夜釣りに行く際は、ヘッドライトが必要になるかと思います。
各社メーカーから様々なタイプのライトが発売されており、どんなヘッドライトがいいか迷っている方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、個人的におすすめなヘッドライトをご紹介させて頂きます。
目次
おすすめのヘッドライトはこれ
私がお気に入りで使用しているのは、ジェントスのヘッドライトです。
ジェントス社は、日本でトップシェアを誇っているLEDライトメーカーです。
釣り用というわけではなく、工事現場や建設業などでも使用されることが多く、照射能力や耐久性に優れた製品を販売しています。
AUVAシリーズ
VA-01D
このヘッドライトがなぜいいかというと
明るさがちょうど良い
ヘッドライトの中には、明るすぎるものが多いです。中華製の18650リチウム電池を使うような爆光ライトが最近多いですが、釣り場で使うには向いていません。
ヘッドライトの明るさが明るすぎると、魚にとって警戒心を与えてしまいます。
人間でも夜寝ているところに車のヘッドライトがカーテン越しに見えただけでもびっくりしますよね。
思っている以上に暗い水中には光が届いているものです。そのため、不要な光はできるだけ出さずにいたいものです。
また、堤防や磯場など先客がいる場合にも明るいヘッドライトは迷惑がかかります。足元に危険がないかを確認でき、仕掛けを作ることができる明るさでちょうど良いのです。
明るさは200ルーメンとなっています。
頭が軽い
ヘッドライトには、大型のリチウム電池を搭載しているものも多いです。
しかし、大きな電池が頭に載っていると非常に疲れます。
その点ジェントス社のヘッドライトは軽量で半日つけていても疲れることがありません。
小型であるため、下を向いたり頭を動かすのも苦にはなりません。
電池が単4
これは、私がこだわった点です。
最近のヘッドライトは充電式のリチウムイオンの電池が多いです。
そのなかでも、単4電池を使っているこの製品は、電池がコンビニで買うことができて、すぐに交換できるので、電池切れを心配することがなくなります。
単四2本ぐらいならどこにでも入るため、予備の電池もあわせて持つことができます。
HIGHモードでも8時間持つため、電池切れとなることはほとんどありません。
まさに釣りにはもってこいの製品なのです。
ヘッドバンドが一本
軽量であり、ヘッドライトのバンドが一本だけなのも特徴的です。
頭の上を通る縦のバンドがありません。これがないだけでもかなりスタイリッシュになり、使い易くなりました。
下を向いた際に落ちないかと不安になる方もいらっしゃるかと思いますが、ベルト調整をきちんとしていればずれることなく使うことができます。
オーバルビームで照射が楕円
優れている点としては、照射される光の範囲が楕円状であるため、手元での作業がしやすくなります。
光の明暗が大きくないため、蛍光灯の下で作業をしている感じになります。昔のような一点だけライトで照らされている場所というのが少なくなっています。
暖色サブライト
意外と使えるのがこの、サブライトです。
どうしてもLEDライトは白さが目立ち明るすぎることが多いため、電球色のこのサブライトは非常に使い易いです。
ローライトも付随していますが、この暖色のライトというのが意外と使い易かったりします。
耐水性・耐久性
1mの防水で性能と、1mの落下耐久試験も行われているため、丈夫な作りになっています。コンクリート地面に落としても大丈夫なようになっています。
スイッチロックライト
あまり、というかほとんど使用することはありませんが、スイッチロック機能もついているため、カバンの中で勝手にライトがついてしまうということを防止してくれます。
まとめ
アウトドアアクティビティの多様化に伴い、より使いやすく高性能な装備への需要が高まっています。
ジェントス社が開発したVA-01D LEDヘッドライトを徹底解説は2,000円前後という手頃な価格帯ながら、驚くべき機能性を備えたこの製品は、アウトドア愛好家から作業現場のプロフェッショナルまで、幅広いユーザーの注目を集めています。
