ヘラブナ

バラケマッハの使い方とブレンド。ホタチョーと言われる釣り方。椎の木湖

ここではマルキュー釣りえさの長年のロングセラーであるバラケマッハの使い方や釣果、製品特徴などを見ていきましょう。

結論:バラケマッハのおすすめの選び方・使い方(まずはここだけ)

バラケマッハは、「よく開いて寄せたい」ときの基準になるバラケです。迷ったら次の順で組み立てると再現性が上がります。

  • セット/ダンゴのベースに混ぜて「縦に抜けるバラケ」を作る(単品より先にここから)
  • エサが粘りすぎたら、ひとつまみ〜追加投入で「開き」を戻す(入れすぎると持たない)
  • 初手は「水は控えめ→必要なら追い水」。一度ベタつくと戻しにくいので、最初の水加減が重要です
  • 当日のタナと魚の動きに合わせて、団子サイズ/握り/置き時間を調整する(同じ配合でも釣れ方が変わります)

購入の考え方としては、シーズンを問わず使える万能枠なので「ベース用に常備」がおすすめです。特に管理釣り場や食い渋りの日の“保険”になりやすいタイプです。

バラケマッハの特徴

バラケマッハはマルキューのヘラブナ釣りえさの中でも最もバラケ性能がいいエサです。つまり「開きで寄せる」をやりやすい設計で、セットでもダンゴでも出番が作れます。

麩系のバラケエサおよびダンゴの共エサとして使用できる

管理釣り場向けに開発された、ウワズリしにくいタテバラケエサ

単品でもブレンドでも使用可能な万能なバラケエサ

バラケ性能

マルキューのヘラブナ釣りエサの中で最もバラケ性能が高くなっています。素材として粒子の細かい麩が配合されており、軽く開きの良いエサとなっています。

ここで大事なのは、ただ散るのではなく、「縦に抜ける(タテバラケ)」を作りやすい点です。ウワズリしにくい縦バラケで、へら鮒のタナを安定させながら寄せることができます。結果として、寄せつつもエサが上に漂いにくく、釣りが荒れにくい印象です。

よく開いてバラケて魚を寄せるのには最適です。とはいえ、開きが強いぶん、握りが弱すぎると「持たない」、逆に握りすぎると「抜けない」になりがちです。そのため、団子の硬さだけでなく、置き時間(吸水の進み具合)まで含めて揃えると安定します。

粘りが出たダンゴエサを開かせたいときにひとつまみいれるのもいいでしょう。特に「いつの間にかボソが消えた」「触ると糸を引く」状態のときは、投入前の一手で釣れ方が変わります。

「開きすぎる/持たない」時の見直しポイント

  • 水が多すぎてベチャついていないか(ベチャは持ちにくく、抜けも不安定になりがち)
  • 団子サイズが小さすぎないか(小さいと早抜けしやすい)
  • 握りが弱すぎないか(表面だけ軽く締めるイメージが有効な日があります)

逆に「抜けない/魚が寄っても当たりが遠い」場合は、握り過ぎや置き過ぎで重くなっていることがあります。そんなときは、同じ配合でも“握りを一段弱く”するだけで素直に当たることがあり、意外とここが盲点になります。

エサの特性

バラケマッハの大きな特徴の一つは、サラッとした仕上がりで、エサが時間経過により粘りすぎることが少ない点です。釣りの際、麩エサは経時変化しやすく、エサがおかしくなってしまうことも多いですが、バラケマッハは手触りもボソッとしていて、バラケ性が長時間持続します。

つまり、午前中に作ったエサが午後に「別物」になりにくく、当日の釣りの組み立てが楽になります。ただし、気温が高い日や直射日光が当たる場所では、どの麩エサでも乾きやすいので、ボウルは日陰に置き、必要なら軽く湿らせるなどの管理で状態が保ちやすくなります。

底釣りでの効果

意外と底釣りにおいてもバラケマッハは優れた効果を発揮します。エサがじわっと膨らむことで、ヘラブナを底に安定させ、長時間釣り場に居続けるような効果が得られます。

底で大切なのは「いきなり全部抜けて散る」ではなく、じわっと膨らんで、底付近で仕事を続けることです。バラケマッハはその方向に寄せやすく、エサの変化が少なく、釣れるタッチが長時間続くため、安心して使い続けることができる点も魅力的です。

ただし、底が硬い釣り場と泥底では「抜け方」が変わります。泥底でエサが埋もれるようなら、団子をやや大きくする、握りを少し強める、置き時間を短くするなど、沈下と抜けのバランスを取り直すと改善することがあります。

