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シマノ22ベイシスを買ったインプレ。一般の評価と感想。1.2-530

シマノ「22ベイシス」磯竿 - 究極のオールラウンダーで使いやすいさ抜群の22ベイシス 1.2 530を購入しましたのでその詳細やインプレをご紹介します。

 

ベイシスの特徴

シマノの「22ベイシス」は、磯釣りの世界に新たな基準を打ち立てる画期的なロッドです。

この製品は、先調子と胴調子の絶妙なバランスを実現し、あらゆる釣りのシーンで卓越したパフォーマンスを発揮します。

1号から2号まで(1、1.2、1.5、1.7、2号)の豊富な号数展開に加え、各号数で5mと5.3mの2種類の長さをラインナップしています。

この多様な選択肢により、釣り人のニーズや釣り場の状況に合わせて最適な道具を選ぶことができます。

 

基本情報はシマノ社のスペックをチェック

 

革新的なテクノロジーと性能

「22ベイシス」の心臓部とも言えるのが、新開発のスパイラルXコアテクノロジーです。

この革新的な設計により、ロッドのネジレやつぶれに対する耐性が大幅に向上。その結果、これまでにない軽量性と高い剛性を両立させることに成功しました。

 

さらに、使用時の快適性を追求したファイティングサポートグリップと、オリジナルのリールシートを搭載。特に、片手でのファイティング時における安定感は特筆に値します。

 

と、まあいいこと書けばたくさんあるのですが、実際に使ってみて個人的な感想にはなりますが、ファイティングサポートグリップはそこまで使いやすいとも感じませんでした。

どうしても支えたいときは、グリップエンドを腹部に当ててもいいですし、何よりゆったりと釣りをするときに、バッカン受三郎との相性がよくありません。

 

ベイシスはグリップエンド上側が平らですが、受三郎はグリップエンドが丸い竿をベースに作られているため収まりが悪いです。

ファイティングサポートグリップはあればいいかもしれないが、なくても困らないといった感じがします。

 

実践的な使用シーン

22ベイシスの真価は、実際の釣りの場面で遺憾なく発揮されます。

例えば、磯際での繊細な釣りでは、先調子の特性を活かした精密なアタリ検知が可能です。

 

 

竿を寝かせて魚とやり取りする際には、胴調子の安定感が効果を発揮し、スムーズなファイティングを実現します。

特に、グレ釣りにおいては、細いハリス(例:1.5号)を使用する場合でも、十分な強度と感度を保持。五島列島でのフィールドテストでは、0.8-530のラインセッティングで素晴らしい成果を上げています。

 

インストラクターからの高い評価

シマノのインストラクターである平和卓也氏は、「22ベイシス」の特徴的な軽量感を高く評価しています。

特に、穂先を高く掲げる動作時の軽快さは、従来の製品とは一線を画すものだと指摘。この軽量性は、長時間の釣行における疲労軽減にも大きく貢献します。

一般のユーザーからも、操作性、感度、ファイティング性能のバランスの良さが高く評価されています。

ただし、従来の常識にとらわれない新しいアプローチが必要とされる場合もあり、短いロッドに対する先入観を捨てる必要があるかもしれません。

市場での位置づけと競合比較

「22ベイシス」は、シマノの磯竿ラインナップの中核を担うモデルとして位置づけられています。

初心者から上級者まで幅広いユーザーに対応可能な懐の深さを持ちながら、特にグレ釣りや遠投を得意とするアングラーにとっては、理想的な選択肢となるでしょう。

ダイワなどの同価格帯競合製品と比較しても、操作性、感度、ファイティング性能のバランスの取れた総合力は群を抜いています。

2022年のモデルチェンジでは、基本性能をさらに磨き上げ、特にスパイラルXコアの採用により、性能と使い勝手の両面で大幅な進化を遂げました。

続いては、市場評価やインプレを見ていきましょう。

 

 

インプレや評価

一番評価されているのはバランスの取れた調子です。

「22ベイシス」の最大の特徴は、先調子と胴調子の絶妙なバランスにあります。

購入した人たちは、この特性が様々な釣りのシーンで威力を発揮すると報告しています。

私もこれには完全に同意です。とてもバランスのとれた竿でどこに行くのもこれがあれば安心できるといった磯竿でした。

 

例えば、チヌ釣りでの穂先の繊細な操作から、グレ釣りでの力強いアワセまで、幅広い状況に柔軟に対応できる点が高く評価できます。

 

革新的な軽量設計

多くの購入者が特筆しているのが、驚異的な軽量性です。

従来の磯竿と比較して、特に以下の点で優れているとの声が目立ちます:

