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柄杓ホルダー・シャクホルダーのおすすめ。自作についてはコスパ悪い

柄杓ホルダーとはフカセ釣りをしているときに柄杓を立てておくのに必要な入れ物のことで、中に海水を入れて使用します。

一見するとただの入れ物ですが、釣り用品としてこだわりのある柄杓ホルダーになっているものもありますので、ここではおすすめのヒシャクホルダーについてみていきましょう。

ヒシャクホルダーは必要か?

 

柄杓ホルダーはフカセ釣りにおいては絶対にあったほうがいいアイテムのひとつです。

 

柄杓ホルダーを忘れてしまった場合やどうしても準備できないときには、水くみバケツで代用可能ですが、水くみバケツに柄杓を入れるとヒシャクが安定せず、最悪はヒシャクが滑って転がり落ちる可能性があります。

 

柄杓ホルダーは、常に使いやすい位置にヒシャクを置いておけることと中に海水を張っているので、ヒシャクのカップについたエサを落として綺麗にしてくれる役割があります。

 

ヒシャクのカップが汚れているとエサがうまくまとまらず、コマセを撒いたときにエサが分裂してしまったり、思ったところに飛ばすことができなかったりします。

できれば2投に1回は、ヒシャクのカップを柄杓ホルダーで洗い常にいい状態を保つことが好ましいです。

 

おすすめの柄杓ホルダー

それではおすすめの柄杓ホルダーについてみていきましょう。

 

マルキュー パワーヒシャクスタンドTRV

 

エサつくりにおいてこだわりを持ったマルキユーのヒシャクホルダーは水量線付きのため数百mlという単位でエサの水分量の調整が可能です。

また、バッカンの中に取り付けたまま収納できるフック付きなので、釣り場でちょっと移動するときに柄杓ホルダーを取り付けたままバッカンの蓋を閉めることができるのがいいですね。

釣りをするときには外付けにしておくとコマセを混ぜるのにも邪魔になりません。

 

フックが2つありますので、しっかりと固定でき安定感もあります。

 

後はバッカンとの組み合わせで選ぶのがいいかと思います。

 

バッカンのメーカーとヒシャクホルダーのメーカーをそろえることで統一感のあるバッカンまわりになります。

 

ダイワ ハードヒシャクホルダー ホワイト

ダイワのバッカンを使っている人であればハードヒシャクホルダーがおすすめです。

凹部分に柄杓をはめることで、柄杓ホルダー内の動きも少なくできます。

 

ダイワのヒシャクホルダーもショートフックがついているので、柄杓ホルダーを取りつけたままバッカンのフタを閉めることができるようになっています。

 

シマノ(SHIMANO) ヒシャクホルダー BK-1C1V

シマノのバッカンを使っている人も多いのではないかと思います。

同じメーカーであわせるのであれば、同一メーカーの柄杓ホルダーがまとまりがでます。

 

シンプルなデザインで、どんなバッカンとも合わせやすくなっています。

唯一、シマノのレッドバッカンとの相性が微妙なところですが、ホワイトバッカンであればシマノだけでなく他社メーカーにあわせてもいいでしょう。

 

 

柄杓ホルダーは1500円前後でそこまで高価なものでもなく、機能が大きく違うこともないので見た目重視で選ぶのもいいかと思います。

 

 

柄杓ホルダーの自作はコスパが悪い

柄杓ホルダーも自作して安く済まそうと思われる人もいるかもしれませんが、柄杓ホルダーの自作はおすすめできません

というのも安いものでよければ、300円ほどで柄杓ホルダーが販売されているからです。

300円以下で自作の柄杓ホルダーを作るのは難しいかと思いますので以下の製品をおすすめします。

 

メイホウ(MEIHO) シャクホルダー イエロー

メイホウノ シャクホルダーであれば300円以下で販売されています。

通販では送料がかかってしまいますので釣具店での購入をおすすめします。

 

 

柄杓ホルダーにこだわりもなく、何でもいいという人であれば、メイホウのシャクホルダーを釣具店で購入しましょう。

 

まとめ

 

ここでは柄杓ホルダーについてみてきました。

フカセ釣りにおいては欠かせないアイテムですが、メーカー物だからと言って機能が優れているというわけではありません。

 

見た目重視するのであれば、バッカンとの相性を見て柄杓ホルダーを選ぶのがいいかと思います。

釣具はブランド物でかっこよくそろえたえたいという人も多いかと思います。

タックルや釣り具がかっこいいと趣味としての釣りが、さらに楽しいものになります。

 

 

 

釣果には影響しませんが、高価な柄杓を大切に使うためにも柄杓ケースを使う人もいます。

ヒシャクケースについては以下の記事もご参照いただければ幸いです。

シマノ 柄杓ケースを使ってみた。シマノとダイワ、がまかつの違いは?