製品の主要スペック
• サイズ:W72.2×H40.2×D34.0mm
• 重量:約80g(電池含む)
• 最大照度:200ルーメン
• 防水性能:IP67準拠
• 電源:単4形アルカリ電池×2本
革新的な機能と特徴
VA-01Dの最も特筆すべき特徴は、オーバルビーム技術による広範囲照射です。
従来の円形照射パターンとは異なり、楕円形の照射面により、視界に合わせた自然な明かりを提供します。これにより、キャンプサイトでの作業や夜間の移動がより快適になります。
高度な照明制御システム
本製品は、高輝度チップタイプ白色LEDと暖色LEDを搭載し、状況に応じて最適な照明を選択できます。
照明モードの使い分け
• Boostモード(200ルーメン):緊急時や広範囲の確認に
• Highモード(100ルーメン):通常の作業や移動時に
• Ecoモード:バッテリー節約時に
• Warmモード(暖色LED):周囲の雰囲気を損なわない環境で
実用的な防水・耐久性能
IP67準拠の防水性能により、1mの水深でも使用可能です。また、1mの落下耐久テストをクリアしており、アウトドアでの過酷な使用にも耐える設計となっています。
使用時の注意点
電池寿命は使用モードにより大きく異なります。長時間の使用が予想される場合は、予備の電池を携帯することをお勧めします。また、スイッチの反応にやや遅れがある点にも注意が必要です。
実践的な使用方法とテクニック
VA-01Dの基本操作は直感的で簡単ですが、より効果的な活用のためにいくつかの重要なポイントがあります。ここでは、実際のユーザー体験に基づいた活用術をご紹介します。
基本操作のポイント
スイッチ操作の基本:
• 電源オン/オフ:1回押し
• モード切替:押すごとにHigh → Eco → Warm → Offの順に切替
• Boostモード:スイッチ長押し(10秒間の200ルーメン照射)
状況別の最適な使用方法
アウトドアでの活動や作業現場など、使用シーンに応じた最適な活用方法があります。特に夜間のキャンプや釣りでは、適切なモード選択が重要となってきます。
シーン別おすすめ設定
キャンプサイト設営時: Highモードで広範囲を照らし、作業効率を上げる
夜間の読書や細かい作業: Warmモードで目に優しい照明を確保
緊急時の周囲確認: Boostモードで一時的に広範囲を明るく照らす
長時間の使用: Ecoモードでバッテリー消費を抑える
メンテナンスと注意点
製品の性能を最大限に活かし、長く使用するためには適切なメンテナンスが欠かせません。特に防水性能を維持するためには、定期的なケアが重要です。
重要な注意事項
• 電池交換時は防水パッキンの状態を確認
• 使用後は柔らかい布で拭き取り、よく乾燥させる
• 長期保管時は電池を取り出す
• スイッチ部分に異物が詰まらないよう注意
総合評価とまとめ
VA-01Dは、コストパフォーマンスと実用性のバランスが取れた製品として評価できます。
特にオーバルビーム技術による広範囲照射と、状況に応じた照明モードの切り替えは、実際の使用シーンで大きな価値を発揮します。
製品の長所と短所
総合評価
優れている点:
• オーバルビームによる効果的な照射範囲
• 高い防水性能(IP67準拠)
• 軽量コンパクトな設計
• 使いやすい操作性
改善が望まれる点:
• 電池寿命がやや短い
• スイッチの反応速度
• Boostモードの持続時間が短い
2,000円前後という価格帯を考慮すると、VA-01Dは初心者からベテランまで、幅広いユーザーにおすすめできる製品です。
特にアウトドア活動を始めたばかりの方や、信頼性の高い作業用ライトを求めている方に適しています。
この他にもリチウム電池で充電式の小型のヘッドライトもありますので、用途に合わせて使い分けてみてください。
釣り用のトランクトレイ(シマノ)を車に装備。ダイワのタックルトレーは種類が多い