釣りに行くとなると荷物が多く、重たいクーラーボックスなどを運ぶのは大変です。そこでキャリーカートを検討している人も多いのではないでしょうか。
ここでは、電車釣行にも使えるおすすめのキャリーカートをご紹介します。
目次
私の使っているおすすめのキャリーカート
釣り場で堤防を歩いて荷物を運ぶときに不可欠なのがキャリーカートです。
私の使用しているキャリーカートはこのように折りたたみできるモデルになります。
同一のデザインのものは現在廃盤となり、リニューアルされたものが山善から発売されています。
山善 折りたたみ式ハンドキャリー です。
電車での釣行も可能で、堤防釣りやキャンプBBQなどでも活躍します。
おすすめの理由①:タイヤがしっかりしている
ホームセンターなどに売られている安いキャリーカートはタイヤがゴムではなく硬いプラスチックでできています。
そのため、画像のような石畳や堤防、木の桟橋など硬い地面との相性が悪く、ガタガタと引いてくるとき音が大きく、振動もかなりあります。
一方で、タイヤ部分のゴムが大きいものは転がってもガタガタと大きな音はなく、振動もゴムが吸収してくれるため比較的動かしやすくなっています。
またタイヤが小さいものは、側溝の隙間や堤防の割れ目などでハマりやすく抜けにくいので、画像のようなタイヤの大きいもののほうが釣りには向いているでしょう。
おすすめの理由②:ハンドルが持ちやすく安定している
樹脂製のハンドルと硬質ゴムのグリップで濡れた手で持っても滑らず持ちやすいグリップになっています。
金属フレームにゴムが巻いてある安物タイプだとゴム自体が接着されていないので、持ち手とともに回転して非常に使いづらいです。
その点、一体となっているグリップなので、しっかりと握ることができ、重たい荷物や釣り具の運搬にも最適な作りになっています。
ほんの少しだけ引き手側にグリップ部分が出っ張っているところも手が通しやすくバランスがとれていると言えます。
おすすめの理由③:耐荷重50㎏
アルミフレームで少々雑な扱いをしても大丈夫な作りになっています。
耐荷重50kgと手持ちでは運べないぐらいの重さでも運ぶことができます。
重たいクーラーボックスを2個載せても難なく運べるので、釣りだけでなく、キャンプやBBQなどのアウトドアでも活躍します。
画像では簡易的な載せ方をしていますが、実際に荷物を運搬する際には、荷締ベルトをしっかりと締めるようにしてください。
私かが使っているのは、シートベルト素材と同じ荷締ベルトです。
自転車用のゴム紐なども試しましたが、伸びてしまったり荷物によって丁度良い長さにできなかったりといった不便があったので、しっかりとガチガチに固定できる荷締ベルトをしています。
ポイント
ゴムベルトよりも荷締ベルトでしっかり固定することでより安定する。
堤防釣りをするときにはクーラーボックスにバッカンを載せていくスタイルです。
荷物が多い時や、エサの使用量が多い時には、さらにもう一個上にバッカンを載せて荷締ベルトで固定しています。
荷締めベルトは、画像では1本ですが、2本で固定するとさらに安定します。
横から崩れ落ちそうなときには十字にして固定することで、キャリーカートでよく起こる横ずれを防ぐこともできます。
おすすめの理由④:折りたたみでコンパクトになる
キャリーカートのほとんどは折りたたみ式なのでこのキャリーだけが優れているわけではありませんが、他のタイプのものと比べるとかなり薄く折りたたむことができます。
私の場合は、家での収納は外の物置の端に立てかけています。
ほんのわずかな隙間に収納できるので邪魔にならず助かっています。
アパート暮らしでも、靴箱の横やベランダ、エアコンの室外機の横など、収納スペースには問題ないかと思います。
おすすめの理由⑤:安くなった!
以前私が購入した時は6000円ほどしましたが、現在は定価で5480円となっています。
4,5年前より似たようなメーカーも多くなり安くなったように感じます。
Amazonではさらに少し安くなっていました。
マグナカート MAGNA CART はどうか?
同様の製品にマグナカートという一時期有名だったキャリーカートもあります。
私も過去にマグナカートを使っていたこともありました。
履歴を確認したところ、クリスマスに購入していました…
引っ越しがあり、友人にあげてしまいましたが、マグナカートも山善のキャリーカート同様に使い心地はよかったです。
しかし、価格を見てみるとマグナカートのほうが少し高くなっています。
使い心地はさほど変わらないので、価格優先するのであれば、山善のキャリーカートでもいいかと思います。
ダイソー品やホームセンターの安物はやめた方がいい
キャリーカートが100円ショップにも売られているということで話題となったダイソー製のキャリーカートもあります。
骨組みが細くキャプテンスタッグの安いタイプと同じような製品で550円ほどで売られています。
しかし、このタイプは耐荷重の問題で釣りには不向きです。
例えば撒き餌入れたコマセバッカンやジグを入れたケース、氷の入ったクーラーボックスなどを置くとそれだけで耐荷重をオーバーしてしまいます。
普段は重たいものを運ばないならダイソー製でもいいかもしれませんが、せっかくであれば高重量も扱え、長く使えるようないいキャリーカートをおすすめしたいところです。
なぜなら、私も過去に安いものを使っていたことがあり、車輪が錆びてしまったり、ストッパーの部分が折れてしまったり、折りたたんでいても自重で開いてしまったりと散々でした。安物を買って数々の失敗をしてきたので、キャリーカートに関しては少しでもいいものを買っておいた方が不自由なく使えることは確かだと思います。
まとめ
ここでは、私の使っているキャリーカートのおすすめをご紹介させていただきました。
電車での釣行や長い堤防を歩くときなど、キャリーカートは非常に便利で活躍の場が多いです。
釣りだけでなく、キャンプやBBQなどのアウトドアでも活躍し、引っ越しの時にも重宝しました。
ここでの記事を参考に、キャリーカートを検討してみてはいかがでしょうか。
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