釣りをするのであれば、特に海や船釣りではライフジャケットは必須のアイテムです。
ここではおすすめの軽量で小型の腰巻タイプのライフジャケットをご紹介します。
この記事は、こんな方におすすめ
- おすすめの軽量小型ライフジャケットを探している方
- 桜マーク付きのライフジャケットを探している方
- 膨張式の腰巻ライフジャケットを探している方
さっそくですが、今回購入してみてよかったライフジャケットを見ていきましょう。
目次
おすすめの小型軽量ライフジャケット
小型軽量ながら基準をクリアしたモデルのライフジャケットはこちらになります。
モーゲット BSJ-9320RSII
高階救命器具のウエストタイプライフジャケットです。
コンパクトで軽量のライフジャケットで従来品のウエストタイプと比較してみると半分ほどのサイズとなっています。
従来品が約530gでそれでも軽い方だと思っていましたが、この小型ライフジャケットはさらにコンパクトになったので、重量約470gと60g軽量化されています。
たかだか60gの軽量化ですが、実際に使用してみると肌感覚で軽くなったのがよくわかります。
元のパッケージにもシリーズ最小サイズとなっており、よりコンパクトな製品を目指したことがわかります。
本体裏側には左右の間違いがないようにRIGHT LEFTの表記がしてあります。
少し従来品と比較して変わっている点は、生地の上下に防水性の高いターポリン生地を使用していることでしょう。
ターポリンを使うと変な光沢があるため少し安っぽさがでてしまいますが、耐久面では向上しているといえます。
レールシステム採用
特許取得しているレールシステムを採用しています。
このレールシステムというのはライフジャケットのメッシュ部分にベルトが配置されており、このベルトをレールのように使い膨張していくシステムのことです。
メーカー説明では
参考
レースシステムとは?
ライフジャケットのメッシュ部分には、ベルト(レール)が配置されています。気室側にもベルト(レール)の上を行き来できるパーツが取り付けられており、膨脹時にそのベルト(レール)上を移動しながら膨脹するシステムを、レールシステムと呼びます。
と表記されています。
より軽量化され、コンパクトになって使いやすくなったのはよかったとして気になるのはその安全性ではないでしょうか?
次は安全面についての機能を見ていきましょう。
桜マークは取得している?
桜マークとは、国土交通省が試験を行って安全基準への適合を確認したライフジャケットに合格の印として押される桜型のしるしのことです。
ここでご紹介している モーゲット BSJ-9320RSII は、国土交通省型式承認品 Type A として型式承認を取得しています。
桜マークは、ライフジャケットのカバーを外して膨張する部分の内側をめくってもらうと確認できます。
国土交通省の承認を得たライフジャケットでもそこからさらにタイプ毎にそれぞれの特徴があり、 乗船する小型船舶の用途、航行区域及び構造によって、適当なものとそうでないものとがあります。
モーゲットはType Aとしてすべての小型船舶に使用可能となっています。
Type A以外の水上オートバイ用などのライフジャケットは他のタイプに属するので、釣りで使用できない可能性もありますので注意が必要です。
ポイント
モーゲット BSJ-9320RSII は、国土交通省型式承認品 Type A
ライフジャケットの着用義務
平成30年2月1日より、船舶職員及び小型船舶操縦者法施行規則の一部改正により、すべての小型船舶の乗船者にライフジャケットの着用を義務化されました。
船舶職員及び小型船舶操縦者法により、小型船舶に乗船する場合には、ライフジャケットを着用する義務があります。
もしこれに違反した場合は、
乗船者にライフジャケットを着用させなかった船長(小型船舶操縦者)には、遵守事項違反(船舶職員及び小型船舶操縦者法)として違反点数2点が付され、再教育講習を受講しなければなりません
※違反点数が累積して行政処分基準に達すると、最大で6か月の免許停止になります。
例えば基準をクリアしていないライフジャケットを付けている釣り客がいて、船釣りをしていた場合には、その船を操縦する船長が法令違反になるわけです。
そのため、船に乗るにはまず型式承認品であることを船長に確認してもらうことで違反となることを防ぐことができます。
桜マークを取得していない場合は、船に乗船することもできないと思いますので、よくよくご自身のライフジャケットを確認していただければと思います。
ライフジャケットは着用することにより、海中転落時の生存率が約2倍になると言われています。
命を守るためにも、そして楽しく釣りをするためにもきちんと着用し、ルールを守っていきたいものです。
安いライフジャケットは?
実はここでご紹介した、モーゲットはコンパクトモデルのライフジャケットとしては安い部類になります。
私が釣具店で購入した時には19800円の税込でした。
おそらくネットで購入した方がもう少し安くなっているかもしれません。
定価24200円となっています。
ここからインフレや原材料高騰の流れを受けて、値上げも十分に考えられるので、安くなっていれば早めに検討していただいた方が得策かと思います。
JACKALL(ジャッカル) 自動膨張式ライフジャケット JK9320RS
小型で軽量でコンパクトな安いライフジャケットをお探しであれば、モーゲットでいいかと思いますが、せっかく高い買い物で長く使うのであれば、もっとかっこいいのが欲しいという方には、ジャッカルのライフジャケットをおすすめいたします。
デニム柄の生地でライフジャケットをおしゃれに使うことができます。
実際のデニムを使用しているわけではなく、デニム柄で生地に昇華転写したデザインになっています。
製造元は高階救命器具なので、製品自体の安全性は問題なく、機能としても同一です。
ジャッカルのブランドロゴを身につけたい、カジュアルにライフジャケットにもこだわりたいといった人にはおすすめです。
ダイワ(DAIWA) コンパクトライフジャケット(ウエストタイプ自動・手動膨脹式) フリー DF-2220 2020モデル
ジャッカルと同じく、メーカーはダイワで揃えたいという人には、ダイワ(DAIWA) コンパクトライフジャケット(ウエストタイプ自動・手動膨脹式) フリー DF-2220 2020モデルがいいのではないでしょうか。
2020年モデルですので、在庫があれば安くなっている可能性もあります。
水没した時に自動で膨張するためのセンサーが、有効期限3年ごとであったりしますので、その点は注意が必要です。
説明書をなくしてしまった場合もメーカーに連絡すれば、交換用のセンサーの型式を教えてくれます。
それぞれの型式にあったセンサーボビンを定期的に付け替えるようにしましょう。
高階救命器具 ボンベキットのように、
交換用のボンベとセンサーがセットになったものもあります。
釣具店や通販サイトなどでも2500円ぐらいで販売されていますので、自分で付け替えることもできます。
16HR6F
※メーカーによっては安全点検付きで有料にはなりますが、センサー交換と安全点検もしてくれるサービスもありますので、不安な方は依頼してみるのもいいでしょう。
ライフジャケットは命を守る大切なアイテムです。
車検などと比べればセンサー点検は数千円で安いものです。
それで救われる命もありますので、価格だけにこだわらず、日々の安全点検を怠らず、正しくライフジャケットを着用するようにしましょう。
冬場は肩掛けタイプの方が暖かく使いやすいという人も多いです。
おすすめの肩掛けライフジャケットもありますので、以下の記事もご参照いただければ幸いです。
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