筆者の経験メモ:再現条件と失敗→改善

私がバラケマッハを「便利だ」と確信したのは、管理釣り場でウワズリ気味の日でした。水温が下がり始めた秋口、風が弱く水面が鏡のように静かな日で、魚は寄るのに上ずって当たりが続かない状況です。

最初は握りを弱くして“開かせる”方向に寄せたところ、寄りは速いのにタナが上がり、空振りが増えました。そこで、団子サイズを少し大きくし、表面だけ軽く締めて縦に抜けるように調整すると、タナが安定して当たりが戻りました。

このときの学びは「配合より、握り・サイズ・置き時間の3点セットで再現性が決まる」ということです。盛りすぎずに言うと、同じエサでもこの3つを揃えるだけで“釣れる日”が作りやすくなりました。

使用方法

バラケマッハは、さまざまな用途で使用することが可能です。とはいえ、闇雲に入れるより「何を改善したいか」を決めてから使うと、狙い通りのバラケに寄せやすくなります。

ダンゴやセットのベースエサ

ダンゴ釣りやセット釣りのベースエサとして使うことができ、他のエサとの相性も非常に良好です。どのような場面でもその性能を発揮します。

特にセットでは、バラケに求める役割が「寄せ」「タナの固定」「食わせの邪魔をしない」の3つに分かれます。バラケマッハはこのうち、寄せとタナの固定を両立しやすいタイプです。そのため、食わせを目立たせたい日でも、バラケで魚を散らしすぎず、狙いのレンジに留める組み立てがしやすくなります。

「セット」で迷ったときの考え方

状況 バラケマッハの狙い 調整の方向
魚は寄るがタナが上がる 縦に抜いてタナを落ち着かせる 団子を少し大きく/表面を軽く締める/置き時間を短め
当たりが遠い(寄りが弱い) 開きで寄せる 握りを弱める/サイズを少し小さく/軽くほぐして粒を立てる
寄るがジャミ・外道が多い 散らしすぎを抑える 握りを強める/打点を一点に絞る/余計な追い水は控える

この表は“方向性”の整理です。実際には釣り場の水深・風・流れで変わるので、まずは一項目だけ試し、反応が良ければ次の調整へ、という順に進めると失敗しにくくなります。

粘りすぎたエサの調整剤

釣り中にエサが粘りすぎてしまった場合にも、バラケマッハは有効です。粘りを抑え、エサの状態を理想的なものに調整することができます。

ここでのコツは、いきなり大量に足すのではなく、「少量→混ぜ切って様子を見る」ことです。麩エサは混ぜ方が浅いとムラが出て、次の一投だけ抜け方が違う、ということが起きます。特に「急に当たりが薄くなった」と感じるときほど、追加投入より前に、ボウル内のムラを整える意識が効く場面があります。

年間を通して使用可能

バラケマッハは四季を問わず一年中使用できるため、どの季節でも安定した釣果が期待できます。寒い冬でも、暑い夏でも、その性能は変わりません。

とはいえ、季節で変わるのは「魚のレンジ」と「抜けの許容度」です。冬は過度に開かせると散ってしまい、夏は持たせすぎると当たりが出にくいことがあります。つまり、季節というより“魚の動き”に合わせて、握りと団子サイズを微調整するのが近道です。

作り方の基本(ブレさせないための手順)

バラケエサは、作り方のブレが釣果差になりやすいジャンルです。そこで、再現性を上げるための基本だけ整理します。

  • 水は一度に入れ切らず、まずは控えめに入れて全体を均一に吸水させる
  • 混ぜは「潰す」より「均す」意識で、粉のダマを減らす
  • 吸水が落ち着くまで少し置き、手触りが一定になってから団子を作る
  • 釣り中は、乾き・湿りを見ながら微調整(追い水は少量ずつ)

この流れを守るだけでも、同じ配合が同じ動きをしやすくなります。特に初心者の方は「水を入れすぎて戻せない」が多いので、最初の水を控えめにしておくと立て直しが楽です。

釣り人からの評価

バラケマッハは、釣り人の間で非常に高い評価を得ており、以下のような声が寄せられています。評価が高い理由は、単に釣れるだけでなく「釣りを組み立てやすい」ことにあります。

ヘラブナを集める効果の高さ

バラケマッハは、ヘラブナを効率的に集める効果が非常に高いと多くの釣り人から評価されています。特に釣果が難しい日でも、その効果が頼りになるとされています。

寄せが効くバラケは、食い渋りの日の“入口”を作る役割があります。たとえば、最初の10〜15分で寄りが作れれば、その後は食わせで丁寧に拾う展開に持ち込みやすく、結果として総数が伸びやすい印象です。

