茨城県のさくら湖さんにへラブナ釣りに行って参りました。
まずはさくら湖の概要を見ていきましょう。
フィールドの魅力
茨城県取手市に位置するさくら湖は、ヘラブナ釣りのメッカとして多くの釣り人から愛されている管理釣り場です。
最深部で約7m、平均水深5mという恵まれた水深構成を持ち、一般的な管理釣り場とは一線を画す変化に富んだ地形が特徴です。
A桟橋からD桟橋まで4つの専用桟橋があり、それぞれが異なる特徴を持っているため、様々な釣りのアプローチが可能です。
また、井戸水を常時注水することで水質を維持し、魚のコンディションを最適に保っているのも、さくら湖の大きな特徴といえるでしょう。
放流魚について
さくら湖では、四国産の厳選された1kg以上の大型ヘラブナを放流しています。
良質な水環境で育った魚は、その引きの強さで知られており、良型が多いことから、やりがいのある釣りを楽しむことができます。
釣りのポイント
さくら湖での釣りは、水深や釣り座による変化が大きいため、状況に応じた柔軟な対応が重要です。
主な釣り方として、10尺程度の竿を使用するチョーチン釣りが挙げられます。
また、時間帯によっては浅ダナ釣りも効果的で、特に朝夕の時合いでその真価を発揮します。
季節による攻略法も重要で、例えば5月頃はペレット宙釣りが好調となるなど、季節に応じた釣り方の変更が必要となってきます。
タックルとエサの選択
タックルは、8尺から10尺の竿が基本となります。
人気の竿として、シマノの朱紋峰嵐月やがまかつの凛刀迅などが使用されています。
ラインは、オーナーのザイト白0.8号から1号が定番です。
ハリスの長さは釣り方によって異なり、チョーチン釣りの場合は上35cm・下45cmから上30cm・下40cm程度、浅ダナ釣りの場合は上25cm・下35cmから上20cm・下30cm程度が一般的です。
エサについては、チョーチン釣り用にマルキューのカルネバ、GD、バラケマッハ、凄麩、ダンゴの底釣り夏などが効果的です。
営業情報
さくら湖は3月から10月までの期間、平日は6:00から16:00まで、土日祝日は6:00から15:30までの営業となっています。
例会がある日は、早朝5:00から入場することができます。
さくら湖では、良好な水質と豊富な魚影により、年間を通じて安定した釣果が期待できます。
しかし、水温変化による魚の活性変化や、気圧の変動による釣果の変化には注意が必要です。また、雨天時には対策を講じる必要があるでしょう。
訪れる際は、最新の釣果情報や放流情報を確認することをお忘れなく。
初心者から上級者まで幅広い層に支持されているさくら湖で、ぜひあなただけの攻略法を見つけてください。
釣行前の確認事項
- 天候と季節の確認
- 最新の釣果情報の収集
- 必要な装備の準備
このガイドを参考に、さくら湖での充実した釣りをお楽しみください。
魚の活性や天候により、釣果は日々変化しますので、その日の状況に応じた柔軟な対応を心がけましょう。
それでは実釣です。
冬季営業のため
午前6時20分から午後3時までとなります。
休日の釣り料金は、2100円です。
12月7日に3.5トンの新ベラが放流されており1枚600〜1000gの新ベラだそうです。
釣果表がこちら↓
近々の釣果では、チョーチンウドンセットか両グルの沖打ち2本の棚で釣れているようでした。
C桟橋は例会組で一杯だったためB桟橋の事務所向きに入ります。
朝一は魚のもじりがありました。
スタートは様子見で8尺カッツケから入ります。
竿 皆空8尺
道糸 奏0.8号
ハリス 奏0.3号 上:8cm 下:40cm
ウキ 忠相アローP Lサイズ
ハリ 上:バラサ金 6号 下:玉鈎3号
朝一は魚がもじっていたものの
人が入場すると静かになってしまいました。
タナ80cmのかっつけからスタートしました。
30分程は、触りもなくただエサ打ちをするだけで
40分経過したぐらいに
前触れもなく突然あたり1枚目が釣れました。
そこからは、ポツポツと拾っていくような感じで5〜6枚釣ることができお腹が空いてきたので朝食にしようと買ったばかりのこちら↓を準備します。
ご存知の方も多いかと思いますが、
新潟県三条市に本社を置く日本メーカーの
パール金属のキャプテンスタッグのケトルです。
コストパフォーマンスに優れたこのケトルは持ち手を折りたたむこともできケトルにも鍋にも使えます。収納はこんな感じです。
グルテンボウルよりも小さい大きさのバーナーですので、場所をとらず活躍します。
釣り場で作るカップ麺は冷え切った体にしみわたり最高においしいです。
からだがぽかぽかになったら釣り再開です。
日も昇り、少し暖かくなってきたところで仕掛けをかえて8尺のチョーチンウドンセットに変更します。
ウキ: 巧実 タイプ コディオ 抜きチョーチン9番
エサ: 粒戦50+とろスイミー50+水150
セット専用150+スーパーセット150
出来上がったエサをエサボールに擦り付けるように50回ほど練りこんでスタートします。
ハリスを45cm 0.3号 鈎 プロスト2号にしてウキのトップ3目盛出しの抜きチョーチンです。
テンポ良く、バラケが馴染んで2秒で抜けて縦誘いを2〜3回しながら25秒ほどしたら打ち返します。
粒戦の落下速度は止水の真水で、7〜10秒で、40cm落下します。
魚がいると水流が生じるため速度は変わりますが、およそ20秒もすれば上ばりのバラケから抜けた粒戦は棚より下に落ちてしまいますので、シンクロしなくなります。
もちろん
時期や状況によってこの時間は変わってきますが基準となる時間を持っておくことで今日は長めに誘おうと決めたりエサ打ちのテンポが遅れていることにも気づきます。
タイミングが良かったのかチョーチンにかえて5分後には釣れました。
今日のさくら湖の平均サイズが、
600gぐらいでしたが、
ところ どころ新べらが混じり800〜900gが釣れました。
風の吹き始めた11時過ぎには食堂でカツカレーを頂きました。
昼食後にはドリップしたコーヒーを楽しみます。
結果的に15時までに17枚釣ることができ、のんびりとした余暇の釣りを楽しむことができました。
周りの釣果では、午後から18尺タナ2本の両グルの沖打ちで小指の爪ぐらい小さなグルテンをつけてバタバタと釣っている人もいました。
その日の頭は28枚の段底で↓
事務所向きB桟橋からでした。
全体的には、魚が回遊しているらしく釣れる時には良く釣れますが、釣れない時は、サワリもない状態となります。
地合いを逃さないことが、重要となりそうです。
魚の活性は、朝は日が昇る寸前から良くなり段底か10尺前後のチョーチンが良さそうです。
日が昇ると80センチぐらいのタナのカッツケが釣れ出し午後からは沖に魚が溜まっているようです。
1キロを超える大きな新べらが両グルの底釣りで釣れていましたのでこれからの時期も面白くなりそうです。
機会がありましたら遊びに行ってみてください。
追記)
さくら湖に再度行ってみて感じたことは、ヘラブナが群れで回遊しているなと感じます。
群れがはいってくるとアタリは続きますが15分もすれば全く当たらなくなってしまいます。うまくタイミングを合わせることが大切なようです。
また、B桟橋、C桟橋に人が多く入ると、魚がプレッシャーに押されて、D桟橋の前に集まることがあるようです。
例会などはできるだけ人の少ないことろがねらい目となるかもしれません。