堤防から釣りをしていて、全く釣れない…。
いったい海の中はどうなっているのか?
そう思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
そんな時に役立つのが防波堤からでも使える魚群探知機です。
ここでは使ってよかったおすすめの魚群探知機と魚がいるかどうかを実際にみてみたいという方におすすめの堤防から使える水中カメラをご紹介します。
目次
堤防から使える魚群探知機はこれ一択!
Deeper PRO
使っている釣り竿の糸に結ぶだけでキャストして使える優れものです。
水中を一発でスキャンしてくれ、スマホで魚の有無や水深、水温、地形などを読み取ることができます。
機能別に3種類あり、価格に応じて機能を選べます。
ボートでのワカサギやバス釣りなどで使用する場合には、GPS対応の地形を保存することができるものをおすすめします。
一方で、堤防からキャストして魚の有無を調べたり、水深を見たりする場合にはそこまでの機能は必要としませんので、PROモデルでよいでしょう。
3機種 価格が安い順に紹介
Deeper Pro(プロ)
機能
- 最大通信距離 約100m
- 対応水深 約0.5~80m
- 2種類の周波数(15°、55°)
- 水温計 搭載
- スキャン頻度 15回/秒
- バッテリー連続使用 約6時間
- ボートモードでマッピング可能
必要最低限の機能は備えており、サビキ釣りやウキ釣りなど堤防から使用するにはこれで十分すぎるほどです。
マッピング機能という、水深図の作成機能はボートに乗ってスマホのGPSを使用しなければいけません。
ご自身の行かれる釣り場の水深マップなどをDeeperをキャストして作りたい方は下記にご紹介するGPSが組み込まれた上位機種が必要になります。
Deeper Pro+2(プロプラス2)
機能
- 最大通信距離 約100m
- 対応水深 約0.5~80m
- 3種類の周波数(7°、20°, 47°)
- 水温計 搭載
- スキャン頻度 15回/秒
- バッテリー連続使用 約15時間
- GPS内蔵 陸釣りマッピング可能
周波数も3種類に増え、より詳細な範囲でのスキャンが可能になります。
ワカサギなどの小さな魚の群れを発見するのに最適です。
バッテリー時間も長くなり、GPSも内蔵されているので、地形調査にも使えます。
Deeper CHIRP+2(チャーププラス2)
機能
- CHIRP技術が搭載されより鮮明に
- 最大通信距離 約120m
- 対応水深 約0.15-100m
- 3種類の周波数(7°、16°、47°)
- 水温計 搭載
- スキャン頻度 15回/秒
- バッテリー連続使用 最大15時間
- 急速充電に対応
- GPS内蔵
- 陸釣りマッピング可能
ボートでバス釣りをする友人はこの機種を持っているのですが、やはり、通常のモデルと比較すると地形や魚が鮮明にうつります。
どこまでの情報を必要としているかで変わりますが、値段がするだけあって機能も充実しています。
追加オプション
deeper 夜釣りカバー
夜だけでなく日中に使用していても、黒であるとどこにDeeperがあるのかがわからないことが多いです。
そのため、見やすくするためのオレンジ色の専用カバーです。
私は、直接ラバースプレーを塗布して見やすくしましたが、自分でするのが面倒な方や、キャストして使用したい方にはおすすめのオプションです。
スプレーに関して詳しくはこちらの記事をご参考にしていただければ幸いです。
Deeper PROのインプレ紹介。実際に海とトラウトで使ってみた感想と結果
魚群探知機を使ってわかった棚の違い
実際に魚群探知機を使ってみてわかったことは、釣りで狙っている棚が実際に魚がいる棚をあっていないということです。
例えばサビキ釣りなどでも水面から5mのところにサビキの仕掛けを入れても釣れず、実際はもっと上の3mの所に魚が回遊していたということです。
その逆に、もっと底を魚は回遊していたということも珍しくありません。
魚の回遊する棚を見つけるのは容易ではありません。その日の気温や水温、酸素濃度や潮の流れなどで数時間でも変わってきます。
