ワカサギ

ワカサギ用ベイトボックスの検証。エサ箱のおすすめはこれ!

ワカサギ用のベイトボックスに使える製品がたくさん出ていますので、ワカサギの餌箱として使いやすいものを厳選してみました。

たかが餌箱ですが、されど餌箱といえるほど、機能的な餌箱もありますので、参考していただければと思います。

 

ダイワ製ベイトボックス

代表的なものはダイワのサシ返し機能付きのメッシュトレーがセットになったベイトボックスでしょう。

サシが脱走しないように返しがついており大量のサシを入れておいても安心です。

さらに不要なおがくずを振り落とせるメッシュがついているため、サシの取り扱いが非常に楽になります。

メッシュを裏返して使うこともできるため、アサリやオキアミを入れて水を切ることもできます。

旨〆ソルトなどを振りかけて水分を取りながらエサ持ちを高めることにも有効です。

サイズは (外寸)138×77×31   (内寸)130×64×26 

 

ツインベイトボックス

プロックスから発売されているツインタイプのベイトボックスです。個人的にはかなりおすすめのアイテムになります。

 

虫エサを分けて収納できるツインタイプのエサ箱でダイワのものと同様にメッシュトレーを採用しています。

きちんとトレーに返しがついているため、サシが逃げ出さない作りになっています。

こちらもトレーを反転させることで、アサリやオキアミを入れて水切りができます。ワカサギだけでなく様々な釣りに使用可能です。

 

個人的には、紅サシを白サシは分けて入れたいのでこちらのツインベイトボックスのほうがダイワのベイトボックスより優秀だなと感じます。

 

しかし、ボックス自体がいかにもメイホウのクリアケースを使っていますといった感じがあるため、デザインならダイワ、利便性ならこちらのツインベイトボックスがいいのではないかと思います。

フィッシング ショー大阪にも展示してありました。

 

 

メーカーさんいわく、売れ行きが好調だそうです。面白いアイテムは必然的に売れていくのですね。

 

桐エサ箱

ナカジマ 桐エサ箱です。ロングセラーな定番エサ箱はサシだけでなく、様々な活き餌に対応しています。

 

桐製であるため、保温性に優れており、急な温度変化にも対応します。活き餌を弱らせないようにするなら桐箱でしょう。

桐素材というのは、木材の中でももっとも軽量で、湿気を通しにくいため、割れや狂いが少ない材木です。

 

そのため一般の家庭の中では、桐ダンスや桐箱のように大切なものを収納する箱の素材として使われています。

 

ワカサギ用であればSサイズでいいかと思います。

 

ヒノキエサ箱

サンナーのヒノキでできたエサ箱です。

こちらも、丈夫なつくりでありながら湿気や温度変化に強いエサ箱です。

ほのかにヒノキの香りがするため、自然な香りがお好みの方にはおすすめのエサ箱です。

まとめ

ワカサギのエサ箱にもここで紹介した以外にも様々な素材や形状があります。

釣具店で実物を見て、自分にあったエサ箱を選んでみてください。

 

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【あとがき】

ワカサギ釣り用のエサ箱にスポットを当てた今回の記事を書き終えて、改めて「釣り」という趣味の奥深さを感じています。たかがエサ箱と侮れない、様々な製品が存在しており、使い勝手やデザインが細かく工夫されている点は、釣り道具好きとしてはワクワクせずにはいられません。私自身、エサ箱は「とりあえず使えればよい」と思っていた時期がありましたが、実際に各商品を試したり、釣り仲間のアイテムを借りてみたりするうちに、機能性や素材の違いが釣行の快適さを左右するのだと痛感しました。やはり道具へのこだわりは、釣りの楽しさをさらに深めてくれるものだと実感します。

今回、この記事を書こうと思ったきっかけは、先日ワカサギ釣りのドーム船に乗ったときの出来事です。ワカサギ釣りというと、数を釣るためにこまめなエサ替えが重要ですが、ドーム船の限られたスペースの中で作業しやすいエサ箱を持っている人は作業効率が段違いだなと感じました。私が初めて乗ったときは、昔から使っている小さなタッパーに赤サシと白サシをひとまとめに入れており、いざ釣り始めるとサシ同士が混ざってしまったり、おがくずがこぼれてしまったりと大苦戦。「これはもうちょっと工夫できないものか…」と悶々としながら釣りをしていたんです。

そのとき同船していた常連のご夫婦が、ダイワのベイトボックスを使っていて、チラッと見せてもらったところ「これは便利そうだな」と衝撃を受けました。メッシュトレーでサシの扱いがしやすいだけでなく、蓋を開けてもサシが逃げにくい返しが付いているのには驚きました。しかもトレーを反転すればアサリやオキアミの水切りにも使えるという多機能ぶり。実際、私も船宿で少量のオキアミを買って試しに使ってみたところ、トレーをひっくり返すだけで余分な水分がすぐに落とせるので、手返しも良く汚れにくいんですよね。ご夫婦の奥様は「ワカサギだけでなく、船釣りのイカ釣りなんかでもオキアミを持ち込むことがあるので、本当に重宝しているの」と教えてくれました。

さらに、最近のプロックスから発売されているツインベイトボックスも、釣り仲間のおすすめで気になっていたアイテムでした。実際に使っている友人が言うには、「紅サシと白サシを分けたい派」にとっては神アイテムだとのこと。しかもこのツインボックスにもメッシュトレーに返しが付いていて、サシが元気に動いていても逃げ出さない点が素晴らしい。友人は大きめのサシと小さめのサシを分けて入れたり、サシとブドウ虫を一緒に持っていくような使い方をしていて、何度か同行したときにも、エサを取り出す作業が速いこと速いこと。私が一つのケースからあれこれエサを探している間に、彼は手早く付け替えてもう仕掛けを落としているんですね。その積み重ねが釣果の差になって現れるんじゃないかと感じています。

