管理釣り場で悶絶するような、どうしても釣れない時間というのを経験したことがある人も多いのではないでしょうか。
スプーンで釣らなければならない!といったエリアトラウトのトーナメンターでもなければ、多少はセコくても釣れて楽しめればいいという人もいるでしょう。
また、初心者のお子様に釣らせてあげたいと思っている大人や彼女にも釣ってもらいたいと思っている人もいるかもしれません。
釣れない状況を打破するための、爆釣ルアーと一部の管理釣り場では禁止されている反則系のルアーをご紹介します。
トラウトが狂う爆釣ルアー
ダートマジック
スレきったトラウトを狙うのに最強なルアーはこのダートマジックでしょう。特に見えている場所でティップをあおってチョンチョンと動かしてあげるとトラウトが狂ったようにルアーを追いかけてきます。
このルアーは基本的には高比重なため、ボトムで魚を狙います。口を使わない底付近でフラフラしているトラウトを狙います。ダートマジックの優れている点は、左右へのダートだけでなく前後にも動き不規則な動きを連発する点です。
一方通行に巻かれるルアーと異なり、前に行ったかと思ったら後ろに飛んでくる、さらには左右に逃げるという動きのため、トラウトにとっては興味を持たずにはいられません。
カラーラインナップも豊富にありますが、基本的には明るい色と暗い色、ペレット色の三色あれば対応できるかと思います。
最初は明るい色を投げてみて、ダートする様子を見ます。これに魚が反応するかどうかを確認するためです。魚が追ってくれば見やすいカラーの方が釣っていて面白いかと思います。
派手目のカラーに反応がなければ、徐々に暗い色に変えていきましょう。管理釣り場で使われているペレットの色が分かれば、それに近い色にすると食ってくることもあります。
ダートマジックのコツ
ダートマジックを使う際に気を付けて頂きたいのが、使うロッドと使うラインを選ぶ点です。ロッドはダートさせるために硬めのものを使います。安いものだとトラウトワン ASが使いやすく程よい硬さでしょう。
また、ラインは伸びの少ない素材を使います。フロロカーボンかPEラインを使うようにしてください。PEラインであれば、リーダーにフロロカーボンを使うとよいでしょう。
ダートさせるときにはただただ一定に竿をあおってダートさせることもできますし、少し変則的にダートさせてあげることでトラウトの気を引き付けることもできます。
ダートさせた後には、一瞬食わせる間を与えてあげるとヒット率が高まります。ダートマジックを食いに来たら、2,3回ダートさせてあえて食うことができないようにすると、トラウトも何とか捕食しようとしてアタックしてきます。この様子を見ているだけでもアングラーは興奮するのではないでしょうか。
以下メーカー紹介
ダートマジック3gのエリアバージョン。今、エリアフィッシングで注目を集めているボトムダートの釣りを切り開いたルアー。
ヘッド部が鉛のソリッド、ボディ部が樹脂のソリッドという独自の構造を持ち、ボトムまで沈めてやや大きめの連続トゥイッチを加えると、唯一無二の切れ味の鋭い上下左右の動きに、魚達も他のルアーでは見せない、狂ったような反応を示します。ダートマジックによるボトムダートの釣りが優れているのは、釣果はもちろんですが、とにかく楽しい釣りです。魚の反応を見ているだけでも興奮します。そのくらい特殊な反応を示します。さらに操って釣ったという満足感。一度使ったら手放せなくなるルアーです。
ご説明にもあるように本当にスレたトラウトが釣れてしまうルアーだと思います。
同系列にボトムマジックというのもあります。
デメリット
本当によく釣れるダートマジックですが、欠点もあります。それはボトムでの釣りがメインになるため、藻に弱いというところです。管理釣り場であればボトムは比較的何もないことが多いですが、釣り場に藻が生えてしまうとルアーが藻に埋もれてしまい魚がルアーを見つけることができません。
そういった場合には、ロッドを上に立てて、底につく前にダートさせて早く巻いてくることをおすすめします。
しかし、魚に食わせる間のとり方が少し難しいかもしれません。クリアウォーターで魚を見ながら練習するとボトムでなくてもダートさせて食わせることができるようになります。
ジャッカル製品が好きな人には同様の動きをしてくれるボトムダートなども良いでしょう。
次にご紹介するのはシマノのふわとろです。
カーディフ ふわとろ 35F/35D-F[CARDIFF]
TR-135L / TR-135M
このふわとろは、かなりの高確率でトラウトがアタックしてくる爆釣ルアーになります。
ただし、使い方にコツがあり、ただひたすらゆっくりと巻いてくることを心がけなくてはなりません。
シマノ社のあおり文句として
思いっきり、ゆ~っくりゆ~っくり巻いてみてください。リールが止まるほどにゆっくり巻いてみてください。ルアーの泳ぎを止められますか??止まりませんよね??その位にこのジョイントはごく僅かな流れの変化でもユラユラと動いて、まるでフライの様に妖艶に誘い続けます。
とあるほど、本当にゆっくりと巻いてくることができるかが肝になります。
もし、ルアーの泳ぎを止めることが出来る位にゆっくり巻けていれば、そのスピードこそが、このクランクの最大の能力を発揮できるデッドスロースピードです。とにかくトロトロトロトロ巻いてみてください。
普通のルアーであれば止まってしまうような速度であっても、ふわとろならお尻を振って泳いでくれます。
魚が浮いているようであれば35F で主にペレット色のルアーがどこの池でも反応がいいです。
魚が少し沈んでいるときには、35F-Dを使ってみてください。
さらに魚が底べったりであれば、そことろというボトム専用のゆっくりと引けるルアーもあります。
意外と活躍するちびとろもあります。
爆釣ルアーとしてはこの二つをおすすめします。
反則系ルアー
反則系ルアーの定番としては、言わずと知れたセニョールトルネードでしょう。
指に巻き付けて形を整えてキャストしてただ巻いてくるだけで釣れてしまう不思議なルアーです。
くるくる回転しながら、名前の通りトルネードしてきます。
初心者やお子さんがまず最初の一匹を釣り上げるのには最適なルアーでしょう。
少し釣りをしたことがある人であれば、あーセニョールねとなるかもしれません。
それなら釣れるよね。っという感じになるので、ある程度トラウト釣りをしたことがある人はプラグやスプーンでトラウトを狙うとよいでしょう。