シマノ 柄杓ケースを使ってみた。シマノとダイワ、がまかつの違いは?

 

【あとがき】

この記事を書き上げてみて、改めて「フカセ釣り」という世界の奥深さや、そこに関わる道具一つひとつの重要性を再認識しました。特に柄杓ホルダーのような「小さな道具ほど、実は大きな役割を担っている」という事実を、いま一度強く感じています。フカセ釣りをはじめたばかりの頃は、正直なところ「柄杓はコマセを撒くための道具にすぎないし、ちょっとした置き場なんてバケツで十分だろう」ぐらいに思っていました。しかし、長く釣りを続けるうちに「いや、これはあるのとないのとでは雲泥の差だな」と実感させられる経験を何度もしてきたのです。

私がフカセ釣りを始めたのは、友人に連れられて初めて大阪府の堺港・新波止に行ったときがきっかけでした。最初は「チヌって落とし込みか投げ釣りで狙うんじゃないの?」くらいの知識しかなかったのですが、釣り仲間に教わりながら、コマセを撒いて魚を寄せるフカセ釣りのスタイルに興味が湧いたのをよく覚えています。特に、コマセと付けエサを同調させる緻密なテクニックや、仕掛けを海中に漂わせて当たりを待つあの独特の緊張感は、ほかの釣りにはない魅力があると感じました。

その魅力にどんどんハマっていくうちに、いろんな道具を揃えたくなるのが釣り人のさがですよね。

ロッドやリール、バッカンやライフジャケットなど、「釣りに行くのに最低限必要な道具」はもちろんそろえるのですが、次第に「こういう小物があるともっと快適に釣りができるかも」という視点が生まれてくるわけです。私にとって柄杓ホルダーは、まさにそんな“釣行の質を底上げしてくれるアイテム”の代表格でした。

ただ、冒頭でも触れたように、最初のうちは柄杓ホルダーを軽んじていたので、何度か痛い目にあっています。とりわけ印象に残っているのは、ある初夏の日に同じく堺港・新波止で釣りをしたときのことです。私は小型のバッカンしか持っていなかったため、コマセを練るのと同じバッカンに柄杓を突っ込んでいました。すると、コマセを混ぜるたびに柄杓が倒れたり、絡まったりして、作業効率が悪いことこの上ない。しかも当日は風が強く、仕掛けの操作に神経を使っていたので、何かとバタバタしがちでした。結果として、必要以上にイライラが募り、挙げ句の果てに柄杓が地面に転がってしまうという始末……。幸い、柄杓を海に落とすことは免れましたが、「これがもし海に落ちていたら、今日はもう釣りにならなかっただろうな」と背筋が冷えたのを覚えています。

そんな状況を見かねた釣り仲間が「柄杓ホルダー、やっぱり使ったほうがいいよ」と教えてくれました。ちょうど彼は見慣れないブランドのホルダーを試していて、「これ、簡単に外せるし、洗うのもラクなんだよ」と見せてくれたんです。自分より釣り歴が長い人は、やはりそれなりに道具へのこだわりや使い方の知恵があって、「お金をかけるところと手を抜いてもいいところの見極めが上手いなあ」と感心させられました。私が「どんな柄杓ホルダーでもいいのかな?」と尋ねると、「正直、そこまで大きな差はないんだけど、バッカンに合う色や形を選ぶと見た目も気分も上がるんだよね。それに、安いものなら数百円で買えるし、いざというとき備えて2つ持っておいても損はないよ」と返ってきました。

その日、私の釣果は散々でしたが(笑)、帰り道に寄った釣具店で実際にいろいろな柄杓ホルダーを手に取ってみて、「ああ、確かにこれは便利そうだな」「持ち運びのときも邪魔にならない工夫があるのか」と、より具体的な使い勝手をイメージできるようになりました。それからというもの、釣行ごとに「今日はどの柄杓ホルダーを使おうか?」と選ぶ楽しみが増え、さらにフカセ釣りが面白く感じられるようになったのです。