長時間の釣行でも疲労が少ない

素早い穂先操作が可能

微細なアタリも捉えやすい

 

 

実際に、ベテランアングラーからは「竿を持つ度に、その軽さに驚かされる」といったコメントも寄せられています。

革新的なグリップデザイン

ファイティングサポートグリップの効果

新開発のファイティングサポートグリップは、特に実戦的な場面で高い評価を得ています:

肘への安定したフィット感

片手でのファイティング時の優れたコントロール性

長時間の釣りでも疲れにくい 持ちやすいデザイン

 

あるベテランアングラーは、「これまでの磯竿とは一線を画すグリップ性能。特に大物とのファイトで、その真価を実感できる」と評しています。

総合力の高さ - オールラウンダーとしての評価

幅広い対応力

「22ベイシス」は、シマノの磯竿ラインナップの中核を担うモデルとして、その総合力の高さが際立っています:

初心者にも扱いやすい安定性

上級者の技術を最大限に引き出す高い性能

様々なフィールドや釣り方に対応できる汎用性

 

前モデルからの進化

16ベイシスとの比較において、多くのユーザーが以下の点での進化を指摘しています:

より洗練された基本調子

手と一体化するような操作感

さらなる軽量化の実現

 

具体的な使用感と評価

様々な釣り場での使用レポートが寄せられており、特に以下のような場面での高いパフォーマンスが報告されています:

波の荒い磯場での安定した竿さばき

遠投を要する場面での優れた飛距離と操作性

大物とのファイトにおける信頼性の高さ

 

 

22ベイシスに対するユーザーレビューを総合的にみると、この製品が単なる進化形モデルではなく、磯釣りの新たな可能性を開く革新的竿であるという意見に集約されていくように思います。

バランスの取れた性能:操作性、感度、パワーのすべてにおいて高いレベルを実現

使いやすさ:初心者から上級者まで、幅広いユーザーに対応

信頼性:あらゆる釣りのシーンで安定したパフォーマンスを発揮

 

これらの評価は、「22ベイシス」が磯釣りの新しいスタンダードを確立したことを示唆しています。

まとめ

シマノの「22ベイシス」は、単なる釣り道具の枠を超え、磯釣りの新たな可能性を切り開く革新的な製品です。

その卓越した基本性能と多彩な機能は、あらゆる釣りのシーンで真価を発揮し、釣り人の技術と情熱に確かな応えを提供します。

磯釣りの醍醐味をさらに深く味わいたいアングラーにとって、「22ベイシス」は必携の一本となることでしょう。

 

 

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【あとがき】

今回の記事では、シマノ「22ベイシス」磯竿の魅力や性能、そして私自身が感じた率直なインプレッションを中心にお伝えしました。こうして記事を書き終えて振り返ってみると、あらためて磯釣りという世界の奥深さと、釣り道具に込められたメーカーの技術力の高さに感嘆せずにはいられません。特に「22ベイシス」は、新しいスパイラルXコアをはじめとした革新的なテクノロジーを凝縮させたモデルでありながら、初心者にも扱いやすい懐の深さを持ち合わせているという点で、改めて“究極のオールラウンダー”というフレーズがしっくりくる竿だと思います。私自身もすでに何度か実釣で使ってみましたが、その軽快な振り抜き感と、高い操作性・パワーのバランスの良さには驚かされるばかりでした。

もっともこの記事を書き始めた当初は、「22ベイシス」の良いところを単に羅列するだけで終わってしまうのではないかという不安がありました。しかし、実際に記事を構成する過程で、自分のこれまでの釣行体験や、釣り仲間との会話、そしてメーカー担当者から聞いた話などを思い出す機会が増えました。こうしたエピソードを絡めながら、何が本当に大事で、どの部分が新しい価値なのかを整理するうちに、私自身が“磯釣りの魅力”そのものに改めて気づかされる場面が多々あったのです。

なかでも一番印象深かったのは、昔から一緒に磯釣りへ出かけている友人とのやり取りです。私が「22ベイシス」を試しているとき、その友人は以前のモデルである「16ベイシス」を愛用していたのですが、隣で見比べていると振ったときの軽さや操作性の違いが一目瞭然だったそうです。いざ釣りをはじめると、「22ベイシス」の穂先が高い位置でキープしやすいことに加え、アタリを鮮明に捉えられる手応えに驚いていたのが印象的でした。友人は長年使い込んだ愛着のある竿があるから買い替えるつもりはなかったようですが、帰る頃には「次はこれ(22ベイシス)にしようかな…」と半ば本気で悩んでいた様子でした。実際に触れてみて、その差を体感するとやはり道具の進化というのは想像以上に大きいものです。

