釣り具のリールは日本製のシマノやダイワが世界的にも有名ですが、一番高い最高級のリールは何だと思いますか?
ステラ?イグジスト? 実はそれ以上に高いリールも存在しています。
ここでは最高級のリールについて見ていきましょう。
目次
一番高いリールは?
現在販売されているリールの中で、特注のカスタム品を除き、一番高いリールは大物釣り用の電動リールになります。
そして最高額の最高級品リールがこちらです。
株式会社ミヤマエ製品の
「Miya Epoch G60」
ミヤエポック G60
その値段
メーカー希望本体価格 685,000円
なんと 68万円 を超えるリールがあるのです。
このリールは世界最大級のパワーとサイズの電動リールで、
クロマグロやキンメダイ、アコウダイ、アボラボウズなどの釣りに使われています。
開発の段階でアルミ棒を変形させるほどのパワーを発揮し、その力に耐えられるだけのボディーとなって最強の力を手に入れた最高級のリールです
いったいどんな会社がこのリールを作っているのかというと、実は日本の企業で製造されています。
製造元の株式会社ミヤマエは、1919年にへら絞り金属加工業として創業し、100年を超える歴史のある企業です。
世界初の電動リール開発で世界特許に輝き、工業製品からゴルフの人間のスイングを再現するゴルフスイングロボットの開発まで様々な開発を行っています。
実はミヤマエ社の電動リールのミヤエポックの中でも過去にはさらに高い値段で販売されていたリールがあります。
最も高いのは2005年に販売されていたマグロ用電動リール
ミヤマエ ミヤエポック PRO&AM US-50
その価格なんと
メーカー希望本体価格 752,000円
となっています。
こちらも超大型回遊魚、マグロ専用の大型電動リールです。
現在はカタログ落ちしており、店頭での在庫はなく、メーカー問い合わせとなっています。
先にご紹介した「Miya Epoch G60」 ミヤエポック G60 は ミヤエポック PRO&AM US-50の後継機種となっています。
ちょっと規格外レベルのリールでしたので、次に各メーカーによって最高級のリールは何なのかを見ていきましょう。
シマノで一番高いリールは?
シマノで一番高いリールはと言われると、ステラ!と答えたくなる人も多いのではないでしょうか。
しかし、ステラよりも高いリールが存在しています。
それがこちら
ビーストマスター MD 6000
その価格 185,000円 (税別)
となっています。
税込み価格で20万越えの高級リールです。
各通販サイトによっては割り引かれて17万円台になっていることもあります。
ご購入の際は下調べを忘れないようにしたいものです。
ビーストマスターはキハダ、クエ、カンパチなどの大型魚を圧倒的な速さで獲ることを目的に開発されたシマノ史上最強の電動リールとなっています。
やはり電動リールはとても高いということがわかります。
それでは次に、電動リールを除いてスピニングリールとベイトリールで一番高いリールをご紹介します。
シマノで一番高いスピニングリール
手巻きのスピニングリールで一番高いのはやはりステラとなっています。
ステラの中でも最も高いのが
ステラSW 30000
その価格 156,300円(税別)
税込み価格17万円以上となっています。
こちらは通販ではある程度の割引となっており、13万円台でも購入することはできそうです。
Amazonのようにさらに安い価格となっているところは在庫切れになっています。
ステラSW30000がどのようなリールかというと、200kg以上の超大型マグロを狙うためのリールで、巻き心地はもちろんのことドラグ性能も素晴らしく、スプールもPE12号を375mも巻くことができる大型のスピニングリールです。
やはりマグロを対象としたリールは、桁が一つ違います。
続いては、ベイトリールを見てみましょう。
シマノで一番高いベイトリール
ベイトリールで一番高いのは
ティアグラ 130Aというリールです。
※販売先がなくリンク先が80WAとなっています。
最高級モデルは130Aになります。
その価格は 165,300円 (税別)
税込み価格で18万円以上となります。
ティアグラ 130Aは、世界最候補のトローリング仕様のベイトリールです。
■品番 ギア比: 2.1/1.15
■最大ドラグ力: 392.0N / 40.0kg
■自重: 4935g
■糸巻量(ナイロン): 130lb-845yd
■糸巻量(ナイロン): 40号-1030m、80号-490m
電動であれ、手巻きであれ、マグロを対象としたリールは非常に高価であることがわかりました。
続いては、ダイワの最高級リールについて見ていきましょう。
ダイワで一番高いリールは?
続いてはダイワ社で最高級のリールをみていきます。
ダイワのリールの中で最も高価なリールこちらです。
マリンパワー 3000-24V
その価格 450,000円(税別)
税込み価格495,000円以上となっています。
ダイワには50万円近いリールがあったのです。
このリールは、カジキ・キハダに代表される大型回遊魚や海底に潜むモロコ・カンナギ、また深海の高級魚キンメダイ・アラなど、船釣り師垂涎のターゲットを手にするためのモンスター電動リールです。
続いて、電動リールを除く手巻きのリールで最高級のリールはこちらになります。
ダイワで一番高いスピニングリール
スピニングリールの中でダイワの最高峰はこのリールになります。
ソルティガ 20000-H
その価格 138,900円(税別)
比較的多く需要のある製品なのでネットでの取り扱いもあり、12万円以下となっている販売店もあります。
佐藤偉知郎完全監修したクロマグロキャスティング用リールです。
大型クロマグロを獲るために求められるラインキャパ、トルク、スピードの最高バランスを探求し、辿り着いた最高級品です。
ダイワで一番高いベイトリール
ベイトリールの中でダイワの最高峰はシリーズ同じく2022年発売の
ソルティガ 15
その価格 80,000円(税別)となっています。
ジギング用のベイトリールで、今までのリールからすると少し安く感じてしまうかもしれませんが、それでも8万円はかなり高級リールです。
ソルティガはスピニング、ベイトともに人気で店頭取扱も比較的多いので通販サイトでは70,000円、セール期間などでは7万円以下でも購入できます。
僅差ではありますが、
スティーズ LTD SV TW
こちらが 72,000円(税別)となっています。
ソルトウォーター対応ですが、主にルアー用バスフィッシングで使われることが多い人気の製品です。
シマノとダイワどちらが高い?
永遠のライバルのシマノとダイワで比較すると
電動リールはダイワ、手巻きリールはシマノが高級ということがわかります。
ただし、高級だからすべてがいいというわけではなく、使用環境やロッドとの組み合わせも重要になってきます。
高級リールはメーカー最高峰の技術や素材も使われていますが、それを使いこなせるかは、釣り人の技量にかかっています。
釣技を磨き、最高峰のリールを使いこなすことができれば、今まで取れなかった魚も釣りあげることができるようになるでしょう。
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