私は釣り歴が31年になり、気づけば30代後半に差し掛かりました。
堤防釣りから始まり、サーフ、磯、船釣り、淡水と、さまざまな釣り場に通ってきました。
この記事の結論(サクッと要点)
- 釣りでのエナジードリンクは「気合」ではなく「集中力の調整」として使うのが最適です。
- 基本は少量を分けて。一気飲みは釣りの質を落としやすいです。
- 朝マズメ=軽めで頭を戻す/夜釣り=集中のラインを保つ/船・磯=体調優先で安定運用が基本です。
状況別「これを飲め」早見表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 朝マズメ(短時間仮眠明け) | レッドブル(まずは半分) |
| 朝〜昼まで粘る(長丁場) | HYPER ZONe ENERGY(少量ずつ) |
| 夜釣り(集中が切れそう) | モンスター(2〜3口ずつ)/レッドブル・シュガーフリー(体調優先) |
| 船釣り(酔いが心配) | レッドブル 250ml(分け飲み) |
| 体力勝負(青物・タチウオ等) | モンスター(最後のひと踏ん張り限定) |
若い頃は「寝ずに釣りをする」のも当たり前でした。夜通し投げ続け、朝マズメまで集中力を切らさず、そのまま帰宅して仕事へ向かうことも珍しくありませんでした。
しかし今は、同じことをすると明らかに体がついてきません。
よくある変化: 朝マズメ前に起きるのがつらい/夜釣りで集中が途切れるのが早い/釣行後の疲労が翌日まで残る。
それでも私は、釣りの質を落としたくありません。せっかく時間を作って釣り場に立つ以上、集中した状態で一投一投を大切にしたいと思っています。
そこで行き着いたのが、エナジードリンクを「釣りのコンディションを整える道具」として使うという考え方でした。
目次
釣りとエナジードリンクの基本
まず最初にお伝えしたいのは、エナジードリンクは魔法の飲み物ではないということです。
「飲めば無限に動ける」「徹夜でも平気」といった表現を見かけますが、釣りにおいては危険な考え方になりやすいです。
私の失敗例:
- 一気飲みして手元がブレる
- 心拍が上がりすぎて集中できなくなる
- 胃が気持ち悪くなり、釣りに集中できない
注意:一気飲みや飲み過ぎは、釣りの操作精度と集中力を落としやすいです。
エナジードリンクの役割は、テンションを無理やり上げることではありません。釣りでの役割は大きく2つです。
- 眠気やだるさで落ちた集中力を「元の状態に戻す」
- 時合い・勝負どころで判断力を鈍らせない
朝マズメでの使い分け
朝マズメは多くの魚種で最も期待できる時間帯です。一方で釣り人側は、睡眠時間が短い/頭が回っていない/操作が雑になりやすい、という状態になりがちです。
ここで役立つのが、軽めのエナジードリンクです。
レッドブル・エナジードリンク
特徴: 効き方が穏やかで、釣りに集中しやすいです。
付け方(具体的に): 釣り場に到着してすぐ半分程度をゆっくり飲みます。
強い状況: サーフの回遊待ち/堤防のシーバス/朝のエギングのように、一瞬の判断が釣果に直結する釣りです。
《実釣コメント》:私は10〜15分ほどで頭がはっきりしてくる感覚があります。「眠気を消す」より「釣り脳に戻す」イメージで使うと、朝マズメが崩れにくいです。
HYPER ZONe ENERGY
特徴: 体感として少し重めですが、その分、集中力が長く続きやすい印象です。
強い状況: 朝から昼過ぎまで釣る長丁場/管釣り/同行者がいる釣りなど、だらけられない状況です。
《実釣コメント》:レッドブルよりも「今日は長いぞ」という日に向きます。朝マズメだけでなく、午前中の集中を落としにくいのが助かります。
朝マズメ編のコツ
- 朝は半分から。まずは「調整」を狙います。
- 一気飲みはしない(手元が雑になりやすいです)。
- 釣り開始前に少量、時合い前に微調整するのが安定します。
夜釣り・徹夜釣行での使い分け
夜釣りは、単純な眠気対策だけでは足りません。大切なのは、集中力を長時間維持できるかどうかです。
釣り開始から2〜3時間は集中できても、潮止まりや反応が薄い時間帯で気持ちが切れ、キャストが作業になりやすいのが夜釣りの難しさです。
夜釣りでやりがちなNG:
- 釣り開始直後に一気飲みする
- 眠くなってから慌てて飲む
- 量で無理やりテンションを上げようとする
