釣って楽しい、食べておいしいアジのサビキ釣りですが、 対象魚として釣りをする人も多いため、年々釣るのが難しくなっており、間違ったサビキの仕掛けでは一日やっても釣れないということもありえます。
サビキ釣りの仕掛けを見直して挑戦しましょう。
目次
アジの釣れる時期は?
アジのよく釣れる時期は、6月~11月です。
地域差はありますが、12月、3月~4月は、場所があえば釣れます。
1月~2月は、堤防からのサビキ釣りで釣るのは非常に難しいでしょう。
サビキの釣れる時期解説!6、7、8月から11月までが1番釣れる
釣れる場所を考える。
魚の釣れる時期であっても、魚のいない場所で釣りをしていては、いつまでたっても釣れません。
サビキ釣りで釣れる場所をいち早く確保することも大切です。
釣れる場所として覚えておきたいのが、障害物があり、潮通しの良いところです。 堤防のつなぎ目や、先端付近など、流れる潮の流れが変わる場所というのは、魚にとってもエサが集まり易く、捕食しやすい場所になります。
釣り公園や堤防などでは、そういった場所をとることができれば釣果は伸びるでしょう。見分け方としては、海面が他の場所と比べて波立っていたり、海面に泡がポツポツと浮かんでいたりする場所が目印になります。
釣れるサビキの仕掛け
サビキ仕掛けといっても、たくさんのメーカーから様々な種類の仕掛けが販売されています。
糸やハリの号数や、色や形状など考えなくてはならないことがたくさんあります。
ここでは、釣れないということがないように、小さくても魚が釣れる仕掛けをご紹介します。
重要なのはハリの大きさ
みなさんは何号ぐらいのハリの大きさをお使いでしょうか?
そんな大きさなんて適当に選んで買っているという人も多いのではないでしょうか?
釣れるサビキのハリの大きさは、ずばり小さいハリを使用することです。
ハヤブサの針はアミエビに合わせたサイズになっています。
小さいハリのメリット・デメリット
なぜ小さいハリが良いかというと、まき餌として使うアミエビの大きさを意識したことはありますか?
アミエビの大きさは、7mmほどです。水中に入っていると実際よりも大きく見えるため、10mmほどに感じるかもしれません。
アジやイワシ、サバなどにとってアミエビの大きさはちょうど一口で口の中に入るサイズなのです。この一口で食べることができるサイズというのが重要です。
魚はクチよりも大きなものを食べたりしますが、それは、何度もなんども口から出して噛み砕いては口に入れてということを繰り返します。これと同様にエサに違和感があればすぐに吐き出してしまいます。ひとくち大の大きさでなければ、ハリが口にかかることが難しくなるのです。
しかし、必ずしも小さければ釣れるという訳でもありません。
ハリが小さいということは、ハリスも細くなってしまいます。
ハリスが細いと大きな魚が釣れたときに糸が切れてしまいます。
サビキ釣りでは、たまにではありますが、クロダイやヒラメなどの大型魚が食ってくることもあります。大型の魚を逃がさないためにもハリスの太さは0.6号は欲しいところです。
釣れるサビキ釣りのコツ
釣れる場所を見直しましょう。魚は堤防付近にエサがあることを知っています。
そのために堤防付近を回遊していますが、釣人が毎日毎日、サビキ釣りをしている場所では、魚たちも学習してきます。
堤防の真下は危険だと思い始め、少し距離をとって回遊するようになります。
エサを撒いた堤防や桟橋から潮に乗ってエサが運ばれてきた少し離れた場所で待ち構えるようになります。
そこをどう攻略するかということがサビキで魚を釣るコツになります。
必要なものが2つあります。それを見ていきましょう。
少し長めの竿
短い竿は取り回しもよく手返しも良くなるためトラブルも減り数釣りに向いているのですが、隣に人が入っていたり混雑する釣り場ではそのメリットを生かしきれません。そこで必要になるのが3m以上の少し長めの竿になります。
竿が長い分沖合いを攻めることができ、遠くの警戒心の薄い魚を釣ることができます。
気をつけたいのが、磯竿のような5mのような竿は必要ないということ、そして重たい竿はできるだけやめた方がいいでしょう。
半日でも竿はもったまま釣りをするためあまりに長く重い竿は、釣りをすること自体疲れてしまいます。
5000円ほどの竿で3号3.3mの竿が使い易いかと思います。
年間の釣行回数がそんなに多くないという方は、こちらの竿がおすすめです。
低価格ながら、しっかりとした作りで、使い勝手も良く軽いため、ファミリーでのサビキ釣りにはもってこいです。子供でもなれれば扱える長さです。
ウキのついたサビキ
沖合いを攻めるには長い竿を使わずとも攻めることができるアイテムがあります。それがウキです。飛ばしサビキなどといわれることもありますが、サビキの仕掛けとエサをウキ使って遠くに運ぶ方法です。
ウキがあれば、遠投することもできますし、魚の釣れたあたりをとることも簡単になります。人よりも遠くを攻めることも可能になりますので、サビキ釣りをする際はウキをつけたサビキ釣りをおすすめします。
仕掛けが一体となっているものも多いです。
ウキつきのサビキ仕掛けを購入し、サビキのハリの部分だけを小さなものに変えるとよいでしょう。