌは糸が見える。

2019年8月19日

チヌ釣りを始めようと釣具店に行った際に、ハリスはどれがいいのだろうかと迷ったことはないでしょうか?

0.8号から3号など、どれぐらいの太さで、長さはどうすればいいかわからなくなってしまうこともあるでしょう。

 

ここでは、チヌ釣りのハリスについて考えていきます。

 

チヌはハリスが見えている!

チヌに見えないように細いハリスにしようと考えたことがある人も多いのではないでしょうか?

しかし、細ければ細いほど切れやすく、魚を釣ることが困難になります。

 

 

太いハリスなら魚を逃がすことがありませんが、それではなかなか魚を釣ることができません。実はチヌはハリスの存在を分かっていると考えられているからです。

 

 

とある実験で、

水槽の中にチヌを泳がせて、その水槽にラインを張ってチヌが糸に触れればその振動で触れたことが記録されるようにした実験があります。

 

 

様々な方向にフロロカーボン2号のラインを張り、その糸の間にオキアミを置いてチヌを自由に泳がせます。するとチヌは見事に糸を避けてオキアミを捕食しました。この実験から、チヌは糸が見えているのでは!?と考えられました。

 

チヌがラインを見えているのであれば、夜釣りでラインは見えているのかという疑問がでてきます。

 

今回の実験は、日中に行われた実験でしたが、同様の実験を夜間に電気を消して真っ暗な状態で行いました。

 

 

 

すると数時間後には、オキアミは綺麗に食べられており、水槽に張られたラインに触れた痕跡はありませんでした。

 

 

このことから、チヌは水槽に張られたラインをうまくかわして、夜間で見えないときでもエサを捕食したことがわかります。

 

 

 

真っ暗な中でも糸に触れることなくエサを捕食できたことから、ラインを目で見て判断しているのではないということが考えられます。

 

 

なぜ夜間に障害物がわかる?

これらの実験で考えられるのが、潮の流れる海中では、視覚だけでなく、魚の側線などで波動を感じ取っていると考えられます。バスフィッシングをされている方にとっては、ルアーから発せられる波動の大きさや波の波長などによって大きく釣果に影響が出ることをご存知の方も多いかと思います。

 

コウモリが超音波で、エサの位置を把握するのと同じように、潮の流れや海水の波が、障害物にあたり跳ね返ってくる波を感じ取っているのではないかと考えられます。

 

人間が物を見ることができるのも、太陽光から発せられた光の波を対象物が反射して目に入り視覚情報としてとらえています。夜間に魚がエサを見つけることができるのは、海中での波動を把握ができるからではないでしょうか。

 

そうでなければ、暗闇の中、海中で何も感じ取れず岩礁帯を泳いでいては、岩にぶつかってばかりで体がボロボロになってしまいます。

 

追加実験

飼っている淡水魚のフナである実験をしてみました。

 

カエシのついていない針にエサをつけて、2本のハリスを用意します。

 

一つのハリスはわざと擦り付けてパーマのかかった状態にしています。もう一方はまっすぐで綺麗なハリスにしてます。

 

両方を水槽の底に沈めて、どちらのエサに食いついてくるかを見てみました。これによってハリスが魚の捕食に与える影響を観察できます。

 

 

 

 

 

 

結果は、まっすぐなハリスを底に這わせたエサばかりフナは捕食しました。

水中の様子をみていても、パーマとなったハリスに引っかからないように泳いでいることが確認できました。

 

 

やはり、魚はハリスの違和感や存在感というものを把握しているようです。

 

ハリスは細いほうがいい?

ハリスに関して言えば、細ければ細いほど魚に見えず辛くなることは確かです。そのため、同じ強度であればハリスは細いほうがよいでしょう。

ハリスが細いことによるメリットは、見えにくくなることだけではありません。ハリスが細いということは、水中でサシエが落下する際に、自然落下に近づけることができ、魚に違和感を与えないというメリットがあります。

 

ハリスが太いと、変な方向にエサが落下していってしまったり、魚に与える波動も自然のものとは違ってきます。そのため、魚を獲れる最も細いハリスの号数を選択することが望ましいでしょう。

 

 

ハリスの号数は?

結論から言うと、ハリスの号数は魚を釣る場所に合わせるというのがいいでしょう。

 

 

釣り場が、岩場やテトラなど障害物まわりであれば、フロロカーボンのハリス1.5号を推奨します。

これは、40cmぐらいのチヌであれば、岩場に少し擦れるぐらいなら獲ることができるハリスの太さです。

おすすめのハリスはこちら

少し高めのハリスですが、強度はしっかりとしています。

 

 

 

推奨は1.5号ですが、牡蠣殻が多い場所や根回りなど、1.5号では到底対応できないこともありえます。

 

そういった場合は、1.7号から2号ぐらいまでのハリスにすると良いかと思います。

 

逆にここでは、切られることがないという障害物のない釣り場では、1.25号ぐらいのハリスにして、できる限りハリスの違和感を消してあげるといいかと思います。

 

 

ハリスの長さは?

ハリスの長さも難しいところです。一般に使われる長さでは2ヒロから3ヒロ(3m~4m)ほどです。

 

これも人によって好みが分かれるところです。竿いっぱいに長さをとる人もいれば、1ヒロで十分という人もいます。50mのハリスをリールのスプールに巻き込んで、いわゆる’通し’というスタイルで利用する方もいます。ハリスが道糸の代わりにもなる上にハリスが損傷した場合に切ってしまえばいいため手返しが良くなります。ちょうどかかり釣りのようなスタイルです。

 

 

2ヒロ~3ヒロの長さは、磯竿の長さが5mほどなので、糸を巻き取った時にウキが竿先に来て、針が竿尻にくる長さです。竿に合わせて取り回しがよく、扱いやすい長さであることがわかります。それ以上長いとハリスがたわんでしまい扱いにくくなってしまいます。

 

また、サシエがスイベルや潮受けから程よく距離が保て、サシエが自然に落ちていく演出ができる長さとなります。

 

 

魚に食い気があれば、30cmぐらいのハリスでも釣れないことはないですが、人のよく入る釣り場であればハリスの長さは2mはとりたいところです

 

ハリスが短すぎると、サシエが自然落下できる距離が少なくなります。また、スイベルなど障害物がサシエの周りにあると魚に違和感を与えてしまいます。

 

長すぎると扱いにくくなり、余計なところに絡まったり、結び目やちぢれがでてしまいます。

 

ハリスの長さは、2~3ヒロを目安にするとよいでしょう。

 

 

まとめ

チヌ釣りのハリスの長さについて考えてきました。

 

ハリスがチヌに違和感を与えることは当然ですが、その違和感をいかに消して、自然にサシエを漂わせてチヌに食わせるかが難しいところです。

 

ハリスの長さや太さにも気を使い、細やかな気配りをすることがチヌ釣りには欠かせません。

 

次回の釣行では、ハリスの存在に気を使ってみてはいかがでしょうか?

 

 

まず買うならこれ

 

次に買うなら号数をあげて1.75号

 

余裕があれば、食い渋りを考慮して1.25号

 

 

釣具店で買いやすいのはシーガーです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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