バラケの調整が簡単

初心者でも簡単にエサのバラケ具合を調整でき、安定した釣果が得られる点が好評です。特に難しい調整を必要とせず、簡単に釣れるタッチを保てることがメリットです。

ただし「簡単=何もしなくてよい」ではありません。握り・サイズ・置き時間を揃えるだけで結果が出やすい、という意味での簡単さです。逆に言うと、この3点がバラけると釣れ方もバラけます。

高いリピート率

「なくなったらまた購入する」という声が多く、リピート率が非常に高いエサです。一度使ったらその効果に驚き、再び購入する釣り人が後を絶ちません。

常備されやすいのは、ベースにも調整剤にも使えるからです。釣り場に着いてから状況が変わっても、ブレンドの方向を作り直しやすいので、タックルボックスに入れておく“安心枠”になりやすいと感じます。

底釣りでの効果の高さ

底釣りにおいて、ヘラブナをしっかりと底に落ち着かせる効果が高く、じっくりとした釣りを楽しむことができます。バラケ性能と粘りのバランスが絶妙で、長時間の釣りにも適しています。

底釣りは一度リズムができると強い反面、エサが変わると一気に崩れます。その点、バラケマッハは経時変化が読みやすく、釣れるタッチを維持しやすい、という評価につながっているようです。

変わった使われ方

埼玉県の椎の木湖では、単品利用にヒゲトロを組み合わせた、強い釣りが流行っています。通常のセットや浅ダナの感覚とは違い、“寄せ切って強い当たりを取る”方向に振り切った釣り方です。

ゴルフボール大の大きさのマッハを上針10号前後、下針7号前後

道糸1.5号 ハリスは上下0.8号とのっこみのへらや、鯉釣りに使うような非常に強い仕掛けで1時間に2~3ボウル打ちこむ釣り方です。

バラケマッハ200㏄で5杯 水200cc

ロングトップのグラスムクトップを使い馴染みこんでいく途中の強いあたりや、ふわっと返した後のツンと入る強いあたりをとります。

早見表:状況→おすすめ(具体条件つき)

状況(目安の条件) おすすめの使い分け 1行メモ(再現のコツ)
ウワズリ気味(風弱い/水面が静か/寄るが当たりが続かない) バラケマッハは「縦抜け」意識でセットのバラケに 団子を少し大きめ+表面だけ軽く締める
寄り不足(打っても気配が薄い/触りが出ない) 開きを優先してベースに混ぜる(寄せを作る) 握り弱め、置き時間短めで立ち上がりを早く
エサが粘る(ボソが消える/糸を引く感触) 調整剤として少量ずつ追加 足したら必ず混ぜ切る(ムラは当たりムラに直結)
底で安定しない(底で散る/埋もれる) 底釣りは“じわ膨らみ”方向で サイズ調整+握り調整で底付近の仕事時間を確保

早見表はあくまで目安ですが、迷ったときに「何を変えるか」を一つに絞れるので、結果として釣りが崩れにくくなります。

春や秋口には、ホタチョーと呼ばれる釣り方が有効になります。

名前の由来は、ホタテのような貝柱ぐらいの大きさのウドンを食わせエサに使うチョーチンの釣りからきています。

力玉ハードⅢビッグのような大きな食わせエサを使います。

この釣りではとにかく魚を寄せることが重要になるためバラケマッハのゴルフボールぐらいの大きさのバラケエサを打ち抜きます。

私もはじめはなんだその釣り方はと思っていましたが、武蔵の池や隼人大池、野田幸手園などで試してみると意外と釣れました。

椎の木湖以外でも使えるのだなと感じました。

バラケマッハ単品での使用が難しいときはBBフラッシュを200㏄を水200㏄に溶かしてバラケマッハ800㏄~1000㏄入れると持たせやすいバラケが作れます。

まだまだ極端で難しい釣りに感じますが、2,3回やってみると意外と 簡単にできてしまいます。

この釣りの面白いところはアタリが明確で、ドンッという強い当たりが長続きすることです。

まるで両ダンゴかのようなあたりをするため、やっていても飽きないのがいいですね。

食わせエサは力玉ハードを使うと効果的です。

もちろんうどんを絞り出してもいいのですが力玉ハードで面倒な作業が省けますし十分に釣果を上げることも可能です。

さらに裏技として、力玉ハードⅢを使用10分前から使う分だけ水に浸して大きな力玉をさらに大きくそして柔らかくして吸い込みやすくしておくと釣果が伸びやすいです。

状況に応じてバラケマッハの開き具合と下ハリスの長さそして食わせエサの大きさと硬さを調整しながら釣ってみてください。

バラケマッハはマルキユー製品のベストセラーでもあり基本的にはどこの釣り場でも使える万能エサです。

ただし上記したような単品での使用は非常に難しいです。

それゆえに単品使用が可能になれば他の人にはできない釣りが可能になります。

単品が難しく感じる理由と、遠回りしない練習手順

単品が難しいのは、バラケの“自由度”が高いぶん、握り・サイズ・置き時間の差がそのまま釣果差になるからです。逆に言えば、練習の順番さえ間違えなければ、上達は意外と早いです。

