オーナーより現代のヘラブナ釣りに最適化した王道のハリのリグル
ですが、使ってみた感想と個人的な意見を述べたいと思います。
リグル自体は、ウドンセットだけでなく、グルテンもちろんダンゴ、宙釣りや底釣りとオールラウンダーのハリとなっています。
元々広く使われているバラサ
ですが、魚の大型化とともにハリへの負担が大きくなり、次第にもう少し強いハリが必要になってきています。
確かに大型のヘラブナの多い椎の木湖などでは、針が伸ばされた経験もありバラサがもう少し強くなればいいのになと感じていました。
太く重く強いハリであれば
オーナー(OWNER) セッサ
が有名どころではないでしょうか?
サッサは野釣りでもよく使われる強い針の代表格ではありますが、重いという欠点もあるため、使い所を選んでしまいます。
現代に求められているのは細くて軽い しかも強いというハリではないでしょうか。
このリグルは前述のバラサと比較すると約10パーセントの強度アップとなっています。
角形状によってより掛かりがよくなったことに加え
平打ちによってはりが開いてしまうこともなくなっています。
細かいことを抜きにしてオールマイティーに使えること、そしてセット釣りで上下ともにリグルで対応可能になったことこれはオーナーの本気が表れているのではないでしょうか。
また、
野釣りにおいても8~10号で大型魚とやり合え
セッサとリグルを重さによってうまく使い分ければ
釣果も自ずと伸びると思います。
オーナー社の説明では
「細くて強い。」相反する性質を追求
細軸の吸い込みやすさ、掛かりやすさを活かしながら、
素材・製法・形状へのこだわりで強さを表現。
クワセ、ダンゴ、グルテンなどあらゆる餌に対応。
セットの上下鈎にも共餌用にも、釣り場・釣り方を選ばない。
とあります。
号数は
2~10号となっています。価格は300円です。入り数はスズ色で20本です。
金針は17本です。
バラサよりも2本少なくなっています。
一本当たりのハリの単価は上がっていますが、ハリによって釣果が伸びるのであれば安いものではないでしょうか。
使ってみた感想
個人的な感想となりますが、針の先が長すぎてヘラがかかった後に針を外しにくいという欠点があるなと感じました。
それはフックアウトしにくいというメリットでもあるのですが、
バラサのようなハリであればそうそう、口から外れてしまったということはありません。
口切れして針が外れる場合は、針のせいではなく竿やラインのテンションの問題ですので、針先はもう少し短くてもいいように思います。
一方で、力玉ハードⅢビッグのような大型の食わせエサを使う場合には、針先がきっちりと出ているため、フッキングしやすいメリットはあるかと思います。ホタチョーなどといわれる夏場の大バラケのセット釣りには有効なのではないでしょうか。
いずれにしても一長一短で、使う人の好みが分かれてくるかと思います。
機会がありましたら試してみてはいかがでしょうか。