海水の釣り

釣り餌に最適なスーパーのアサリ。釣れる魚と作り方紹介

2021年8月24日

スーパーマーケットなど、身近な場所でも購入できるアサリ。

 

春から初夏にかけて産卵期となるため身が大きくなり、人間にとっても美味しい貝ですが、これは魚にとっても同じです。

ここでは、アサリで釣れる魚とアサリを使った釣りエサの作り方を見ていきます。

 

スーパーのアサリはエサになる?

スーパーに売られているアサリは殻付きのものだったり冷凍の剥きアサリだったりしますが、これらは釣りに使えるのでしょうか?

結論

非常に使いやすいエサになる!

そのままむき身にして使ってもいいのですが、少し加工するとさらに使いやすいエサに進化します。

魚の好む成分やタウリンやベタインなどのアミノ酸も多く含まれています。

そもそもアサリって?

アサリは漁るという言葉からあさりに転訛したという説があるほど、浅い砂浜をあさっていると採れる貝で知られています。

日本で出回っているものは殆どが外国産で、中国や韓国から輸入したアサリですが、釣りエサに使うのであれば、産地関係なく使うことができます。

 

アサリを使うメリット

アサリはなんといっても安いということでしょう。

冷凍の剥きアサリなどは業務用スーパーでは、500gで398円で販売されていたりします。

 

殻をとるのが面倒でなければ殻付きのあさりでもいいでしょう。

むきあさりのほうがコスパはいいように思いますが、殻付きのアサリでパスタやみそ汁など食用として主に使用し、釣りにも使うというのであれば殻つきもいいですね。

 

 

アサリを釣りエサにするメリットとしては、ハリから外れにくくエサ持ちがいい点が挙げられます。

 

 

エサ取り名人といわれるほどのカワハギやフグなどがつついてきてもしっかりとエサが残るため、釣れるまで待つことができ、初心者の人にも使いやすいエサです。

 

 

アサリで釣れる魚

 

アサリで釣れる魚には以下のような魚がいます。

代表的なのはカワハギでしょう。

他には

アサリで釣れる魚

・フグ

・ベラ

・カレイ

・ハゼ

・ネンブツダイ

・マゴチ

・アイナメ

・イシダイ

 

 

などが挙げられます。

 

アサリで釣れる珍しい魚

個人的にアサリで釣れた魚で、えっ!こんなの釣れるのといった魚もいましたのでご紹介します。

 

タカノハダイ

磯では潮止まりの象徴として、あまり好かれる魚ではありませんが、アサリを食ってくることは意外でした。

 

独特の臭みがあることから、捨てられることが多い魚ですが、冬であれば比較的臭いは感じないため、美味しい魚になります。

 

口の小さい魚で、アタリは比較的小さいです。

どのタイミングであわせようかと迷うほどです。

引きが強いわけではないですが、瞬発力のあるファイトを楽しめます。

 

 

アカハタ

動いていれば、なんでも捕食するのだなと思います。

 

エビや、赤貝、キビナゴ、イカ、ワーム、ジグなどエサの硬さやサイズ、色や味が違っても釣れたことがある魚なので、カサゴのように比較的釣りやすい魚のようです。

 

アサリは一つではなく6個ぐらい数珠なりにして使いました。

2,3個ではエサ取りに取られてしまうことも多くなります。

 

チヌ針の5号ぐらいの大き目の針に、アサリをたくさん刺して塊にしてもいいでしょう。

 

小魚はアサリの塊を飲み込むことができず、つっつくだけですが、アカハタやカサゴのようの口の大きな魚は丸のみにしてきます。

 

このように大きな魚をアサリで釣りたいときには針にたくさんアサリを付けるのも有効です。

 

ベラ

意外な魚ではないかもしれませんが、カワハギ狙いで釣れました。

堤防からアサリを使うと良く釣れる魚の一種ですね。

 

エサ取りとして優秀で、うまく針からアサリだけをついばんでいきます。

 

もしベラをアサリで狙うのであればキス針のように細く吸い込みやすい針にアサリをカットして小さくつけることをおすすめします。

 

 

 

イシガキダイ

石鯛狙いで、赤貝のかわりにアサリをつけてみたところイシガキダイが釣れました。

 

アサリは8個を数珠通しの様にして使います。

少ない個数ではアタリも少なくなりますので、大きな魚を狙う場合は大きくエサをつけることをおすすめします。

 

アタリは明らかにアサリを食いちぎるように、カツン、カツンと竿先を叩くような気持のよいあたり方です。

 

口が硬く、アサリをくわえて反転してからあわせないとすっぽ抜ける可能性がありますので、竿先がグッ、グッっと入っていくまで待ってからあわせるようにしましょう。

 

 

ニザダイ:サンノジ

こちらも石鯛狙いの時にアサリを使っていて釣れた魚です。

磯臭さのある魚ですが、早期に内臓の処理をして血抜きすればまずまずの美味しい魚になります。

かなりの引き込みがありますので、釣りの引きを楽しみたい人には面白いターゲットですね。

 

比較的口が小さいので、強いあたりがあるけれどもあわせてものらない時にはニザダイの可能性があります。

 

アサリのエサの作り方

アサリを餌として使う場合には、そのまま針に刺してもいいのですが、独特のぬめりがあり針に付けづらいです。

 

このヌメリを取って使いやすいエサにしていきます。

 

ぬるとり5

カワハギで使用するアサリのヌメリを取るための液体です。5秒でヌルが取れるというのがうたい文句だけあって、アサリのぬめりがサッと取れるのがありがたいです。

これによりエサつけをしやすくなり手返しもよくなります。

 

カワハギの船釣りなどで使われることが多い液体ですが、堤防などからちょこっと釣りをする程度なら必要ありません。

たくさんアサリを使い手返しよく釣りをしたい人は使ってみるのもいいでしょう。

ヌメリをとるときれいに針に餌を付けることができるので、フッキングがよくなります。

 

特にカワハギなどの餌をうまくとる魚を対象魚としているのであれば、使ってみるとヌメリのないアサリの付けやすさに驚きます。

 

カワハギゲッチュ

手剥きした小粒のアサリでちょうど針に収まるサイズのアサリが入っています。水管やワタが整っており、適度に身が締まっているためアタリも多く出せます。

少々お高いですが、アサリのエサを作るのが面倒な人はこれをそのまま使うのもいいですね。

 

 

アミノ酸α

アサリのヌルを取ったエサでも問題なく使えるのですが、さらに集魚効果をアップさせたい場合アミノ酸αを加えます。

魚の好むアミノ酸でアタリ数が多くなります。

 

アミノ酸αの効果に迫る。ウルトラバイトアルファとは?釣れる添加剤になるのか

 

 

まとめ

スーパーでも手軽に手に入るアサリで様々な魚を釣ることができます。

想いもしなかった魚が食ってくることもあり、低価格のエサとして楽しめます。

集魚成分を加えてさらに魚が好むえさにアレンジしてみると良い釣果に恵まれるのではないでしょうか。

 

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