注意:夜釣りは「眠くなってから」ではなく「集中が切れる前」に少量を入れる方が安定します。
モンスターエナジー
特徴: 体感はやや強めで、勝負どころに効かせやすいタイプです。
付け方(具体的に): 一度に飲むのは2〜3口程度。必ず少量ずつにします。
強い状況: 夜通しのアジング・メバリング/夜イカ/潮待ちが長い堤防釣りなど「粘る釣り」です。
《実釣コメント》:反応がない時間帯が続くと集中が落ちやすいですが、少量を入れると視野が戻る感覚があります。一気飲みは釣りにならなくなるので、ここだけは徹底しています。
レッドブル・シュガーフリー
特徴: 甘さが少なく、後半でも飲みやすいバランス型です。
強い状況: 夜釣り後に長距離運転がある/連日釣行で体調を優先したい/甘い飲み物が苦手、というケースです。
《実釣コメント》:モンスターほどのパンチはありませんが、安全に夜釣りを続けたい時に頼れます。体調を崩しにくいのが最大の強みです。
夜釣り編の要点
- 強さよりもタイミングが重要です。
- 「眠くなってから」ではなく、集中が落ちる前に少量を入れます。
- 勝負どころだけ強めを使い、普段は体調優先で運用します。
船釣り・遠征・磯釣りでの使い分け
船釣りや磯釣り、遠征を伴う釣行は、堤防や近場の釣りとは条件が大きく異なります。体力の消耗が激しい一方で、揺れや波、移動、荷物制限など集中力を乱す要素も増えます。
このような釣りでは、効きの強さよりも体調を崩さずに集中を保てるかが重要になります。
船釣りで実際に使っているドリンク
レッドブル 250ml
特徴: 量がちょうどよく、少しずつ飲めて酔いにくいです。
付け方(具体的に): 出船後しばらくしてから数口、反応が遠のいたタイミングでまた数口、という形で分けて飲みます。
《実釣コメント》:誘いが雑にならず、仕掛けの操作が安定します。船の上では250mlくらいが「これ以上いらない」と感じるバランスです。
モンスターエナジー
強い状況: 青物狙い/タチウオ/電動リールを使わない深場釣りなど、明らかに体力勝負の釣行です。
《実釣コメント》:腕や腰がきつくなり「ここからが正念場」という場面で、少量だけ入れます。船で体調を崩すと釣りにならないので、最後のひと踏ん張り専用です。
磯釣り・サーフ・歩きの釣りで意識していること
磯釣りやサーフ、河川などの歩き回る釣りでは、足場が悪い/移動距離が長い/立ちっぱなしが長い、という理由で疲労の蓄積が早いです。
このタイプの釣りでは、エナジードリンクを主役にせず、水分補給を最優先にして補助として使うのが安定します。
遠征釣行での考え方
遠征釣行では、釣りそのものよりも移動時間が体に響きます。深夜移動、早朝スタート、帰りの運転が前提になるため、釣り中よりも「帰り」を見据えた使い方が重要です。
《実釣からの学び》:釣りを楽しむためにも、最後まで安全に帰ることを最優先にすると、結果的に満足度が上がりました。
船・磯・遠征編のまとめ
- このジャンルの釣りは安定感が最優先です。
- 少量を分けて使い、体調を崩さない運用が結果的に釣果につながります。
- 遠征は「帰り」まで含めて釣行。無理をしない判断が大切です。
釣行後の疲労回復で「翌日に残さない」ための使い分け
30代後半になると、釣りの満足度は「その日の釣果」だけで決まらなくなります。
釣りが楽しかったはずなのに、翌日に腰や脚が重く、仕事や家の用事がつらいと、「次の釣行が億劫になる」ことが増えてきました。
そこで意識するようになったのが、釣行後に回復スイッチを入れて、疲労を翌日に持ち越さない工夫です。
結論だけ知りたい方へ(疲労回復の最短ルート)
- 釣行後は「追いカフェイン」よりも回復に寄せた選択が安定します。
- 歩き回る釣り(磯・サーフ・渓流)ほど、帰宅前に回復系を入れると翌朝が楽になります。
- 回復系は「効かせる」より、習慣化すると効果を実感しやすいです。
釣行後に起きやすい「疲れの種類」を整理します
まず、疲労回復の話は「なんとなく疲れた」で済ませると、対策がぼやけます。釣りの疲れは大きく3種類に分かれます。
- 筋肉疲労:サーフの歩き、磯の昇降、ボートでの踏ん張りなどで脚・腰に来る疲れ
- 集中疲労:夜釣り、繊細なライトゲーム、潮読みで脳を使い続けた疲れ
- 環境疲労:夏の暑さ・冬の冷え・風・波・長距離運転など「外部ストレス」による疲れ
