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【ナイロンライン換算表】号数/ポンド/強度/直径の一覧(0.1号~200号)

2022年12月27日

ナイロンラインの号数とその強度、ポンドへの変換とラインの直径を一覧にしましたのでご参照いただければと思います。

 

【ナイロンライン換算表】

 

一般社団法人日本釣用品工業会による標準規格を元に作成いたしました。

基本的には標準直径の許容範囲は、上限・下限の直径が、前後の号柄の標準直径を追い越さないものとされています。

ただし、実直径は、限りなく標準直径に近付けることとされており、強度等に関しては、各企業の裁量に委ねられているので、あくまでも目安として考えていただければいいかと思います。

 

2010年9月には、ナイロンラインとフロロラインの標準直径が定められ、ナイロンラインとフロロラインの規格が統一されました。

フロロラインの換算表はこちら

 

ナイロンラインの号数と標準直径の関係

ナイロンラインの号数は中国を起源とした日本古来の計量法の尺貫法によって基準が決まっています。

人が腕いっぱい広げた長さの1ヒロ(5尺)の長さのラインの重量が1厘 37.5㎎でこの時の平均したラインの直径が0.165㎜でした。

 

これを1号の基準の標準直径として、一定の長さあたりの重さの比例関係によって号数を決定しています

 

そのため、号数が2倍になったからと言って太さが2倍になるというわけではありません。

 

ナイロンラインの号数とポンド(lb)の関係

ポンドとは重量のことを意味する単位で、1ポンド=453.6g となっており、主にアメリカで使われている単位です。

ナイロンラインとの関係は、

ナイロンラインとポンド

ラインの号数 × 4 =ラインのポンド(lb)

となります。

 

2号って何ポンド(lb)だったかなという場合には、号数の2号に4をかけると8ポンド(lb)になるということがわかります。

 

その逆に、12lbは何号だろうかというときにはポンドを4で割るとラインの号数を算出することができます。

 

 

ナイロンラインとポンド

ラインのポンド(lb)/ 4 =ラインの号数

 

*注意していただきたいのは、ラインの号数が5号以上の太さになると単純に4倍すればいいというわけではなく、倍率がかわってきてしまうので、あくまでも目安として考えてください。

 

ナイロンラインの号数と強度(kg)の関係

号数と強度の関係は、その号数で何㎏以上の荷重がかかるとラインが切れますよという基準になります。

ただし、ラインの強度は各メーカーによって平均値を記載していたり、最大値を記載していたりと様々です。

 

あくまでもこれぐらいの負荷までは耐えられるという目安にしていただければと思います。

 

ナイロンラインと強度

ラインの号数 ×1.81㎏ =強度(kg)

となります。

 

2号ラインの場合は、2×1.81=約3.62㎏までの荷重に耐えられる計算になります。

※ポンド計算同様にラインの太さが太くなるほど、この数式は当てはまらなくなりますので、詳しくは上の表を参考に、あくまでも目安として捉えていただければと思います。

 

1ポンド≒453g=0.453㎏ですので、ポンドから強度を算出することもできます。

10ポンドは4530gで、約4.5㎏の強度まで荷重に耐えられることを意味します。

 

ナイロンラインを使うにあたって

ナイロンラインはモノフィラメントラインのことで、ライントラブルが少なく扱いやすい特徴があります。

適度な張りもあって糸よれが発生しにくく、価格も安いため初心者にもおすすめのラインです

 

ナイロンラインの換算表を参考に、どのぐらいの大きさの魚を釣るのに適しているかを考えてラインの号数を決定するのもいいかと思います。

 

低価格であるため、ラインの劣化がしやすいというデメリットもあり、定期的にリールに巻き替えなければ換算表の強度よりもラインが弱くなってしまいます。

汚れや紫外線によってラインの劣化は進み、水分を吸収しやすいので使用後はラインも水洗いしてきちんと乾燥させることをおすすめします。

 

ナイロンラインの各号数の使い方と釣れる魚

ナイロンライン1号で釣れる魚

1号は4lbで約1.8㎏までの強度があります。

使い方と釣れる魚としては、小物から中型の魚のエサ釣りなどで使われます。

のべ竿を使ったヘラブナやマブナ、ハヤ釣り、ニジマス釣りなどで使われる号数です。

 

繊細な扱いをする道糸として使われることが多いです。

40㎝以上の魚を狙うのであれば根ズレなどには気を付けてください。

 

ナイロンライン2号で釣れる魚

2号は8lbで、約3.6㎏の強度があります。

よく使われるのはグレやチヌなどのフカセ釣りの道糸として使われます

 

他にもハゼ釣りや海タナゴ釣り、サビキ釣りなどでもよく使われる太さで、糸付きリールに巻いてあることも多い糸の太さです。

淡水魚では、ブラックバスやブルーギル、キャットフィッシュやナマズなども狙えます。

 

適度な張りと伸びがあるので、扱いやすい太さですが、岩に擦れたり、大物がかかった時には切れる可能性もありますので注意が必要です。

リールを使用する場合は、ドラグ調整を忘れずにしておきましょう。

 

ナイロンライン3号で釣れる魚

3号は12lbで、約5.4㎏の強度があります。

この太さであれば川に泳いでいるコイやナマズなども狙えます。

海ではシーバスやチヌ、真鯛、ボラぐらいのサイズも対応できますので50㎝以上の魚を狙う場合や、サビキ釣りやカゴ釣りもできます

ブッコミ釣りなどで夜釣りをする場合にも最適な太さです。

 

 

大きめの糸付きリールには3号の糸が巻いてあることも多く、やや太めの糸なので初心者の方や糸の使い方に慣れていない人にも安心して使うことができます。

不意な大物に備えて3号糸で釣りをするのが安心ですが、太さゆえに糸が風のあおりを受けたり、遠投できなかったりするので近場狙いに使用し、足元狙いやテトラの隙間狙いの穴釣りなどで使用するのもおすすめです。

 

ナイロンライン4号で釣れる魚

4号は16lbで、約7.2㎏の強度があります。

釣り糸としては太いなと感じるぐらいで、大型の鯉釣りやレンギョ・ハクレン釣りやエイ、小型のサメ釣りなどで使用します。

 

しなやかなナイロンラインとは言え、やや硬く感じる太さですので使い道を選ぶラインとなります。

 

 

 

フロロラインの強度や使い方、釣れる魚は以下をご参照ください。

【フロロライン換算表】号数/ポンド/強度/直径の一覧(0.1号~200号)

【フロロライン換算表】号数/ポンド/強度/直径の一覧(0.1号~200号)

 

 

PEラインの強度や使い方、釣れる魚は以下をご参照ください。

【PEライン換算表】号数/ポンド/強度/直径の一覧(0.1号~10号)

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