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ユムシで釣れる魚と仕掛け紹介。値段や特徴について。保存方法には要注意

釣具店の餌売り場などで水槽の中に何やら怪しい芋虫のような生き物が売られているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。

これはユムシという、主に大物狙いに使われる餌のひとつです。

ここではユムシについて、その生態やユムシで釣れる魚、ユムシを使うときの仕掛けなどを見ていきましょう

ユムシとは

 

砂浜の泥中にU字やJ字状の穴を掘って生息しており、ユムシ動物門 Echiura に属する無脊椎動物で、ウインナーソーセージのような円筒状で赤みがかった乳白色をした生物です。

 

別名に近縁種はコウジと呼ばれていたり、北海道ではルッツと呼ばれていたりします。

ヒトデやナマコのように生物の死骸や有機物などを捕食しています。

 

ユムシで釣れる魚

 

ユムシを使って釣れる魚は以下のようなものがあります。

ユムシを使って釣れる魚

スズキ・チヌ(黒鯛)・真鯛・カサゴ・カレイ・マゴチ・ヒラメ

 

 

特に真鯛やスズキ狙いでぶっこみ釣りをする人が多いです。

ユムシ自体が大きいので、魚のサイズも大きなものが対象魚となります。

 

ユムシの何がいいのか?

では、なぜユムシを餌として使うのかというと、エサ持ちがいいということがあげられます

一般に釣り餌として販売されているユムシは、3~10㎝ぐらいのものが多く、少し大きめです。

イソメなどで魚を狙っていてもエサ取りのフグにやられてしまったり、小魚しか釣れないこともあります。
そんな時に、ユムシを使うことで、エサ取りの猛攻に耐えながら大きなシルエットで大物を狙うことができます。

 

ユムシの値段は?

ユムシは活きているユムシを餌屋で購入すると一匹当たり100円~250円(サイズ、時期による)となります。

他の餌と比べるとやや高く感じますが、エサ持ちがいいので、1投あたり長い時間待ちながら釣りをすることができます。

 

 

参考までに、夕方から朝方にかけての夜釣りで、4本竿のぶっこみ釣りで20個ぐらい必要になります。

2本竿であれば10個、大きいものは半分に切って使うこともできます。

 

ユムシを使う仕掛け

ユムシを使った釣りは基本的にはぶっこみの投げ釣りになります。

ユムシ自体が大きく重量があるので、ウキ釣りなどには不向きです。

超大物を考慮したぶっこみ仕掛けは以下をご参照ください。

 

堤防から狙う大物釣りの仕掛けの作り方。最強の仕掛けと餌

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ユムシに最適な仕掛けは、セイゴ針かカレイ針です。

遠投してもユムシが抜けにくく、ケン付きであればずれにくくなります。

 

OWNER(オーナー) シングルフック OH 白ケン付せいご

オーナー針のシンプルで使いやすいせいご針です。
15号か16号を基準にユムシのサイズに合わせて針のサイズを選びます。

小さい針であれば、ユムシをカットして、針のサイズに合わせるようにします。
ユムシは弾力があってフッキングしにく餌ですので、必ず針先がユムシからでるようにサイズを選びましょう。

 

ささめ針(SASAME) キス・カレイ・五目 鈎 糸付 仕掛け


使うユムシが5㎝未満の場合、カレイ針も使いやすいです。ユムシの口の部分から針を刺したらお尻の少し手前で針を出します。

 

14号ほどのカレイ針としては大きめですが、カサゴやマゴチなども狙うことができます。

自分で針が結べるのであれば専用針がおすすめです。

 

がまかつ(Gamakatsu) シングルフック ユムシコウジ

ふところの広い形状の丸せいご針がベースとなっており、ナノスムースコートされた針が外向きの設計になっているので、針掛かりしやすく、小さなあたりもしっかりとキャッチすることができます。

 

 

 

ユムシの保存方法

ユムシは高温に弱い生き物です。

15℃以下の水温を保てるようにクーラーボックス等で保管します。

2日ほどであれば、海水を入れたまま持ち帰って家の冷蔵庫でも保管できます。

冷蔵庫に入れる際は、冷風の吹き出し口からは離れた場所に保管してください。

釣り場では酸欠になる可能性もありますので、エアーポンプを使用して酸素を供給してあげましょう。

 

 

ユムシで釣果アップするコツ

付け餌は新鮮なほど、魚の食いつきもよくなります。

ユムシでも同様で、餌を選ぶ際にも新鮮でハリのあるユムシを選んだ方が、持ちがよく魚の食いつきもよくなります。

 

特に真鯛釣りにはこの傾向が強く、古いしなびたユムシを付け替えずに使っていて全くアタリがなかったのに、新しいユムシに変えたところ急にアタリだしたということはよくあります。

仕掛けやタックルだけでなく、餌の保管や状態にも気を付けることで釣果アップにつながることでしょう。

 

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