このうち、翌日に残りやすいのは筋肉疲労と環境疲労です。ここに対して、私は「疲労回復系ドリンク」を使い分けています。
釣行後の疲労回復におすすめの定番ドリンク
アミノバイタル
特徴: ハードな釣行で削られた体を、翌日に残さないための「回復寄り」アイテムとして使いやすいです。
強い状況: 磯の上り下り/サーフでの長距離歩行/堤防でも立ちっぱなしで粘った日など、脚腰に来る釣行です。
使い時: 釣りが終わって片付けを始めるタイミング、水のペットボトルなどに粉を入れてそのまま飲みます。または帰宅前の道中に入れます。帰ってからでは「疲れが完成」していることがあるので、できるだけ早めを意識しています。
《実釣コメント》:サーフで数km歩いた日、磯で踏ん張り続けた日ほど、翌朝の差が分かりやすいです。「疲れが抜けない感じ」が軽くなるので、翌日に予定がある時は特に入れています。
キレートレモン
特徴: 夏場や蒸し暑い日など、「環境疲労」が強い時にリセットしやすい印象です。
強い状況: 真夏の堤防/炎天下のサーフ/風がなく体温が上がりやすい釣行など、汗だくで消耗した後です。
付け方(具体的に): 帰宅前、車に乗る前、または帰りの休憩で入れると「切り替え」が早いです。
《実釣コメント》:私は疲労回復というより、気分と体のリセットとして使っています。夏の釣行は「釣りが終わってからが本番」なので、帰宅までの集中にも役立ちます。
疲労回復編の使い分け(迷ったらここ)
- 脚腰に来た/歩いた/踏ん張った:アミノバイタル
- 暑さで消耗/だるい/汗だく:キレートレモン
- 共通:帰宅後ではなく、帰宅前に入れると実感しやすいです
私が実践している「飲むタイミング」の基本設計
エナジードリンクは、種類だけでなく「タイミング」で釣りの質が決まります。私は釣行を3つのフェーズに分けて考えています。
- 釣行前:眠気・だるさの調整(朝マズメの立ち上がり)
- 釣行中:集中のライン維持(夜釣り・長丁場の粘り)
- 釣行後:回復スイッチ(翌日に残さない)
この流れに合わせると、飲む量は自然に減ります。結果として、体調を崩しにくく、釣りの満足度が上がることが多いです。
《実釣からの学び》:昔は「眠い=飲む」でしたが、今は「雑になる前に少量」「帰宅前に回復」で、釣りの操作が最後まで崩れないことが増えました。結局これが釣果にも直結します。
最後に|30代後半からの釣りは「装備で勝つ」
若い頃のように無理はできません。ですが、工夫すれば全力は出せます。
エナジードリンクは「ドーピング」ではなく、集中力とコンディションを整える装備です。
種類、量、タイミング。この3つを意識するだけで、朝マズメから夜釣り、遠征まで、釣りの質は確実に上がります。
この記事のまとめ
- 朝マズメ:レッドブル(半分)/長丁場はHYPER ZONe
- 夜釣り:モンスター(2〜3口)/体調優先はレッドブル・シュガーフリー
- 船釣り:レッドブル250mlが安定/体力勝負はモンスターを限定使用
- 釣行後:アミノバイタル GOLD(筋肉疲労)/キレートレモン(環境疲労)
- 共通:一気飲みはしない、少量を分けて「調整」するのが最適です
最後のまとめ(釣り人におすすめのエナジードリンクと使い分け)
ここまで、朝マズメ・夜釣り・船釣り・磯やサーフ・そして釣行後の疲労回復まで、釣りの状況ごとにエナジードリンク(および回復系ドリンク)をどう使い分けるかを、私の体験をベースに整理してきました。
結論はシンプルで、釣りにおけるエナジードリンクは「気合」ではなく「調整」です。効かせすぎると操作が雑になり、手元がブレ、ラインテンションの変化に気づきにくくなります。一方で、適切なタイミングで少量を入れると、頭の中の靄が晴れて、キャスト精度や判断力が戻ります。
この記事の結論(使い分けの最短ルール)
- 朝マズメはレッドブルで「釣り脳に戻す」(いきなり全部飲まない)
- 朝〜昼の長丁場はHYPER ZONe ENERGYで集中を維持(少量ずつ)
- 夜釣りの勝負どころはモンスター(2〜3口で十分)
- 船釣りや遠征は体調優先(安定運用が正解)
- 釣行後は回復系で翌日に残さない(帰宅前が狙い目)