魚群探知機があれば、一発で魚がいる棚を見つけられるため、魚のいないところに餌を撒く必要がなく、釣果に直結します。
これだけでも魚群探知機があってよかったと思えました。
また、魚がいる前提で話をすすめましたが、実際に堤防で釣りをしていると全く魚がいない状態に出くわすこともあります。
これは結構な割合で起こることで、魚がいない時には何を投げても釣れませんので、休憩するなり、場所を移動するなり、他の行動をすることができるので、時間の無駄がなくなります。
釣り場に魚がいるかどうかをまず教えてくれるというのは非常にアドバンテージになります。
底の形状がわかる
堤防からの投げ釣りやぶっ込み釣りなど底を狙う場合にも魚群探知機は非常に役立ちます。
底の形状がわかるため、魚の回遊しやすいルートや魚が溜まる場所がわかるからです。
海中の根の周りや船の通り道で一段深くなっているところ(ミオ筋)、かけあがりや藻などの障害物があるとそこに魚は居着いている可能性が高くなります。
魚群探知機に映りづらいヒラメやカレイなどの平らな魚も、回遊しやすいルートや障害物がわかれば狙いやすくなります。
魚群探知機は1万円以上のものを!
なんとか安く魚群探知機を購入したい気持ちもわかりますし、私自身もそう思っていましたが、魚群探知機においてはせめて1万円以上のものを購入することをおすすめします。
どこのメーカーか覚えていませんが過去に8500円ほどの魚群探知機を購入したことがありますが、水深や水温も実測値とは異なり、魚の有無も本当かどうか怪しいところがたくさんありました。
上記で紹介したDeeperは、多少の誤差はでるものの魚のいる棚に合わせるとちゃんとアタリはありますし、水深もラインの長さで測定する限りほぼ正確です。
くれぐれも安物買いの銭失いには注意してください。
水中カメラなら間違いない
もうひとつ魚がいるかどうか確認するのに最適なのが水中カメラです。
これはもう、魚が見えるかどうかなので間違いありません。
最近のカメラは性能も非常に良くなっており、小型ながらモニター付きでしっかりと魚の姿を映してくれます。
有名どころですと うみなかみるぞう君 ではないでしょうか。
私も去年まではこちらを使用していました。
しかし、正直言って重たいし、邪魔になるのであまりおすすめできるものではありません。
単三電池が必要ですし、画面とリールが一体となっているので、画面をくるくると回転させて水中にカメラを沈める必要があります。
また、カメラの存在感が大きすぎるので、魚に警戒心を与えてしまいます。
最近では中華製ではありますが、高品質なものも多くでてきています。
今現在、私が使っているのが、こちらです。
なんといっても価格がみるぞう君の半分でさらにコンパクトなので持ち運びに困りません。
実際に使ってみて撮影した画像はこのようになります。
左側にグレが群れで泳いでいます。
この時、全くアタリがなく、魚がいないだろうと思ってカメラを沈めたら、まさかのお魚パラダイスでした。
水中カメラ本体にはmicroSDのスロットがついており、水中の映像を録画しておくこともできます。
カメラの先端にラインが取り付けられるようになっているので、針付きの餌を付けるとウツボが寄ってきたり、
スズメダイや、ネンブツダイが群れていることもわかります。
エサが毎回取られてしまうというときにエサ取りの正体を発見するのはカメラを入れてしまうのが早いですね。
まとめ
ここでは、堤防からも使える魚群探知機のおすすめとさらに水中の中を見たい人に向けた水中カメラをご紹介してきました。
裏技的なチートアイテムの魚群探知機や水中カメラですが、使ってみるともっと早く使えばよかったと感じることでしょう。
これら二つの使い分けとしては、水中カメラは水が濁っていたりするとよく見えないことがあるので、海の濁りがあるときには魚群探知機を使い、海がきれいで潮が澄んでいるときには水中カメラを使うとよいでしょう。
いち早く魚を見つけて、釣果につなげてみてはいかがでしょうか?
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