もともとラバージグは同じ淡水の釣りであるバス釣りで多用されるルアーの一つです。
昼間のナマズは活性の高い夜とは異なり、物陰に身を潜めてじっとしていることが多くなっています。
このため、ナマズが身を潜めていそうな複雑な場所にルアーを送り込む必要があります。
ラバージグは、根掛かり回避性能が高いルアーであり、ナマズが潜む場所を直接狙い打つこともできるルアーです。
魚には似ていないルアーですが、ナマズは雑食性なので関係なく捕食行動をとってきます。
物陰に隠れている昼間のナマズとラバージグは特に相性が良く、効果的なルアーであると言えます。
目次
ラバージグでナマズを釣るコツ
それではまず、ラバージグでナマズを釣るためのコツを見ていきましょう。
障害物回避性能の高いものを選んでおく
ラバージグは一見すると同じように見えてしまいますが、ブラシガードの強さやヘッド形状等はそれぞれ異なります、
ナマズが潜む障害物ギリギリを攻略するので、できるだけガードが固く、ゴミや根掛かりが発生しないタイプが有利です。
おすすめのラバージグは後半でご紹介します。
目立つ色を使う
ナマズの多くは水の濁った場所に存在しており、更に日中は物陰に隠れています。
このため、特にルアーのアピール力は重要となります。
できるだけ使用するラバージグの色を黄色や白、オレンジ等のアピール力の高い色のモノを選択しておくことがおすすめです。
ナマズがラバージグを見つけることを最優先に考えておくとよいでしょう。
静かに狙う
昼のナマズは夜の状態と異なり、警戒心が非常に高い状態となっています。
ラバージグではナマズが潜んでいると考えられる場所を丁寧に探る釣り方であり、遠投して効率よく探る釣りではありません。
ナマズが潜んでいる場所へ近づく際は、足音や話し声等は最小限にして警戒心の高いナマズに気づかれないようにするのも重要です。
障害物ギリギリを狙う
障害物回避性能の高いラバージグを選んだ後には、臆せず、ナマズが潜んでいると考えることができる場所へルアーを撃ち込みます。
ナマズが身を隠している場所の近くにルアーを送り込むことができるほど、ナマズから高確率で反応が返ってきます。
ナマズからの反応が無ければ、直ぐに回収し、次のキャスティングを行うのも重要です。
リフト&フォールで狙う
ラバージグでは様々な動きを発生させることができます。
その中でもナマズに有効な動きとして知られているのが、リフト&フォールの動きです。
ナマズはこのフォール中の動きに反応すると言われており、フォール中から直後にバイトが多発してきます。
あらかじめバイトが発生するタイミングを掴んでおくと、合わせも決まりやすくなります。
バイトを感じ取る
ラバージグのバイトを感じ取るには、ロッド感度に頼る場面が多くなります。
トップウォーターの釣りに慣れている方は感覚的に捉えにくいので注意が必要です。
ラバージグへのアタリはゴンッと明確に感じることができるものから、急にラバージグの重さを感じなくなるアタリもあります。
ルアー操作で違和感があれば合わせの動作に移りましょう。
即合わせする
ラバージグを使用した釣りでは、ナマズがルアーをくわえて走るのを待つ必要はありません。
ラバージグには、ブラシガード等も取り付けられているので、違和感を持つと離してしまうこともあります。
基本的にはアタリを手元で感じたら即アワセで問題ないでしょう。
おすすめのラバージグ3選
それでは次におすすめのラバージグを具体的に見ていきましょう。
エバーグリーン(EVERGREEN) グラスリッパー
大西健太がプロデュースしたグラスリッパーは、水草をすり抜ける能力が高く、感度も良好です。
跳ねアクションと安定した泳ぎでバスを惹きつけ、低速から高速リトリーブに対応します。
ウィードだけでなく、ブッシュやリーズ、ゴミ溜りなど様々な環境にも適応する多機能ジグです。
ノリーズ ガンタージグフリップ 3/8oz
オリジナルヘッドはスライドフォールとカバーからのスリ抜けを高度に実現。
ガンタージグ専用の強化フックはパーフェクトラウンドゲイプで、ブラシガードがカバー抜けとフッキング率を高めます。「ガンタージグ フリップ」モデルは太軸ワイドゲイプフックで、厚いトレーラーも確実にフッキング。特にカバーを強引に引き出すフリッピングで性能を発揮します。
これらの特徴により、経験豊富なアングラーも満足するガンタージグシリーズは使いやすさを徹底追求しています。
ケイテック(Keitech) タングステンラバージグ モデル2 フットボールジグ Ver.2.0
樹脂タングステンヘッドのフットボールラバージグは、比重13で、ミドルからディープレンジの釣りに最適です。
鉛製品より感度が高い硬いヘッド素材を使用しており、着底の瞬間やボトムの状態がはっきりと把握できます。
見た目以上の効果を持つ繊細なガードにより、水中のストラクチャーに臆することなく直撃できます。
また、繊細でフレアーするオリジナルシリコンスカートSR-40は、丁寧な手巻きで作られています。
着底姿勢へのこだわりが特長です。
まとめ
ここでは、ラバージグでナマズを狙うコツやおすすめのラバージグなどを見てきました。
夜にトップで狙うナマズだけでなく、昼間に潜んでいるナマズを狙うのも面白い釣りのひとつです。
あなたも昼のナマズ釣りにラバージグで挑んでみてはいかがでしょうか。