クロダイ・チヌ メジナ・グレ

釣りのガン玉の外し方。ガン玉外しのおすすめはこれ一択!

フカセ釣りやウキ釣りに欠かせないガン玉ですが、いつもうまく取り付けられなかったり、途中でずれたりして何とかならないものかと悩んでいました。

そこで、ガン玉専用のガン玉外し、プライヤーを購入してみました。

3つのガン玉外し

使用するのは、Amazonで売っていた専用ガン玉外し、そしてプライヤー、普段私が使っているスプリットリング外しです。

 

 

ガン玉外しは使えるのか

こちらがAmazonで購入したガン玉外しになります。

先端がガン玉をつぶすところで、プライヤーの真ん中に山がありここにガン玉を挟んで開いて外すようになっています。

 

道糸にガン玉をかませるときには、いつも歯で噛んで止めていたり、プライヤーを使って止めていました。

しかし、常にプライヤーを携帯しているわけではないため、今使いたいといったときに、タックルボックスから取り出さなくてはなりません。

 

 

その点この小さなガン玉外しであれば、ラインカッターと一緒にピンオンリールにぶら下げておけます。

持ち手の部分はつかみやすく、力を入れやすい形状になっているため、しっかりとガン玉を止めることができます。

先端部分は少し平らになっており、ガン玉が滑らないようにできています。

ここまでは非常に使いやすい形状だと感じました。

 

 

しかし

もっとも使いたかったガン玉を外す箇所に問題がありました。

実際にガン玉を挟んでみたのですが、ガン玉を外す箇所の凸部分が短く、大きなガン玉しか挟むことができません。

 

B以上のガン玉であれば問題なく利用できるかと思いますが、6G 、7Gであれば、ガン玉が小さすぎて外すことはできません。

 

さらに、Bサイズのガン玉であっても凸の部分があまりとがっていないため、しっかりと割れ目に入らなければガン玉がただ横につぶれてしまうことになります。

 

 

せっかく購入したガン玉外しでしたが、ガン玉を付ける機能は優れているものの、外すには使いにくいと感じました。

 

使えるガン玉外しはこれだ!

それでは、ここでほかに私が使っている使えるガン玉外しをご紹介しましょう。

使えるガン玉外しは、これです。

 

スミスのスプリットリングプライヤー スプリットリングピンセット 全長62mm

 

 

長い名前ですが、これは主にトラウトなどのルアーフィッシングにおいてスプリットリングをあけてフック交換するのに使われるプライヤーになります。

 

 

実はこのスプリットリングオープナーの先端にある尖がりが、ガン玉をあけるのにちょうどよいのです。

 

スプリットリングのわずかな隙間に先端が入り込むような作りになっているため、ガン玉であってもきれいに隙間に入り込むことができます。

力をかけなくてもすっとガン玉の間に入るため、非常に使いやすくなっています。

また、ガン玉を止めるのにも役立ちます。

少し先端から手元側にガン玉を挟めば、力を加えやすくガン玉を閉じることもできるようになっています。

 

 

前述したガン玉外しよりも小型で邪魔にならないため、ピンオンリールにラインカッターと一緒に取り付けておくこともできます。

 

 

全長の長いタイプのものも出ていますが、こちらは先端のオープナーの部分が、上下についており、スプリットリング専用なりますのでガン玉を外すのには適していませんのでご注意ください

 

 

専用のガン玉外し

それでも専用のガン玉外しをお求めの場合は

ダイワから販売されているハサミタイプのガン玉外しです。

 

ガン玉はずし 快適ガン玉はずし2

こちらが使いやすいでしょう。

ハサミ型なので手元の細かな操作が苦手な方には使いやすいかと思います。

 

 

 

面白い点は、ハサミを挟んだ状態でロックすることができるため、刃先が開かず安心なところでしょう。

ライフジャケットに挟んでもいいですし、ロックした状態であればタックルボックスで他のものと絡まることも少ないでしょう。

こちらもピンオンリールにぶら下げるための穴がありますので、ラインカッターと一緒にぶら下げておけます。

 

 

まとめ

ここまで3つのタイプのガン玉外しをご紹介してきました。

 

個人的に行き着いたのは、スミスのスプリットリングプライヤー スプリットリングピンセットでした。

62㎜タイプの小さなサイズで、しっかりとガン玉をひらくことができるので使ってみてはいかがでしょうか。

 

ゴールドのプライヤーも販売されているようです。

ピンオンリールは壊れやすいため、メーカー物をおすすめします。

個人的にはダイワ製はしっかりしているなと感じました。壊れるときは壊れますけど…

 

ガン玉重量に関しては下記のリンクよりどうぞ

ガン玉の号数と重さの換算表。1号は何グラムのオモリなの?

ガン玉の号数と重さの換算表。1号は何グラムのオモリなの?