私が思うに、フカセ釣りの魅力の一つは「細かい道具や工夫がそのまま釣りの快適さ、ひいては釣果につながる」という部分です。ロッドやリールといったメインタックルはもちろん大事ですが、こうした小物類の使い勝手が向上すると、ストレスが減るだけでなく、コマセワークの安定感が段違いに変わってきます。柄杓ホルダーがあることで、海水に浸しておいたカップを常に清潔に保ち、適度な湿り気を維持できる。結果としてコマセがきれいにまとまり、振りかぶったときの飛距離や方向が安定する。釣りのリズムが崩れにくいので、集中力を途切れさせることなくアタリを待つことができるんです。

そして、道具へのこだわりはモチベーションにも大きく影響します。私の周りには、バッカンやクーラーボックス、ウェアなどをすべて同じメーカーで揃えている“こだわり派”の釣り仲間がいますが、そういう人を見ると「なんだかすごくカッコいいな」と思うんですよね。統一感があるとか、スタイリッシュに見えるとか、そういった外見的な要素だけでなく、「この人は本当に釣りが好きで、細部まで大事にしているんだな」という熱意が伝わってくるからです。柄杓ホルダーなどの小物も、メインのバッカンと同じブランドで合わせるだけで不思議と満足度が上がります。釣果には直結しないことも多いですが、趣味を長く続けていく上で、「自分が納得できる道具を揃える」というのは思いのほか大切だと感じます。

フカセ釣りというのは、他の釣りと比べても「自分の工夫や準備が釣りの成果を左右する度合い」が大きいと思います。撒き餌の配合、水分量の調整、仕掛けの流し方や誘い方……挙げればきりがありません。その分、最初は覚えることが多くて難しく感じられますが、少しずつコツがわかってくると、釣りの醍醐味がぐっと深まるのを実感できるでしょう。私もまだまだ勉強中ですが、記事の中で紹介した柄杓ホルダーのようなアイテムを活用しながら、一層フカセ釣りを楽しみたいと考えています。

この記事を読んでくださった皆さんには、「釣りをシンプルに楽しみたい」という方もいれば、「せっかくなら道具も充実させたい」という方もいるかと思います。私はどちらも正解だと思います。最低限の道具で身軽に楽しむのもよし、こだわりを突き詰めてマイスタイルを作り上げるのもよし。そのどちらの道を選んでも、「こんな小物があるだけでこんなにストレスが減るんだ!」という驚きと喜びを味わえるのが釣りの面白さではないでしょうか。

もしこの記事が、まだ柄杓ホルダーを使ったことがない方の背中を少しでも押せたなら、筆者としてこの上ない喜びです。フカセ釣りの世界は一見ハードルが高いように感じますが、道具や基本的な手順さえ押さえれば、誰でもその魅力を存分に味わえます。特にチヌ(クロダイ)狙いのフカセ釣りは、大物とやりとりするスリルがありながら、比較的身近な堤防や港で楽しめるという点も大きなメリットです。週末にちょっと早起きして、バッカンと柄杓ホルダーを用意して、のんびりチヌを狙ってみる。そんな日常のアクティビティとして、これ以上の贅沢はないと私は思っています。

最後に、私は釣りを通じて人との出会いや交流が増えたことにも大きな価値を感じます。釣り場では初対面の人とも自然に会話が生まれ、エサの選び方やタナの取り方、ちょっとした道具の工夫などを情報交換することも珍しくありません。柄杓ホルダーをきっかけに「お、いいの使ってますね」と話しかけられたり、「実はこんな使い方をしているんですよ」と自慢したり、そういうちょっとしたやりとりが楽しさを倍増させてくれます。

そんなわけで、道具の話は尽きませんが、やはり最終的には「自分が心地よく釣りができるかどうか」が大切だと思います。そのために必要なものが柄杓ホルダーやその他の小物なら、ぜひ試してみる価値がありますよ。この記事が少しでも「次はこのアイテムを試してみようかな」という気持ちにつながれば嬉しいです。釣りは奥が深く、学ぶことも多いですが、だからこそ飽きることがありません。これからも安全第一で、そしてマナーを守りながら、皆さんとともにフカセ釣りの世界を楽しんでいければと思います。

 

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