また、記事中でも触れましたが、「22ベイシス」のファイティングサポートグリップについては、人によって好みがわかれる部分かもしれません。私はグリップエンドを腹部に当ててやり取りするスタイルが多く、必ずしもサポートグリップを必要としないタイプです。さらに、バッカン受三郎との相性がイマイチで、グリップエンドをしっかりホールドしたいときにやや安定性を欠くように感じました。ただ、これはあくまで個人的な釣りスタイルと道具の組み合わせの話で、実際には多くのユーザーから「片手ファイトが楽になった」「磯場での細かい動きがやりやすい」といった好意的な意見が出ているのも事実です。人それぞれのスタイルに合わせて、うまく活かせる装備として受け止めてもらえればと思います。

今回この記事を書くにあたって、私が特に強調したかったのは、磯釣りの楽しさや奥深さをもっと多くの方に知っていただきたいという点です。磯釣りというのは、足場の悪い場所での釣りということもあり、どちらかというとハードルが高いイメージを持たれがちです。しかし、きちんと準備や安全管理を行えば、実は誰もが楽しむことのできる趣味であり、自然を間近に感じながら大物を狙うスリルと、釣り上げたときの爽快感は格別です。そこに、信頼のできる磯竿があれば、さらに安心して釣りの世界を広げることができるでしょう。「22ベイシス」のようなオールラウンダーな竿があると、「あの場所でも釣りをしてみたい」「次はあの魚にチャレンジしてみよう」という気持ちが自然に湧いてくるはずです。

実際に私も最初は磯釣りに対して、「足元が滑りやすそうだな」「波が荒いところはちょっと怖いな」という先入観を持っていました。それでも一歩踏み出してみると、波打ち際で感じる風や、季節によって変化する潮の流れ、そして磯特有の地形を攻略する面白さにすっかりハマってしまったのです。グレやチヌが掛かったときのあの独特の引きを思い出すだけでも、心が躍る感覚があります。私がこうしてブログに記事を書くのも、そうした「ワクワクする気持ち」を少しでも多くの方に味わっていただきたいからにほかなりません。

また、メーカー担当者から伺った話では、「22ベイシス」を開発するにあたっては、世界中のフィールドから得られるフィードバックや、プロアングラー、一般ユーザーの声が丁寧に拾い上げられたそうです。磯釣りの舞台は日本各地の磯場だけではなく、海外にも多岐にわたりますから、それぞれの環境に合わせた調整や改良が繰り返され、今回のモデルではスパイラルXコアの導入によって従来モデルよりも飛躍的に軽量化と剛性のアップを図れたとのことです。こうした“ものづくり”への情熱と努力が集約された道具であればあるほど、私たちユーザーは使い込むほどに愛着が深まり、釣りそのものに対するモチベーションも高まっていくのだと感じます。

この記事を読んでくださった皆さんには、ぜひ「22ベイシス」を実際に手に取ってみる機会を作ってほしいと願っています。もちろん、大型釣具店の店頭で振ってみるだけでもいいですし、もし可能であれば試投会や試釣イベントなどに参加して、その感触を確かめてもらえたら最高です。きっと、持った瞬間に感じる軽さや、振り抜いたときの軽快さ、そして何より磯竿の常識を超えた安定感に魅了されることと思います。もしこの記事が、まだ磯釣りに挑戦したことのない方々にとって“新しい釣りの扉を開く”きっかけになれれば、とても嬉しいです。

最後に、ここまでお読みいただき本当にありがとうございます。私自身、釣りを通じて自然に触れ合い、仲間と時間を共有し、時には大物をしとめるスリルを味わう喜びを、皆さんにも届けたいという思いで記事を執筆しています。釣りの魅力は、道具の進化だけでなく、釣り場の風景や、そこに集う人との交流、そしてなにより自分と自然の対話の中にあるのではないでしょうか。「22ベイシス」をはじめとした信頼できる竿が、その喜びの入り口になってくれることを願っています。

皆さんも次のお休みには、ぜひ釣り場に足を運んでみてください。大げさに聞こえるかもしれませんが、その日の潮の香りや、触れる風、そして海からのメッセージが新鮮なインスピレーションを与えてくれます。もし、そこでこの記事の内容や「22ベイシス」の性能を思い出していただき、少しでも「試してみたいな」という気持ちになってもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。これからも皆さんの釣りライフがより充実したものになるよう、私自身もさまざまな釣りの魅力や道具の情報をお届けしていきたいと思います。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。皆さんの釣りが素晴らしい思い出とともにありますように、心から応援しています。

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