【あとがき】

今回の記事を書き終えて、改めて「ガン玉」を取り付け・取り外しする道具の重要性を再認識しました。最初は「歯でかみ続けるのは面倒だし、もっとスマートにガン玉を扱いたい」という素朴な疑問から始まりましたが、実際にさまざまなアイテムを試すうちに、ガン玉の微調整こそが釣果を左右する大切なポイントだと痛感した次第です。特に小型のガン玉をいかにスムーズに扱うかという点は、記事の中でも強調したいテーマでした。大物狙いでも小物狙いでも、少しの重量差が大きな差につながる場面があり、そこに着目したことが今回の記事執筆の大きなモチベーションになりました。

私自身がこのテーマを深掘りしようと思った背景には、実際にフカセ釣りをする中で「こまめなガン玉調整って、どうしてあんなに手間に感じるのだろう?」という疑問がありました。特に印象的だったのが、神子元島(みこもとじま)でフカセ釣りをしたときの体験です。あそこは潮の流れが速いことで知られていて、時には目まぐるしく潮位や流れが変化することもあります。私が行った日の海も、初心者には少し厳しいほど流れが速く、ウキの挙動が安定しない状況でした。そんな中、先輩が「ガン玉をほんの少し変えるだけで仕掛けが安定するし、エサ取りも避けやすくなる」と教えてくれたんです。当初の私は「ガン玉をちょっと付け直すだけで、そんなに変わるものなのか?」と半信半疑でしたが、試してみると劇的にアタリが取りやすくなった経験があります。具体的には、Bのガン玉を一度外してG5に付け替えるなど、本当に微妙な差を繰り返し調整することで、ウキの沈み方や潮に乗る角度が変化し、アタリを見逃しにくくなりました。その日は一日中試行錯誤を繰り返しながら、いつもの倍近い釣果を得られたので、「小さいガン玉でも侮れないんだな」と強く実感したわけです。

また、別の日には横根でグレ狙いのウキ釣りに挑戦しました。横根も神子元島と同様に潮の動きが複雑なポイントで、タナが合っていないと全く釣れません。ところがタナ合わせを頻繁にするには、ガン玉の調整が欠かせないんですよね。正直面倒くさがりの私は、できれば釣りに集中したい派です。でも、そのときは先に神子元島での経験があったので、「こまめにガン玉を外したり付けたりする価値」を体で理解していました。だから面倒でも細かく重さを変えたり位置をずらしたりしてみると、しっかりとグレのアタリが増えるわけです。そこで活躍したのが今回の記事で紹介したガン玉外しやプライヤー類でした。実際に使用してみると、普通のプライヤーだとガン玉の割れ目にうまく入らず、ただガン玉をつぶしてしまうだけのことも多かったのですが、スプリットリングオープナーなど先端が細く尖ったものだと、まるでスッと割れ目に挟まり込むようにガン玉を開けられます。使用前は「スプリットリングを開けるための道具だし、ガン玉には使えないんじゃ?」と疑っていましたが、やってみると非常にスムーズでしたね。

こうした道具に関しては、釣具店の店員さんとの会話も大きな助けになりました。私は地方の小さな釣具店にふらっと立ち寄るのが好きで、これまでいろいろな店員さんから「最近面白い道具が入ったんですよ」とか「あなたが使ってるあのプライヤー、実はこんな機能もあるんですよ」などの情報を教わってきました。ガン玉外しだけに限らず、ちょっとしたコツや使い方の工夫を聞くと「なるほど、そんな使い方もあったのか」と目からウロコが落ちることもしばしばです。今回の記事でご紹介したスミスのスプリットリングプライヤーも、「スプリットリング以外に使えるんですよ」という店員さんの言葉がヒントになり、私自身も試行錯誤しながらその便利さを再確認しました。

神子元島や横根といった潮の早い釣り場で、このプライヤーを使ってガン玉を素早く交換できたときは、まさに釣果に直結する手応えを感じました。海は常に動いていて、同じポイント・同じタナでも時間や潮の変化で状況がガラッと変わります。だからこそ、ガン玉や仕掛けの調整を「いかに楽に行えるか」というのが釣り人の腕の見せどころだと思います。慣れていないときは「ガン玉一つの付け替えなんて、本当に意味があるのかな」と思いがちですが、実際にやってみると、その小さな違いが「釣れる」「釣れない」を大きく分けてしまうわけです。

今回の記事で取り上げた3種類のガン玉外しは、それぞれ特徴や使いやすさが異なります。専用のハサミタイプのガン玉外しは初心者でも扱いやすく、安心感があります。一方で、私が最終的に落ち着いたのはスミスのスプリットリングプライヤー(スプリットリングピンセット)でした。理由は何度も述べたように、先端が尖っていて小さなガン玉でも確実に割れ目に引っかけやすいからです。しかも全長62mmとコンパクトでピンオンリールに付けやすいのもポイントでした。今後もこれをライフジャケットやベストに取り付けて、必要なときにサッと使えるようにしておこうと思っています。ガン玉を噛むだけなら歯でも代用できるかもしれませんが、頻繁に取り外しや調整をするには、やはり専用もしくは専用に近い形状の道具が欠かせません。まさに「段取りがよければ釣果も伸びる」と感じさせられました。

この記事を読んでくださった皆さんには、ぜひ「ちょっとした道具選びや使い方で釣果が変わるんだ」という驚きや楽しさを感じ取っていただければ嬉しいです。とくにフカセ釣りやウキ釣りでガン玉を多用される方は、最適なガン玉外し・プライヤーを見つけるだけで、釣行のストレスが大きく減ると思います。ベテランの方でも、今までなじみのなかった道具を試すことで、思わぬ発見があるかもしれません。

この記事をきっかけに、「小物や仕掛けをもう一度見直してみよう」「たまには道具を買い替えてみよう」といった新しい挑戦の意欲を持ってもらえたら著者としてこの上ない喜びです。失敗や工夫のプロセスこそが釣りの醍醐味だと思いますので、どうか皆さんも楽しみながら探求してみてください。

当記事が参考になりましたら 釣りブログ応援クリックをお願い申し上げます。   にほんブログ村 釣りブログへ にほんブログ村

※当サイトはサイトを維持していくためにアフィリエイト広告を利用しています。

-クロダイ・チヌ, メジナ・グレ

Copyright © fishing-fishing.com , All Rights Reserved.