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アイゴ釣りのタナや時期、釣れるおすすめの餌紹介。釣れる場所はどこ?

アイゴは釣り人にとって嫌われ者の魚のイメージがありますが、実はとても美味しい魚です。

アイゴの引きの強さ、独特な生態、さらにはその毒性まで、他の魚と違った特徴が多いアイゴの釣りについて詳しくみていきましょう。

アイゴの体長と体色

 

アイゴは通常、体長25~35cmほどに成長します。体は茶褐色で、体表に横縞や白い斑点が特徴です。

 

アイゴの毒性とその対処法

アイゴは背びれや尻びれ、胸びれに鋭いトゲを持ち、これにはタンパク質系の毒が含まれています

刺されると数日から数週間の激痛が続くことがあります。

やけどしない程度のお湯で患部を洗い、早急に医療機関での診察を受けることが重要です。

 

アイゴが釣れる場所

 

アイゴがよく釣れるのは、磯や河口、堤防などで、少し潮の流れが緩やかな場所で、根がある場所を好みます。適応力が高く、様々な水域で生息することができます。

 

堤防周りでは、遠投するよりも、やや岸に近いところにいる可能性が高いように感じます。橋脚やテトラに居ついていることも多いです。

 

アイゴが釣れる時期(ベストシーズン)

アイゴは年中釣れる魚です。

特に8月から9月の暖かい季節に釣れることが多く、秋口まで活発にエサを食ってきます

冬場も釣れなくはないですが、水温の安定しているやや深場に移動していることが多いです。

 

アイゴを狙う最適なタナ

アイゴは水深が浅い場所から、若干深い場所まで広範に生息しています。

潮の流れや時間帯によって最適なタナは変わるので、場所による調整が必要です。

 

基本的には底付近の根についていることが多く、餌があると浮上してきます

フカセ釣りなど水面に餌を撒く釣りをしていると中層から上層まで上がってきます。

餌があるところに移動しやすい魚なので、撒き餌で魚を寄せて自分の釣りやすいタナに誘導するがおすすめです。

 

アイゴ釣りにおすすめの釣り方

アイゴは餌のある所に近寄ってくる習性があるため、餌を撒くフカセ釣りがおすすめの釣り方です。

 

他にはちょい投げ釣りで底付近にいるアイゴを狙うこともできます。

アイゴ釣りでは遠投する必要はなく、どちらかというと足元狙いで釣れることが多いでしょう。

 

アイゴ釣りの餌

アイゴは、エビやイソメ、オキアミや貝類などなんでも捕食します。

口先が硬いので問答無用に食ってくることが多いです。

おすすめの餌は練りエサです。

特に黄色や赤色の目立つ色がおすすめです。

 

なぜ練りエサがいいかというと、餌持ちがよく、他の魚のアタリを見送ってアイゴのアタリに絞ることができるからです。

 

アイゴがいる海にはネンブツダイやスズメダイのような小魚も多くいます。

 

 

その中でアイゴを釣ろうとすると、アイゴが食ったアタリを見分けなくてはいけません。

オキアミやアミエビなどの柔らかい餌ですとすぐに針から取られてしまい釣りにならないため、しっかりと針に残る餌が必要になります。

 

練り餌について詳しくは

チヌの練り餌おすすめの実績ランキング。何色が一番釣れるのか?

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アイゴは比較的硬めの餌も難なく食ってくるので、ワゲットのような硬い練りエサを使うとしっかりとしたアタリを出しやすくなります。

 

ワゲットについては以下の記事もご参照ください。

ワゲットの使い方と評価。小物釣りに最強な釣りエサの紹介。これ一つで金魚も釣れる。

ワゲットの使い方と評価。小物釣りに最強な釣りエサの紹介。これ一つで金魚も釣れる。

 

 

アイゴの撒き餌は何がいい?

アイゴの撒き餌にはチヌの撒き餌がおすすめです。

 

 

理由は比重があり、餌が底に溜まりやすく、ポイントを作りやすいためです。

また、アイゴの食性とチヌの食性は非常に似ているため、両者同時に狙うこともできます。

一番のおすすめはチヌパワーダッシュです。

赤と黄色のペレットが配合されており、練りエサとの相性がよく、ポイントも作りやすくバランスの取れた集魚剤です。

 

オキアミ1.5㎏ほど加えるとさらに集魚効果が高まります。

 

アイゴパワースペシャル

 

専用の撒き餌はアイゴパワースペシャルです。

 

 

ウエットタイプで投げ入れるだけで使えます。

麦、サナギ、ノリ、酒粕などアイゴの好む成分が配合されています。

見える場所にアイゴがいる場合や、浅瀬の釣り場であれば、アイゴパワーの効果が発揮されるでしょう。

 

アイゴ釣りの必需品

アイゴは背びれに毒を持つ魚です。

そのため絶対に直接触らず、フィッシュグリップやプライヤーなどを使って針を外しましょう。

 

アイゴを持ち帰る場合

アイゴが釣れて持ち帰るのであれば、釣り用のタオルなどを上からかけて、靴の裏で軽く踏んで魚の胴体を固定します。

ハサミの先端やナイフなどでアイゴの脳天を突き刺して脳天締めをしておきましょう。

 

一度締めてしまえば、不意に暴れることなく持ち帰りやすくなります。

うまく脳天締めができれば、瞳孔が開き、体の色が白っぽく変わります。

後はできるだけ早く釣り場で内臓を取り出しておくことをおすすめします。

内臓がにおいの元になっているので、内臓さえ取り出してしまえば、臭みもない美味しい魚になります。

持ち帰って捌く際にも毒がなくなっているわけではないので、注意して捌きましょう。

 

まとめ

 

アイゴ釣りはその特徴的な体色や、年中釣れるという魅力、毒性を持ちながらも味の良さを秘めている点など、独特の魅力に溢れています。

釣る場所や時期、おすすめの餌や撒き餌、さらには安全に取り扱う方法まで詳しく知ることで、より楽しく、安全にアイゴ釣りを楽しむことができます。

 

季節ごとの変化を楽しみながら、アイゴという魚の奥深さを体感してみてはいかがでしょうか。

 

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