ただ、私が個人的に推しているのは「桐のエサ箱」です。子どもの頃、父に連れられて最初にワカサギ釣りに行ったとき、父が大事そうに持っていたのが桐製のエサ箱でした。その当時は「なんで木の箱なんて使ってるんだろう?」と思ったのですが、大人になって同じものを使うようになり、ようやく理由がわかりました。桐には保温性があって、急激な温度変化からサシを守ってくれるんです。氷上釣りなど極寒の条件下では、活きエサを弱らせず長持ちさせるのに結構重要なんですね。桐製の箱は見た目にも風情があって、ちょっとした和の趣も感じられるので、道具としての所有感も満たしてくれます。父は「冬場でもサシが弱りにくいし、湿気にも強いから長く使えるんだ」と言っていましたが、まさにその通り。私も10年以上使い続けていますが、軽く拭いて陰干ししておくだけで、今でも全く傷まず現役です。

また、ヒノキ製のエサ箱も試したことがあります。ヒノキといえば、建材や風呂桶にも使われるくらい耐水性や耐久性が高いといわれていますが、実際に使ってみると少し硬い質感で、ほんのり香りがして使っていて気持ちがいいですね。某釣り場で出会った方は「俺はヒノキの香りが好きだからこれしか使わない」と仰っていました。たしかに、釣りをしている最中もふっと鼻をくすぐる香りがして、自然の中にいる実感が高まる気がします。ただ、桐やヒノキのエサ箱を使っていても、虫エサをがっつり入れるとどうしても匂い移りはゼロではないので、使った後のメンテナンスや保管方法を工夫する必要があります。とはいえ、道具に愛着が湧くと、手入れすら楽しく感じるものですよね。私の経験上、きちんと乾かしてしまえば長期的にトラブルも少なく、季節ごとにワカサギ釣りに出かけるのが楽しみになります。

こうしたエサ箱の選択肢が増えている背景には、近年の釣り具メーカーの技術革新と、釣り人のニーズの多様化があると思います。ワカサギ釣りと一口に言っても、氷上釣り、ドーム船、ボート釣りなどスタイルはさまざま。仕掛けも電動リールから手バネ竿まで人によって違うし、使うエサだって虫エサだけとは限りません。最近は虫が苦手な方やお子さん連れの方などには、人工エサや冷凍オキアミを使う方も多いですから、その分エサ箱も汎用性が求められるようになっています。例えばダイワやプロックスのベイトボックスなら、ワカサギのサシエサだけでなく、アサリやオキアミの水切りにも対応できるので、別の釣りでも活躍の場が広い。こうした多機能性が現代的なニーズに合っているのでしょう。

そして今回、私が特に強調したいのは、「エサ箱の選択は釣りの効率と快適さを左右する大きな要素だ」ということです。ワカサギ釣りはとにかく“数”が命。細かい作業を素早くこなして、次の一匹を狙う手数を増やすのが肝心です。うまく餌付けできずにモタモタしているうちに、群れが移動してしまってアタリがなくなってしまう…なんて経験、私も何度もしてきました。そこで、サシを取りやすい、エサの混合を防げる、返しがあって逃げ出さないエサ箱があるだけで、作業効率がグッと上がるわけです。特にドーム船では釣り座が限られ、動きも制限されますから、いかに手早くエサを交換できるかが釣果を大きく変えます。

また、桐やヒノキのエサ箱のようにエサを元気に保ちたいという方には、天然素材の特性を活かしたアイテムが欠かせません。温度変化や湿気に強い素材のエサ箱を使うことは、冬の厳しい気候の中で釣果を伸ばすための大切なポイントと言えるでしょう。実際、私が極寒の真冬に桐エサ箱でサシを管理していたとき、一緒に行った友人がプラスチック製のエサ箱を使っていたんですが、夕方近くになると彼のサシだけ活性が落ちているように見えたんですね。私のサシはまだピンピンしていて、そこから釣果に差が出たこともありました。友人からは「次回は桐箱を買ってくるよ…」と苦笑いされましたが、そんなエピソードを通じて、エサ箱の素材の違いが釣りの結果に影響を与えることを再認識しました。

これからワカサギシーズン本番になるにつれ、同じようにエサ箱選びに悩む方がいるかもしれません。デザイン性を重視するのか、機能性を重視するのか、あるいは自然素材ならではの保温効果を狙うのか—その答えは人それぞれだと思います。ですが、「ちょっとした道具選びの違いが、釣り全体の快適さや釣果に直結する」という事実は、ぜひ多くの方に知っていただきたいですね。使いやすいエサ箱を手に入れると、釣りがもっとスムーズになり、集中できる時間も増えます。結果的に余裕が生まれて、周囲の景色を楽しんだり、同行者との会話をゆっくり楽しんだりできるようになるはずです。

最後になりますが、この記事を通じて、ワカサギ釣りの「小さな工夫」の大切さが少しでも伝われば幸いです。私自身、道具にこだわり始めてから釣りそのものがぐっと面白く感じられるようになりましたし、釣行後のメンテナンスやアレンジも含めて楽しみが増えました。皆さんもぜひ、今回ご紹介したダイワのベイトボックスやプロックスのツインベイトボックス、そして桐やヒノキなどの天然素材のエサ箱を比較検討してみてください。釣り具店やオンラインショップでチェックして、お気に入りの一品を見つければ、次回のワカサギ釣りが今まで以上に快適で、ワクワクするものになるはずです。道具へのこだわりは釣果だけでなく、釣りという趣味をより豊かに彩ってくれるもの。皆さんの快適なワカサギライフを心から応援しています。

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