強烈な引きが魅力の石鯛釣りでは、竿を置き竿にしてあたりを待つことが多いです。
そのときに必要となるのが石鯛用の竿受けです。
簡易的なものだと竿ごと持っていかれることもあるので、丈夫で使いやすい専用の竿受けが必要になります。
ここでは石鯛釣りに最適なおすすめ竿受けについてみていきましょう。
目次
石鯛釣りに竿受けは必要か?
手持ちで石鯛を狙う南方宙釣りのような石鯛釣りもありますが、基本的に石鯛釣りにおいては、竿受けは必要なアイテムです。
アタリを待つときに使うだけでなく、仕掛けを変えたり竿を置いておくためにも使うので、竿とリールと竿受けは最低限のセットと考えておくといいでしょう。
おすすめの石鯛用竿受けピトン
それではおすすめの竿受けピトンをみていきましょう。まずはこちらです。
ベルモント(Belmont) ステン石鯛ピトンDX MR115
錆に強く、オールステンレスでY部分に塩ビの皮膜付きで滑りにくくなっているハードタイプの石鯛用竿受けピトンです。
角度調整用のねじがついていますが、一度抜き取り上からに差し替えたほうが私は使いやすいかと思いました。
潮の流れが速い釣り場では、竿ごと左右に振られる可能性がありますが、魚が真下に引く方向に対してはしっかりと支えてくれる力強さがあります。
1m近いサメがかかったときも、しっかりと受け止めてくれました。
スペック
日本製
サイズ:本体/70×100×230mm、ピトン/Φ14×320mm
重量:750g
この石鯛用ピトンをさらに強化したい人は、ヤフオクなどでピトンに付け足す足が販売されていますので、それを使ってみるのもいいかと思います。
この補助足があるだけでピトンが非常に安定します。不意な大物で竿受けがブレることもなく安心して竿を置くことができます。
昌栄 石鯛竿受 NO.406
とにかくしっかりした竿受けピトンをコンパクトに持ち運びたい人におすすめの竿受けです。
ベルモントと比較するとやや心細くも感じますが、石鯛釣りであれば問題なく使えます。
クエなどの超大型の魚を狙おうとすると無理のある形状ですので、専用の竿受けを準備しましょう。
スペック
日本製
オールステンレス
重量/本体:450g
ピトン:320g
ピトン径/14mm
GARTZ ガルツ #1106 リボルバーピトン オールステンレス石鯛竿受け
ガルツの竿受けは板厚5㎜のオールステンレスとなっており、最大の特徴は竿受けを左右に動かして固定することができるリボルバー式になっているところです。
潮の流れが速い時や強風時など竿が左右に振られると竿受け自体も回転してしまうことも多いですが、リボルバー式であれば、ピトンにしっかりと固定することができるので、横ブレがありません。
スペック
直径×長さ 竿受け部 縦 190㎜×横 230㎜
ピトン軸: 長さ 275㎜×Φ15㎜、
リング部Φ49㎜
仕舞寸法:縦 120㎜×横 205㎜
自重 1000g
おすすめの竿受けアイテム
竿受けを買う際に一緒に準備したいのがピトンクランプです。
石鯛 ピトンクランプ トリガー
竿受けの後ろの穴に竿尻をセットするのはなかなか面倒ですが、竿受けクランプがあれば、上からトリガーを引いて置くだけで竿をセットできます。
置き竿から瞬時に手持ちに切り替えることもできるので、アワセからのファイトまでスムーズに釣りができます。
また、サッと竿をセットできるので、竿が岩に触れて傷つくといったトラブルも回避しやすくなります。
竿受けに標準装備して欲しいほど便利なアイテムですので、使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
ここではおすすめの石鯛用の竿受けピトンについて見てきました。
石鯛用の竿受けはオールステンレス製のものがほとんで、傷にも強く錆びることもほとんどないので、長く使うことができます。
中途半端な安いものだと竿ごと持っていかれたり、付け根から割れたりすることもありますので、多少高くてもきちんとした作りの竿受けを選ぶことをおすすめします。
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