カサゴは手軽にルアーで狙える魚として人気のですが、カサゴ釣りのワームにはさまざまな種類があり、どれを選べばいいのかわからない人も多いでしょう。
ここでは、カサゴ釣り最強のワームをランキングでご紹介します。
カサゴが釣れる最強ワーム
1位 バグアンツ
カサゴのみならず、バラックバスやロックフィッシュ全般など多彩な魚種を釣ることができるバグアンツは釣れるワームとして評価の高いルアーです。
扁平のボディーと大きなパドルでしっかりと水を切り水流を生み出すので、波動でのアピールと視覚のアピールを同時に行います。
テール部と足の部分が、わずなか水流やフォール中にひらひらと動き、足を動かす甲殻類を模倣します。
水槽で見ていてもこれは釣れそうだなと感じるアクションをしていることがよくわかります。
バグアンツと言ってもマテリアルにより種類があるのをご存知でしょうか?
カサゴ職人 バグアンツ2
2インチ(60mm)の小型ボディーながら強アピールのワームで、カサゴを釣るために開発された専用のバグアンツです。
テトラや障害物のすり抜けがよくテキサスリグで使用するとその効果が実感できます。
バグアンツ
ノーマルのバグアンツです。サイズや形状は同じですが、入り数と価格が違います。
通常のバグアンツの方が10本入りでメーカー希望価格650円となっています。
カサゴ狙いであれば、ノーマルのバグアンツを買うよりも少量で価格の安いカサゴ職人バグアンツをカラー別に購入した方がいいのではないかと思います。
気に入ったカラーをストックしたい場合は、通常のバグアンツでもいいかも入れません。
カサゴ職人でお試しをしてみて、よかったらバグアンツという流れでしょうか。
エコギア熟成アクア バグアンツ
ルアーとエサを融合させたマテリアルのルアーです。
正直、熟成アクアシリーズはルアーの形をしたエサです。
カサゴ釣りをゲームフィッシュとして楽しみたい方には釣れずぎで面白くないかもしれません。
通常のバグアンツよりも4mmほど小さいですが、匂いと味のアピール力は最強で、カサゴだけでなくエビやカニなどの甲殻類を捕食する魚はほとんど狙えます。
何か釣りたい方や初心者の方でどうしても釣りたい人におすすめのワームです。
ただし、エサに近いこともあってフグやベラなどの魚にも猛烈にアタックされるので、1投目のフォール中につつかれて原型がなくなってしまうこともよくあります。
魚の食いが渋い時や、当たりがもらえない時に使うと良いでしょう。
熟成シリーズでは、カサゴだけでなく、ハタ類やミノカサゴなども釣れてしまいます。
髭の部分やパドルの部分がよくフグなどにかじられてしまいます。ある程度の形状が崩れない範囲では問題なく再利用できますが、パドル部分が片方になってしまったり髭がなくなったりした場合には極端にアピール力が低下しますので新しいものと交換することをおすすめします。
2位 ロッククロー
大きな爪が特徴のワームです。しっかりとした自重があり遠投もできます。
爪に空気をかんだ状態でフォールし、ボトムでゆらゆらと爪を動かしてくれます。
存在感のあるボディー形状をしているので、遠くの魚にもアピールできます。
海藻周りなどで普通のワームじゃ目立たないときにもロッククローにはボトムから飛び上がって捕食してくるということもありました。
カサゴ職人 ロッククロー
65mmのボディーで5本入りとなっています。
カニを好物としているカサゴにとってたまらない動きをしてくれます。
扁平なボディー形状で水を受けやすいため、フォール時にはカサゴの大好きなスライドフォールをしてくれます。
熟成アクア ロッククロー
カサゴ職人やノーマル品の素材ではなく、マテリアルが熟成アクアシリーズのエサに近い素材になっています。
カニでいう触覚の部分は若干形状が異なっており、動きのアピールというよりは、匂いと味で魚を寄せるワームであることがわかります。
ハタやアイナメ、ソイ、クロダイなどカニの好きな魚を狙うことができるワームです。
3位 パワーイソメ
甲殻類の形をしているわけではないパワーイソメですが、投げ釣りで使用した際によくカサゴが釣れてきます。
ジグヘッドにさしてボトムをトントンと探っていくと小型のカサゴが釣れたりします。
もちろんブラクリにさして、テトラやケーソンのつなぎ目などを狙うのにも使えます。
むしろこれが本命の使い方かと思うぐらいです。
カサゴ狙いであれば、極太11cmの頭の部分を切り落として、7cmぐらいにして使うのをおすすめします。
釣り方のコツ
カサゴを釣るためのコツはボトムをしっかりと狙うことです。ルアーをキャストしたら必ず着底を感じてください。 中層のスイミングでも釣れないわけではないですが、カサゴは岩陰や隙間に隠れていることが多い魚ですので、まずはボトムをしっかりと探っていきます。
ルアーを巻いていると底からルアーが浮き上がって、魚のいない棚を探っているということもありえますので、定期的にボトムのとりなおしをしましょう。
ルアーの動かし方は、エビが飛び跳ねて逃げるように、海底をぴょんぴょんと跳ねるように動かします。1mほど巻いてきたら、そこでストップして2、3秒待ちます。
追いかけてきたカサゴに食わせる間を与えてあげます。
当たらない場合はまた、そこを跳ねるように巻いてきてはストップします。これの繰り返しです。
海底が砂地の場合は、ズル引きで海底の砂を巻き上げてアピールすのもいいでしょう。
ズル引きの場合も同様に動かしては止めるを繰り返します。
障害物や根が多い場所では、リフト&フォールが有効です。
竿をたててルアーを浮かせては、ラインを少し貼りながらカーブフォールさせて着底させます。
着底した瞬間にアタルことが多いので、すぐにフッキングができる体勢で挑みましょう。
まとめ
カサゴ釣りに最強のワームをご紹介してきました。
最強というだけあって、ワームというよりはエサに近いワームがよく釣れるということになりますが、いくら素材が良くても、釣り方が良くなければなかなか釣れません。
釣れるコツもしっかりと抑えて、最強のワームでカサゴ釣りに挑んでみてはいかがでしょうか。