  • まずは浅ダナ一本やセットのベースで「縦抜けの感覚」を掴む
  • 次に、当たりが出る範囲で団子サイズを一定にして“再現”を優先する
  • 最後に、単品寄りの釣りで「寄せ切る→食わせを通す」を試す

最初から単品で完成形を狙うと、当日の魚の状態に振り回されやすくなります。したがって、段階を踏んで「揃える技術」を先に身につけるのが近道です。

まずは浅ダナ一本や、BBフラッシュなどを加えて使い状況に応じてブレンドを変えていってください。

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まとめ:バラケマッハで釣果を安定させる要点

  • 「寄せたい」なら開き優先、「タナを安定させたい」なら縦抜け優先で考える
  • 再現性は配合より、握り・団子サイズ・置き時間の3点で決まる
  • 粘ったら調整剤として少量ずつ追加し、必ず混ぜ切ってムラを消す
  • 底釣りでも“じわ膨らみ”を作りやすく、長時間の釣りが安定しやすい
  • 単品の釣りは難しいが、段階練習で十分に再現できる(いきなり完成形を狙わない)

次の行動(現場チェック)

  • 釣り場で最初の10投は「寄り・タナ・当たり」を観察し、早見表のどれに近いか当てはめる
  • 調整は一度に複数いじらず、「サイズ」か「握り」か「置き時間」を一つだけ変えて反応を見る
  • 次に買うなら、ベース用に常備しつつ、粘り調整に使う“予備”も持つと立て直しが速い

あとがき

ここまでバラケマッハの特徴や使い方をまとめてきましたが、改めて感じるのは「結局、釣れる人はエサを難しくしていない」ということです。難しい配合を覚えるよりも、同じエサを同じ状態で作り、同じ打点に入れ、同じテンポで続ける。その“当たり前”の精度が、釣果を一段押し上げます。

私自身、最初は「もっと良い配合があるはず」と思って、毎回違うブレンドを試しては迷子になりました。特にウワズリ気味の日は、寄せたい気持ちが先行して開かせすぎ、タナが浮いて当たりが続かない。逆に渋い日は持たせすぎて抜けず、寄っているのに触りが出ない。いま思えば、原因は配合ではなく、握り・団子サイズ・置き時間のどれかが毎回ブレていたんだと思います。

バラケマッハは、そのブレに気づかせてくれるエサでもあります。よく開くからこそ、少し握りを変えただけで反応が変わりやすい。だから最初は難しく感じるのですが、逆に言えば、調整の“答え合わせ”がしやすいとも言えます。たとえば「当たりが遠い」と感じたときに、いきなり配合を変えるのではなく、まずは団子を少し小さくする。あるいは置き時間を短くして、立ち上がりを早くする。そうやって一つずつ手を入れていくと、釣りが崩れにくくなり、結果として自分の引き出しが増えていきます。

もう一つ、これは現場で何度も痛感したのですが、エサ合わせは“魚”だけでなく“釣り場の空気”にも左右されます。風が止んで水面が静かな時間帯は、同じエサでもタナが上がりやすい。逆に風が出て水が動くと、抜けが良いエサが素直に効くこともあります。なので私は、釣り始めの段階で「水面」「風」「周りの釣れ方」をざっくり見て、まずは安全な状態(タナが暴れない状態)から入るようにしています。そうすると、焦って極端な調整をしなくて済みます。

椎の木湖で流行っているような強い釣りも、最初は私も「本当にこれでいいの?」と思いました。ところが、いざ試してみると、確かに当たりが明快で、釣りのリズムが作りやすい場面がある。もちろん万能ではなく、ハマらない日もあります。それでも、こういう“尖った使い方”を知っておくと、どうしても崩せない日や、周りと差をつけたい日には頼りになることがあります。結局のところ、バラケマッハは「基本」と「応用」の両方に付き合ってくれる、珍しい立ち位置のエサなのだと思います。

この記事が、これからバラケマッハを使ってみようと思っている方や、使っているのに再現性が出ずに悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。次に釣り場へ行くときは、配合を増やすより先に、「今日は団子サイズだけは揃える」のように、テーマを一つ決めて試してみてください。それだけでも、釣りが驚くほど整理されていきます。

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