朝マズメに関しては、私の場合、現地に着いた瞬間は「体は起きているのに頭が起きていない」ことがよくあります。そんな時にレッドブルを半分だけ入れると、10〜15分ほどで頭がはっきりしてきて、潮目やベイトの気配に意識が向きます。逆に、これを一気に飲んでしまうと、テンションだけ上がってキャストが荒くなりやすく、朝マズメの繊細さが崩れます。
夜釣りはさらに顕著で、「眠いから飲む」のではなく「雑になり始める前に少量を入れる」ほうが釣りが安定します。夜釣りで怖いのは、反応が薄い時間が続いた後に突然チャンスが来る展開です。集中が切れていると、そのチャンスに乗れません。モンスターのような強めのエナジードリンクは、ここで効きます。ただし、ここでも一気飲みは絶対に避け、2〜3口程度で十分です。効かせすぎた瞬間、繊細な釣りほど崩れます。
船釣り・磯釣り・遠征では、私は「効きの強さ」よりも安定感を重視しています。船の上で体調を崩すと、その日はもう取り返しがつきません。以前、船釣りで強めの飲み物を勢いよく飲んでしまい、気持ち悪さが出て釣りにならなかった経験があります。それ以来、船では250mlのような量が扱いやすいものを、タイミングを見て少量ずつ入れるようにしています。
そして30代後半になって痛感したのが、釣りの満足度は「その日だけ」で完結しないということです。釣行後に疲れを翌日に持ち越すと、次の釣りが億劫になります。だから私は、釣行後は回復系を使って回復スイッチを入れるようにしています。歩いて脚腰に来た日はアミノバイタル GOLDのような回復寄り、暑さで消耗した日はキレートレモンのようなリセット寄り。この使い分けは、釣りを長く続けるうえで本当に効いてきました。
注意:エナジードリンクは「強く効かせる」ほど釣りが上手くなるわけではありません。少量で整える運用が安全で安定します。
あとがき(釣り歴31年、30代後半の今だから言えること)
私は釣りを始めてから、気づけば31年が経ちました。昔は、とにかく釣り場に立って、投げ続ければ何とかなると思っていました。寝不足でも、寒くても、雨でも、根性で押し切れると信じていました。
でも30代後半になって分かったのは、釣りは「根性」だけでは安定しないということです。体力も集中力も、一定以上は落ちます。それ自体は悪いことではなく、むしろ自然なことです。ただ、その現実を無視して若い頃と同じ戦い方をすると、釣りの質が落ちたり、体調を崩したり、最悪の場合は事故につながります。
だからこそ私は、エナジードリンクを「気合の道具」ではなく、自分のコンディションを整える装備として捉えるようになりました。ルアーや仕掛けを状況で変えるように、飲み物も状況で変える。これだけで釣りが驚くほど楽になります。
印象に残っているのが、ある冬の夜釣りです。潮が動かず、アタリも遠く、心が折れかけました。そんな時に「もう帰ろう」と思いながらも、モンスターをほんの数口だけ入れて、もう一度だけ丁寧に投げることにしました。すると、数投後に小さな違和感が手元に伝わり、合わせるとしっかり魚が乗りました。あの時の自分は、眠気というより集中力の糸が切れかけていたのだと思います。少量の補助で、その糸がつながった。釣りは、そういう小さな差が釣果に直結します。
ただし、それは「強く効かせたから勝てた」という話ではありません。もしあの時、一気飲みしていたら、手元は荒れて、きっとその小さな違和感に気づけなかったと思います。釣りにおいて大切なのは、覚醒ではなく、繊細さを維持することです。
これからエナジードリンクを取り入れてみたい方は、まずは少量から試してみてください。朝マズメなら半分、夜釣りなら2〜3口。たったそれだけでも、釣りの質が変わることがあります。そして釣行後は、次の釣りのために回復スイッチを入れる。これを習慣にすると、釣りが「その日だけのイベント」ではなく、長く続けられる趣味になります。
最後に、釣りは最高に楽しい反面、体調や判断ミスが事故につながりやすい遊びでもあります。無理をして釣りをするよりも、整えて、最後まで安全に帰る。そのうえで全力で楽しむ。私はこれが、30代後半からの釣りの正解だと思っています。
最後に一言
- エナジードリンクは「強さ」ではなく使い方で差が出ます。
- 少量で整え、釣りの繊細さを守るのが最も釣り向きです。
- 釣行後は回復を意識すると、釣りを長く楽しめます。
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